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北の国から†
北の国から
第14回テレビ大賞受賞。第19回ギャラクシー賞受賞。日本プロデューサー協会賞特別賞受賞作品。脚本に対して山本有三記念路傍の石文学賞が贈られた。北海道の自然の中に移り住んだ父子の姿を描く名作。「北海道富良野市を舞台に、自身も富良野市に移住した倉本聰が、東京から引っ越してきた黒板五郎(田中邦衛)一家と周辺の人々の姿をじっくりと描いた名作ドラマ。1981年の連続ドラマから『2002遺言』まで21年間にわたってスペシャル版が制作され、連ドラ時には幼かった吉岡秀隆(純)と中嶋朋子(蛍)の成長を視聴者も見守る形となった。「~なわけで」、「~と思われ」など、倉本節とも言える純の語り口が独特の雰囲気を生み出した。【この項、早稲田大学演劇博物館開催「大テレビドラマ博覧会」(2017/05/13-08/06開催)での展示説明文より引用】」アメリカ映画「アドベンチャーファミリー」、ドラマ「大草原の小さな家」などをヒントに富良野に移住した倉本氏が4年間構想を練って発表したもので、倉本聰の代表作のひとつといわれる。登場する人物はみんな人間臭い市井の人々ばかりだが、そこから力強い感動を生み出させた力量が高く評価されその後も断続的にスペシャルドラマで続編が制作された。協力・富良野プリンスホテル、東亜国内航空、北海道富良野市、北海道文化放送、ジョセフィーヌ(4)(9)(10)、豊島園(13)、ヨネクラジム(15)(21)、UFOと宇宙(19)、ベースボールマガジン社(21)。【出典:ドラマ本体のクレジット表示より採録(採録:古崎康成)】
『北の国から』(きたのくにから)は、フジテレビ系で放送された日本のテレビドラマのシリーズ。原作・脚本は倉本聰。主演は田中邦衛。
連続ドラマとして「金曜劇場」枠で1981年10月9日から1982年3月26日まで毎週金曜日22:00 - 22:54に放送された後、ドラマスペシャルとしてシリーズ化され、8編のドラマスペシャルが1983年から2002年まで放送された。北海道富良野市(主に麓郷地区)を舞台に、北海道の雄大な自然の中で田中演じる主人公・黒板五郎と2人の子どもの成長を21年間にわたって描く。
概要
東京から故郷の北海道に戻り、大自然の中で暮らす一家の姿を描く。脚本は倉本聰[1][2]で、北海道の雄大な自然の中で繰り広げられる。連続ドラマ放送後、8編に及ぶドラマスペシャルが放映された。主題歌の作曲・スキャットは、さだまさし。
連続ドラマ
全24話。テレビ大賞受賞作品。異例の1年2か月間に及ぶ長期ロケを敢行。スタート当初は視聴率も一時は1桁台に落ちた[注釈 1][3]ものの尻上がりに上昇し最終回には20%を突破、平均視聴率は14.8%を記録した。また最終回放送日には各新聞朝刊にお礼広告を出稿。視聴者から寄せられた投書も1万通を超えた。
ドラマスペシャル
連続ドラマの好評を受け、10年単位で子役の成長を追う大河ドラマというコンセプトで、当初から長期シリーズとする予定で開始。ドラマスペシャルでは常時視聴率20%超えを記録した。全ての作品がビデオ化されている。
- CX 放送曜日 金 放送期間 1981/10/09~1982/03/26
放送時間 22:00-22:54 放送回数 24 回 連続/単発 連続
番組名 金曜劇場
- 出演 田中 邦衛、吉岡 秀隆、中嶋 朋子(中島 朋子)、いしだあゆみ(1)-(4)(7)-(10)(13)(14)(17)(19)(22)(24)、竹下 景子(1)-(6)(8)-(14)(16)-(24)、大滝 秀治(1)-(3)(6)(11)(12)(15)(16)(21)(23)、岩城 滉一(1)-(12)(15)-(19)(21)(24)、原田美枝子(2)-(8)(12)(14)-(18)(20)、地井 武男(1)(2)(4)(5)(7)-(13)(15)-(22)(24)、熊谷美由紀(松田美由紀)(1)-(11)(18)(21)、大友柳太朗(5)(8)(10)-(12)(15)(16)、児島美ゆき(18)-(22)(24)、石井 富子(石井トミコ)(3)、宮本 信子(4)(17)、ガッツ石松(19)(21)、林 美智子(8)-(10)(16)、小松 政夫(6)(11)、平田 満(23)、酒井ゆきえ(20)、伊丹 十三(13)(14)(23)、清水まゆみ(1)(2)(4)(5)(7)-(12)(15)-(22)(24)、今井 