Movie
帰って来た木枯し紋次郎†
『帰って来た木枯し紋次郎』(かえってきたこがらしもんじろう)は、1993年11月20日に東宝洋画系の日比谷シャンテ・シネ1で12月3日までの限定で特別単館上映された日本映画。
完成度の高さから映画公開が決定。テレビでの放送に先立ち、2週間限定で劇場上映された
ストーリー†
弘化3年。溯ること5年前に木曽山中で、仇討ちと付け狙っていた2人組の渡世人に襲われ、崖から落ちて死んだと思われていた渡世人、木枯し紋次郎は、きこりの伝吉に助けられ、杣人(そまびと)となって働いていた。
そこに6年前、木曽から姿を消した伝吉の息子の小平次が渡世人となって現れ、伝吉に上州で大仕事をすると公言し、上州に再び戻って行った。大怪我を負った伝吉は小平次の行く末を危ぶみ、最期の頼みと紋次郎に対し、渡世人に戻り、小平次を連れ戻してほしいと懇願され、再び草鞋を履く決意をし、因縁のある上州に向かうこととなった。
出演者†
- 木枯し紋次郎 - 中村敦夫
- お真知 - 坂口良子
- 木崎の五郎蔵 - 岸部一徳
- 木曽の伝吉 - 加藤武
- 弁天の小平次 - 金山一彦
- おたみ - 鈴木京香
- お常 - 牧よし子
- 浅香盛助 - 石橋蓮司
- 上江田の十兵衛 - 小林昭二
- 上江田の八兵衛 - 中原丈雄
- 富岡屋惣左衛門 - 神山繁
- 虎之助 - 尾藤イサオ
- 捨吉 - 井上博一
- 源八郎 - 保木本竜也
- 丑松 - 加藤満
- 熊太郎 - 宇治川理斉
- 多助 - 永妻晃
- 足利屋利三郎 - 小沢象
- 犬伏屋重助 - 浦信太郎
- お真知の少女時代 - 橘優美
- 母親 - 藤あけみ
- 酔いどれ浪人 - 上條恒彦
- 掛け茶屋の親爺、ナレーター - 日下武史
- 商人A - 遠藤良光
- 商人B - 山口真司
- 商人C - 佐々木敏
スタッフ†
- 監督 - 市川崑
- 脚本 - 市川崑、中村勝行、中村敦夫
- 企画 - 能村庸一、松前洋一
- プロデューサー - 鈴木哲夫、本間信行、小嶋伸介
- 原作 - 笹沢左保
- 撮影 - 五十畑幸勇
- 美術 - 村木忍
- 照明 - 下村一夫
- 録音 - 斎藤禎一
- 整音 - 大橋鉄矢
- 編集 - 長田千鶴子
- 音楽 - 谷川賢作
- 主題歌 - 『だれかが風の中で』
- 作詞 - 和田夏十
- 作曲 - 小室等
- 編曲 - 寺島尚彦
- 唄 - 上條恒彦
- スチール - 橋山直己
- 助監督 - 手塚昌明
- 製作担当 - 秋元浩之
- 殺陣 - 美山晋八
- 装飾 - 浜村幸一
- 製作補 - 藤田知久、川渕豊喜
- 企画協力 - 榎本喜久枝
- 技術協力 - PCLハイビジョン事業部
- 協力 - 京都センチュリーホテル、京都大覚寺、京都仁和寺、協同飼料研究所
製作協力 - 東宝映像美術、東宝スタジオ、高津映画装飾、映像京都
- 機材 - ARRIFLEX 535/nac
- 現像 - PCL