第8シリーズ
岡倉大吉とおかくら(シリーズテーマ「勉の辞職」「娘との仕事」「壮太の失踪」) 勉が結婚のためおかくらを去る。翻訳家としての才能に限界を感じた長子がおかくらを手伝い始める。壮太の父が再婚相手の死をきっかけに自殺を図る。壮太はリハビリ費用を稼ぐためおかくらを辞めて、ホストになる。
野田家(シリーズテーマ「夫婦の転職」「娘の再婚問題」)
良はごはんやでの仕事は終わったと言って、今後は自然を相手にできる庭師になるという。弥生もごはんやの仕事に疑問を持ち、ごはんやを辞め結婚前に看護師だったことを生かして保育園でボランティアを始める。あかりは息子勇気の保育園の友達はるかを通じて、その父親浅田和久と知り合う。お互いに子供を持つ親ということで、二人は好意を抱き始める。
小島家(シリーズテーマ「小姑との確執」「小姑との同居」「娘の結婚」「息子の恋人」「加津の進路」)
姑キミの代わりに幸楽の経理を見ると言って、アメリカ・ニューヨークから小姑の久子が帰ってくる。健治夫婦はケータリング事業を独立させて幸楽を出て行く。しかし、久子は裏で資金を健治に渡し、ケータリング事業の乗っ取りと健治との復縁を画策する。愛は派遣の仕事で忙しい毎日だったが、そこで知り合った田口誠と結婚しすぐに妊娠する。眞は同級生の吉野杏子と仲良くなり、あちこちに遊びに出かけるようになる。そんな眞を加津は妬ましく思い、悩みを募らせる。
高橋家(シリーズテーマ「息子との別居」)
息子の望がハワイの大学に転学すると言って、日本から出て行く。一人になった文子は寂しさのあまりアルコール依存症になって荒れた生活を送る。友人の金田はそれを心配し大吉に相談する。
大原家(葉子)(シリーズテーマ「二度目の離婚」「三度目の再婚」「初の妊娠」「子供の親権」)
宗方との生活に不満を持った葉子は離婚を決意する。そして、仕事仲間の若い大原透と暮らし始める。すぐに妊娠するが、離婚直後なので婚姻届を出すことができない。妊娠中にもかかわらず葉子は仕事三昧の生活を送り、周囲を心配させる。
本間家(シリーズテーマ「翻訳の仕事の辞職」「父親との仕事」「本間病院の倒産」)
長子は翻訳の仕事をやめて、おかくらを手伝う。大阪の本間病院の経営状況が悪化したため、常子は由紀に会いに大阪へ戻る。英作も東京の病院を辞めて本間病院の建て直しに奔走する。しかし、本間病院は倒産してしまう。倒産後、由紀は英作を頼って東京に移住する。