1981年11月4日生まれの現在37歳、奈良県出身で血液型はA型。女優として活動をしNHK連続テレビ小説『カーネーション』に出演。1996年、当時中学校2年生の頃に映画監督の「河瀬直美」の目に止まり、1997年の映画「萌の朱雀」で女優、芸能界デビューを果たす。2000年の高校卒業を期に上京をし本格的に女優活動開始。
2007年には映画「殯の森」に出演をし、第60回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門でグランプリを獲得、2009年には「火の魚」でも日本映画祭で賞を幾つも受賞。2011年にはNHK連続テレビ小説『カーネーション』のヒロイン、2014年にはフジテレビの月9ドラマ「極悪がんぼ」に初出演。2017年には映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』でも賞を受賞。
悪女の事件・第一夜 坂道の家(新聞ラテ欄表記…松本清張サスペンス 悪女の事件・第一夜「坂道の家~魔性の女が招く連続殺人の罠!美しい理容師に全財産を奪われた初老の男!!嫉妬と憎しみの殺意…浴室の氷のトリック」) 第41回放送文化基金賞テレビドラマ番組部門奨励賞受賞作品。「東京ドラマアウォード2015」作品賞優秀賞受賞作品。「派手な安売りを展開する大型店を横目に、吉太郎(柄本明)が経営する寝具店は良質なサービスで対抗。地道に売上げを伸ばしていた。すべては金を貯めることだけを生き甲斐にしてきた吉太郎のおかげ。そんなケチくさい夫に妻のミツ(渡辺えり)も不満はありながらも、大人しく妻としての務めを果たしている。ある日、吉太郎の店に匂い立つような魅力あふれる若い女性・りえ子(尾野真千子)が客としてやってきた。一目で魅了されてしまった吉太郎は、りえ子が欲しがっているシーツを「お金は今度で」と渡してしまう。そのりえ子のアパートを訪ねたことから、吉太郎とりえ子の仲は急速に深まって行く。りえ子が勤める理容室に行き、その帰りに酒を飲むと2人は男女の関係に…。しかし、りえ子は、吉太郎に身をゆだねながら、今は亡き母・鷹子(笛木優子)のことを思い出していた。りえ子の故郷である小さな港町で、次々と男たちに抱かれていた母。幼いりえ子はそんな母に嫌悪感を抱きながらも、上京してからは母のように男たちと関係を持ち、金を手に入れていた。そして今、そんな彼女の目の前には吉太郎が…。1年後。仕事しか能がなかった吉太郎は、すっかり豹変。商売はおろそかになり、貯めた金はりえ子の独立資金へと消えていた。そんな夫にさすがのミツも文句を言うが、吉太郎は残金がなくなっていく通帳を手にしながらも「何に使おうと俺の勝手だ」と言い放つ。そのころ、りえ子はある新聞記事に目を奪われていた。今は大学准教授となった初恋の相手、直樹(小澤征悦)の記事だった。りえ子の母のおかげで、直樹との恋も泡のように消えてしまった。しかし、久々に見る直樹の顔に、上京して一人で生きてきたりえ子は、今までになかった安らぎを覚える。「直樹さんに、会いたい…」。りえ子と直樹の間には、消し去ることができない“暗い過去”があったが、それをあえて断ち切ったりえ子は、直樹の前に現れる。突然の再会に一瞬言葉を失う直樹だったが…。直樹への淡い恋心を取り戻してしまったりえ子。しかし、微妙な心の変化を吉太郎は敏感に嗅ぎ取っていた…。りえ子と吉太郎、そして直樹。3人に想像も出来ない修羅場が訪れようとしていた。【この項、テレビ朝日広報資料より引用】」「設定から演出、トリックにいたるまで、「昭和」の風味がてんこ盛り。わざわざ現代に置き換える必然性はあったのだろうか。他方、俳優陣に演技は素晴らしい。嫉妬に狂う柄本、取り乱す渡辺、陰を宿した悪女を妖艶に演じる尾野。鬼気迫る芝居対決は圧巻だ。【この項、文:神庭亮介氏(「朝日新聞」2014/12/06付「試写室」より引用)】」「松本清張の名作を現代を舞台にリメークし、男女3人の愛憎劇を描く。破滅の道をたどっていく初老男、会ってはいけない相手と再会したばかりに冷静さを失っていく男、そして人生を狂わせる美貌の女…。修羅場を演じる演技派役者たちの狂気の世界にぐいぐい引き込まれる。【この項、産経新聞2014/12/06付より引用。署名:(柳)】」協力:バスク、日本照明、ケイカンパニー、ジェニック、テレビ朝日クリエイト、ザ・チューブ、スポット、イマジカ、ファン。撮影協力:糸魚川市、上越市、上越漁業協同組合、柿崎観光協会、上越映画鑑賞会、中村屋ふとん座、JR西日本ロケーションサービス、ジョンソンタウン、咲蘭房、島崎 川崎球場、ぬながわフィルムコミッション、上越市観光コンベンション協会、長岡ロケなび、新潟県フィルムコミッション協議会、ロワジールホテル上越、Hair Salon ONO、京王電鉄、京王不動産、In Field。協力:北九州市立松本清張記念館、エス・エヌ企画、日本文学振興会松本清張賞事務局。
美術 北谷 岳之、(美術進行:山本 洋輝)(大道具:伊藤 浩樹)(装飾:高畠 一朗)(持道具:金子 千夏)(植木:杉田 英展)(衣装(衣裳):城宝 昭子)(ヘアメイク:中西 樹里)(スタイリスト:藤井 牧子)(ヘアメイク(尾野真千子):山内 聖子)