ANA/田中瞳(TX)
八千草薫†
—俺たちの旅(1975年、日本テレビ) - 中谷美保役(オメダの母親役)
#youtube(IalnAsOLQi4)
- 八千草薫
- やちぐさかおる
- 女優
- 大阪府出身
- 宝塚音楽学校卒
- 所属事務所:柊企画
- 愛称:ヒトミ、ヒトミちゃん
- 公称身長154cm
- 夫: 谷口千吉 (1957年 - 2007年死別)映画監督 再々婚(享年95)
- 1931年01月06日 - 2019 年10月24日(88歳)
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- 「いつもの寅さんパターンだよなー思ってみると意外な展開」
シリーズの第10作『男はつらいよ 寅次郎夢枕』(1972年公開)で八千草さんは、寅さんや妹・さくら(倍賞千恵子さん)の幼馴染である志村千代に扮して登場する。
https://youtu.be/SYLCF0i4HJY
- (アサ芸)山口百恵と三浦友和のゴールデンコンビの第1作「赤い疑惑」(75年、TBS系)でのことだ。
百恵は不慮の放射線事故にあい、白血病となって短い生涯を終える役。それを支える恋人(実は異母兄妹)が友和で、百恵の両親が宇津井健と八千草薫となっていた。ところが、八千草は6話を終えたところで異例の緊急降板。その理由を、友和の母親役で出演していた原知佐子がのちに明かしている。
「当時の百恵ちゃんのスケジュールが分刻みで、それに合わせて深夜や早朝のスタートということも多かったの」
さらに、現在のマルチアングル(同じシーンを別角度からも撮る手法)では考えられないが、百恵に向かって宇津井健が語りかける場面などでは、カメラは百恵の背中側からに固定。後ろ姿の百恵は体格が似た女性が“影武者”で演じ、百恵の顔のアップだけ別撮りしていたという。
八千草はこうした撮影手法に耐えきれず、降板を申し出た。翌76年の「赤い運命」では、黒澤明作品でも知られる名優・志村喬が同じように途中降板している。百恵自身には罪はないが、改めて八千草薫の「女優としての矜持」を思い起こさせる。
- 松本零士氏「わが青春の幻影、女神」八千草さんは「メーテル」のモデル
- 2019/10/30(スポニチ) 八千草さんと交流があった浜村はスポニチ本紙取材に「名女優とは芸だけでなく人柄も素晴らしい。あんなに柔らかく他人に接する人は少ない」と悼んだ。
2012年、大阪市内の映画館「シネ・ヌーヴォ」が八千草さんの亡き夫・谷口千吉監督生誕100年を記念して特集上映を行った際、浜村が司会で八千草さんのトークショーを開催した。30分の予定が気づけば2時間たっていた。終戦1週間前に大阪市内の自宅が大空襲で焼けたことや、森繁久彌さんからプロポーズされたことも告白。自然を愛する八千草さんらしく「庭で狼を飼いたい」とも話したという。