和子(1)(2)(6)(10)-(12)(15)(16)(18)(21)、中沢 佳仁(2)-(12)(14)-(16)、塩月 徳子(2)-(8)(10)-(12)(15)-(18)(20)(22)、塔崎 健二(2)(3)(5)(7)(8)(10)(11)(15)-(18)、今野 照子(2)(5)(7)(10)-(18)(20)、南雲 佑介(1)-(5)(7)(8)(10)-(12)(15)-(22)(24)、尾上 和(1)(4)(5)(7)(8)(10)-(12)(15)-(22)(24)、永浜三千子(1)(2)(6)(13)(14)(20)、園 めぐみ(結城 マミ)(3)(7)(8)(13)(14)(23)、前沢 迪雄(3)(19)、刀原 章光(3)(19)、高橋のぞみ(3)-(7)(12)(15)-(17)、村井 国夫(6)(8)、高山 千草(7)、岡田 和子(7)、泉 よしこ(7)、江川 菜子(江川のり子、太地 琴恵)(8)、山中 秀樹(9)、蟹江 敬三(11)、高野 嗣郎(11)、長谷川康夫(11)、石丸謙二郎(11)、荒瀬 寛樹(晶衛 里仁)(11)、横尾 三郎(11)、田辺 和之(11)、坂井寿美江(坂井すみ江、坂井すみゑ)(11)、永井 恵子(11)、青木かずもり(11)、泰 正二(11)、藤田 淑子(13)(23)、新田 勝江(13)、高山 真樹(13)、簗 正昭(13)、下川 洋一(13)(14)、吉田 俊博(13)(14)、塩田 英湖(13)、浦島ゆらこ(浦島ゆら子)(13)、依田 智(13)、藤野 晃(13)、日野 邦彦(13)、関 啓三(13)、大島 科子(13)、大石 保子(13)、斎藤 晴彦(斉藤 晴彦)(14)、真鍋 敏(14)、平田 朝音(14)、矢田 稔(15)(17)、石井 愃一(15)(16)、岡本 麗(15)(16)、伊尾 正子(15)(16)、武内 文平(16)、佐々木 剛(八代 悠)(16)、宇南山 宏(16)、神田 正夫(16)、田村 元治(16)、松村彦次郎(17)、羽鳥 靖子(18)-(22)、佐藤 健治(18)、石田 誠三(18)、松尾真知子(18)(24)、小川 真司(19)、佐藤 晟也(19)、長岡恵利子(19)、小川 英男(19)、竹村 逸平(19)、柏井 浩三(19)、木村 昭宏(19)、中村 育二(19)、西村 裕子(19)、栗田 文恵(19)、今井 耐介(19)、宝木原博也(19)(22)、川崎 輝雄(19)(22)、新城 彰(19)、草薙幸二郎(20)、福田 公子(20)、阿部 希郎(20)(21)、藤田 啓而(20)(21)、三谷 俊夫(20)、赤根谷芳雄(20)、みずほ 幸(21)、吉田 勇作(21)、吉田 大三(21)、浦谷 信彰(21)、上山 克彦(22)、梅野 泰靖(23)、小野 武彦(23)、上月左知子(上月佐知子)(23)、三好美智子(23)、汐路 章(潮路 章)(23)、坂元 昭二(23)、吉田 丈弘(23)、立樹 健(23)、千代田玄海(23)、宇都宮英世(23)、大塚登美枝(23)、鮎川 久美(23)、原田あおい(23)、渡辺 忠臣(23)、後根 宜将(23)、大林 隆介(大林隆之介)(24)、近藤 雄介(24)、古賀プロ、劇団ひまわり、劇団日本児童、東京宝映
- 脚本 倉本 聰(倉本 聡)
- プロデューサ 中村 敏夫、富永 卓二
- 演出 富永 卓二(1)-(3)(7)(9)(12)(13)(16)-(18)(24)、杉田 成道(4)(5)(10)(11)(14)(19)(20)(22)、山田 良明(6)(8)(15)(21)(23)、(演出助手・阿部 久)(記録・石塚多恵子)
- 局系列 FNN
- 制作会社 CX
- 制作 (制作補・森井 勝美)
- 音楽 さだまさし、(音声・西田 貞雄)(音響効果・篠沢 紀雄)
- 主題歌 (さだまさし)
- 撮影技術 (技術・佐藤 実)(カメラ・竹越 由幸)(照明・本間 利明)(映像・五十嵐万治(1)-(3)(8)-(24)、橋本 和司(4)-(7)、小沢 健二(4)-(7))(録画・森田 繁夫(1)-(21)、中田 安優(22)-(24))(視覚効果・中山 信男)(写真・島田 和之)(編集・中田 安優(1)-(6)、小泉 義明(7)-(24))
- ビデオ VT:フジテレビ/ポニーキャニオン、DVD:フジテレビ映像企画部/ポニーキャニオン
- 美術 藤森 信之、(美術制作・的場 忠)(美術進行・一色 隆弘)(タイトル・川崎 利治)(大道具・山県 昭三)(装飾・相馬 徹)(持道具・大里 誠一)(衣裳・萱田 典弘)(メイク・大田 修)