中央流沙~夫の死は偽装心中!無念の妻の闘いは中国桂林からベトナムへ…遺された楽譜コードが官僚汚職の闇を暴く!秘蔵の名作を映像化 海外援助開発庁の課長補佐・倉橋(石黒賢)が収賄の疑いで警視庁から事情聴取を受けた。倉橋は疑惑を全面否定したが、新聞記者の川辺(高嶋政宏)が動いていることを知った上司の岡村局長(西岡徳馬)は倉橋にベトナムへの転勤を命じた。あまりにも急な人事に倉橋の妻・節子(和央ようか)は動揺を隠せない。そんな時、岡村が通う高級会員制クラブの経営者・堀田真紀子(かたせ梨乃)が倉橋を呼び出した。真紀子によれば、贈賄の疑いがかけられている建設会社社長・西(六平直政)の逮捕は時間の問題だという。これで倉橋が追い詰められれば、岡村はもちろん、その上の憲友党副幹事長・山脇(天田俊明)にまで事は及ぶ。真紀子は倉橋にしばらく身を隠すよう強要した。やがて、夫と何日も連絡のとれないことを不審に思う節子のもとに、倉橋の死体が中国の桂林で見つかったという知らせが入った。しかし、発見された倉橋の傍らにはほかの女性の死体が横たわっていた。桂林といえば倉橋と節子が初めて出会った思い出の場所。そんなところで夫が心中なんて絶対ありえないと確信した節子は、遺体確認のため中国に向かった。桂林に着いた節子は現地のスタッフ・喜代(小林綾子)から、もしもの時は妻に渡して欲しいと倉橋から預かっていたという楽譜を受け取った。と、あることに気づいた節子は、ピアニストとして真紀子の店で働き始めた……。【以上、TBS広報資料より引用】