TV/俺たちの旅/No.50 40年目の遺言

第一章 島と船

島陰と船のデッキ

ひときわ目立つ白いワンピースの女

通りかかった若い船員に話しかける

船員:「・・・もうじき着きます、これから湾内の港に向かいます、あと30分で到着です」

女:「島から遠ざかってるみたい、せっかく近づいたのに・・・」

海と島影を見ていた女が顔を見せる、オメガの妹、真弓だ。

女:(カースケったらこんな遠くにきてるなんて、手間ばっかりかけさすんだから・・・)

心配そうな顔

エピローグ

まゆみの献身的な介護を受けていたカースケ

島の遠藤医師は脳梗塞は奇跡的にかいふくしてると宣言

あとは、きっかけ!

人生に必要な少しのキッカケ

と言い残す

しかし、カースケにまだ言葉は戻らない

ふと見ると自分の農園にグズロク、オメダも集まっている

みんなの笑顔、鮮烈な太陽、田んぼを泳ぎ回るホワイトダック

ふと、田んぼの向こうの丘に高級外車停車

カースケさーーん!!

英国生地の陰からワカメの笑顔

実業家ワカメが、投資の確認にカースケ農場にあらわれたのだ

助手席から洋子そっくりの愛人が降り立つ

カースケ、むくりと顔を上げる

口をもぐもぐ

立ち上がり丘を見つめる

よ、う、こ、、、、

まゆみ、びっくりしてカースケに駆け寄る

カースケが喋った!!

みんなもカースケの周りに集まる

喋れなかったカースケが

笑顔で

おい、みんな、また一緒に暮らしてみないか!

まゆみ 信じられないという顔、みるみる涙混じりの笑顔

カースケの周りにみんなが集まる

そうさ、離れていても

俺たちはいつも一緒だった

それが俺たちの旅

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