伝七捕物帳(第14回)誓いの舞扇(伝七捕物帳(日本テレビ版)(第14回))
弱きを助け、強きを挫く!情に厚く、正木流免許皆伝の十手術と万力鎖の技で悪に立ち向かう岡っ引、「黒門町の伝七」を中村梅之助が演じた痛快時代劇の第14回。ある雨の日、菊乃屋の小春(和田幾子)は、出刃包丁を持った清次郎(嵐圭史)に出会った。そばには鬼源と呼ばれる金貸しの森田屋源兵衛(北山年夫)が倒れていた。西柳流の若師匠だった清次郎は3年前、家元富三郎(和沢昌也)が倒れ跡目問題が起こった時、自分は後添いの連れ子だからと嫡子の兄・和十郎(平林尚三)に義理立てて身を引いたのだ。だが、踊りがすべてだった清次郎は、それからは放蕩な暮らしでウサを晴らしていた。かつて清次郎の弟子だった小春は自首を勧めるが…。【以上、BS日テレ広報資料より引用】連続ドラマ『伝七捕物帳』(放送期間1973/10/02~1977/10/11、全160回)の第14回。1979年からテレビ朝日でも同名ドラマが放送されており、それと区別するため「日本テレビ版」と付記している。【役名(演技者)】黒門町の伝七(中村梅之助)、がってんの勘太(高橋長英)、かんざしの文治(今村民路)、赤っ鼻の五平(瀬川新蔵)、小春(和田幾子)、藤助(中村靖之介)、早瀬市之進(北相馬宏)、ちょろ松(稲吉靖司)、新吉(続木太郎)、お玉(呉恵美子)、平吉(花沢徳衛)、清次郎(嵐圭史)、お菊(三林京子)、お波(浅茅しのぶ)、大垣孫太夫(小林勝彦)、富三郎(和沢昌治)、森田屋(北山年夫)、和十郎(平林尚三)、喜之助(石丸博也)。【出典:ドラマ本体のクレジット表示より採録(採録:古崎康成)】