渡る世間は鬼ばかり(渡る世間は鬼ばかり(第6シリーズ)、渡る世間は鬼ばかり(6))
岡倉大吉(藤岡琢也)の次女・五月(泉ピン子)の嫁ぎ先・幸楽ではまた大きな問題が起こっていた。健治(岸田敏志)が結婚相手の女性・光子(奥貫薫)を連れてきたのだ。幸楽の厨房を手伝い「幸楽弁当」として独立した健治は、栄養士の資格を持っている光子も弁当部門に参加させたいと言い出した。五月や勇(角野卓造)は温かく迎えるが、キミ(赤木春恵)は大反対。かつては嫁婿だった健治が再婚することがおもしろくないのだ。聖子(中島唱子)も新しく入ってきた光子が気に入らず、何かにつけて敵視する。幸楽を二分させかねない問題に五月は。一方、大吉の五女・長子(藤田朋子)は一人娘・日向子(大谷玲凪)の教育を姑の常子(京唄子)に任せ、夫・英作(植草克秀)が単身赴任していることもあり、自分の仕事に没頭していた。そんなとき、英作が倒れたと知らせが入った。【以上、TBS広報資料より引用】この第6シリーズから中華「幸楽」2階の住居部分のセットを横に60センチ広げたという。横長画面のハイビジョン対応のためといわれている。第26回(2002/09/26放送)、第39回(2002/12/26放送)は、それぞれ拡大版(木曜21:00~22:54)のため当データベースでは別データとして収録している。協力:緑山スタジオ・シティ。【出典:ドラマ本体のクレジット表示より採録(採録:古崎康成(11)(12)、データ協力:秋の夕映え)】《16:9》
渡る世間は鬼ばかり(第二十六回)(新聞ラテ欄表記…渡る世間は鬼ばかり 秋の二時間スペシャル)(渡る世間は鬼ばかり(6)(第26回))
突如、お店で倒れてしまったキミ(赤木春恵)。医者から脳の血管が詰まっていると診断され、しばらくの間入院することになった。幸い命に別状はなかったが、五月(泉ピン子)が看病につくことで「幸楽」は人手不足の危機。そんな中、ニューヨークから正則(宮下裕治)の父親・忠信(神田正輝)が「幸楽」にやって来た。勇(角野卓造)と久しぶりの再会を果たし、すっかり気分の良くなった忠信は、正則と愛(吉村涼)の結婚話を切り出して…。一方、「おかくら」でも様々な問題が持ち上がりつつあった。大吉(藤岡琢也)の元を訪れた宗方(井上順)が、葉子(野村真美)に再度プロポーズを試みたのだ。ひとり結婚式の日取りまで考える宗方に、葉子の反応は…?そして、大阪に帰っていた常子(京唄子)は、由紀(小林綾子)・伸彦(葛山信吾)夫婦とうまくいかず、寂しい毎日。久しぶりに「おかくら」へ電話をするが、楽しく過ごしていそうな英作(植草克秀)・長子(藤田朋子)夫婦に何も言うことができず、はじめて常子は孤独を実感する。【以上、TBS番組広報資料より引用】協力:東通、アックス、緑山スタジオ・シティ。【役名(演技者)】小島五月(泉ピン子)、小島 勇(角野卓造)、岡倉大吉(藤岡琢也)、城代忠信(神田正輝)、小島キミ(赤木春恵)、田島周平(岡本信人)、山下健治(岸田敏志)、山下光子(奥貫薫)、高橋文子(中田喜子)、岡倉葉子(野村真美)、本間長子(藤田朋子)、本間英作(植草克秀)、野々下邦子(東てる美)、野々下長太(大和田獏)、本間由紀(小林綾子)、宗方直之(井上順)、本間常子(京唄子)、青山タキ(野村昭子)、山口政子(草笛光子)、小島 愛(吉村涼)、小島 眞(えなりかずき)、田島聖子(中島唱子)、宮部 勉(山田雅人)、城代正則(宮下裕治)、森山壮太(長谷川純)、本間伸彦(葛山信吾)、春日静子(大寶智子)、客(久保晶)、高橋 望(冨田真之介)、浩次(池田幹)、野々下加津(宇野なおみ)、野々下ミカ(小此木麻里)、救急隊員(田中允貴)、桐野サチ(神津千恵)、本間日向子(大谷玲凪)。【出典:ドラマ本体のクレジット表示より採録(採録:古崎康成)】《16:9》
第6シリーズ
岡倉大吉とおかくら
大吉は行くあてのない森山壮太をおかくらで雇う。タキは調理師免許の試験を受けて合格する。壮太の父がおかくらを訪ねて来て、高校を続けさせたいという。しかし、壮太は立派な板前になることが夢だと言って断る。
野田家
あかりは息子の勇気と二人で自立して生活するために、おむすびの移動販売を考える。元夫の和夫が現れて復縁を願うが頑として聞き入れない。良と弥生のごはんやは順調に営業していたが、突然良は経営困難になっている会社の女社長の手伝いをすると言って仙台へ行ってしまう。二人の仲を心配した良の母ハナは自ら説得して連れ帰ると仙台へ旅立つ。
小島家
五月のところへ健治が結婚するといって光子を連れてくる。やり手の光子は幸楽の弁当販売の得意先を増やし始める。眞と加津は行方不明になった森山壮太を見つけ出し、大吉に身の振り方を依頼する。 ニューヨークから健治と久子の娘である加奈がやってきて幸楽をかき回す。久子の境遇が心配になったキミは単身ニューヨークに渡る。そして小さな喫茶店を開く開店資金として2000万円を渡す。それに不満を持った勇はバーのママ里美の元に毎晩通い続け、仕事に手がつかなくなってしまう。 加津がインターネットに書いていた小説が認められ、単行本として出版される。大きな話題になり、幸楽にファンの客が押し寄せる。古い旅館で仲居をしている加津の母もその本を知り、加津と会うためにインターネットで連絡をとり始める。 愛はアナウンサーを目指し、城代に英語のレッスンを頼む。そして両親に内緒で放送局にADとしてアルバイトに行く。
高橋家
望が自分の娘にストーカーをしていると金田利子が訴えてきた。実は音大を目指す友人同士だった。突然家に駆け込み怪我を負わさせられる。怪我の功名それを機会に文子と利子は仲良くなる。
葉子
葉子はいまだに政子と暮らしている。仕事の関係上、宗方との付き合いはあるが結婚までは踏み込めない。仕事以外のことに時間を取られることがいやなのである。宗方もそれを理解しつつも、葉子にプロポーズする。太郎の妻美智は自分の存在が太郎の邪魔になると考え、離婚を申し出る。しかし、太郎も葉子もその必要はないと美智を説得する。葉子は宗方のプロポーズを断る決心をする。
本間家
英作は病院をやめて救急センターで働いていた。しかし、激務のため身体をこわし入院する。常子は日向子を本間病院の後継ぎにしようと教育熱を上げていたが、由紀の妊娠を知り手のひらを返すように日向子への関心をなくす。由紀の夫伸彦は、出産と子育てのために仕事ができなくなる由紀の代わりに自分の姉を本間病院に入れるという。しかし、由紀も常子もそれを伸彦の本間病院の乗っ取りと疑う。