61歳の抵抗
「栄光への架橋だ!」五輪屈指の名言を生んだNHKアナウンサーの“秘蔵メモ” 「文藝春秋」編集部 「伸身の新月面が描く放物線は栄光への架橋だ!」 2004年アテネ五輪体操男子団体決勝で日本が28年ぶりの金メダルを獲得した瞬間、実況を担当したNHKの刈屋富士雄アナウンサーが発したこの言葉は、スポーツ実況の歴史の中でも屈指の「名言」として、人々の記憶に残っていることだろう。 (「文藝春秋」編集部/文藝春秋 2020年1月号)