渡る世間は鬼ばかり(9)(渡る世間は鬼ばかり(第9シリーズ))
ホームドラマ『渡る世間は鬼ばかり』の第9シリーズ。このシリーズで物語の軸となるのが、次女・五月(泉ピン子)の息子・眞(えなりかずき)の結婚・就職話、五月の夫・勇(角野卓造)や娘婿・誠(村田雄浩)がメンバーとなった「おやじバンド」。この他、父・大吉(宇津井健)の再婚話など、これまでのシリーズとは異なった展開を見せ、後の第10シリーズにもつながるエピソードが満載となっている。【以上、TBSチャンネル広報資料より引用】第1回・第26回・第38回・最終回は拡大版(第38回は新春スペシャルとして別データで収録)。協力:緑山スタジオ・シティ、東通、アックス。撮影協力:台東区フィルムコミッション(8)、仲見世商店街振興組合(8)(クレジット表示では、仲見世商店街振興組会、と誤植)、浅草観光連盟(8)、つくばエクスプレス(8)、染絵てぬぐい(8)、ふじ屋(8)。ロケ協力:新江ノ島水族館(29)。衣裳協力・鈴乃家、ミカレディ、GINZA LIFEほか。提供・花王、小林製薬、ヤマザキナビスコ、武田薬品、スズキ自動車。
【役名(演技者)】
小島五月(泉ピン子)
小島勇(角野卓造)
岡倉大吉(宇津井健)
小宮怜子(池内淳子)
小島久子(沢田雅美)
田口誠(村田雄浩)
田島周平(岡本信人)
本間長子(藤田朋子)
中本源太(山本コウタロー)
青山タキ(野村昭子)
田口愛(吉村涼)
小島眞(えなりかずき)
田島聖子(中島唱子)
森山壮太(長谷川純)
吉野杏子(渋谷飛鳥)
川上哲也(井之上隆志)
松本達夫(榎本たつお)
野々下加津(宇野なおみ)
本間日向子(大谷玲凪)
《16:9》【出典:ドラマ本体のクレジット表示より採録(採録:古崎康成(8)(18)(39))】
第9シリーズ
岡倉大吉とおかくら(シリーズテーマ「大吉の想い人」)
大吉は店で酔い潰れた小宮怜子という女性を介抱する。大吉は怜子を気に行った様子で、その後も何度か会っていた。そんな中、長子に常子の看病させるために出した求人募集を見て怜子がやってくる。長子の反対を押し切り怜子を雇うことに。それから大吉と怜子はお互いに惹かれあっていき、再婚の話までに至り、弥生・文子・葉子・長子は賛成するが、五月は亡き母の節子の気持ちを考えてほしいと再婚に反対する。
野田家(シリーズテーマ「娘の失踪」「息子夫婦との同居」)
あかりは恋人に会いにいくため、勇気を残して海外に旅立つ。そして入れ替わるように武志一家が同居することになる。しかし、武志は仕事がうまくいっていないようでほとんど家に戻らずにいた。そんな中、弥生夫婦は佐枝を大切にし、勇気と佐枝の息子・良武を平等に育てることを決心する。
小島家(シリーズテーマ「小姑の帰還」「小姑の事業」「息子の恋人」「娘婿の失業」)
眞は大井精機の社長令嬢・大井貴子を両親に紹介する。五月は社長令嬢という肩書きを気にして貴子に冷たく接していたが、彼女の人柄を気に入る。しかし大井精機は、金融危機の影響によりファンドに買収されることとなり、大井精機社長夫妻は離婚し、結局貴子も父と中国に渡ることになる。 勇は幼馴染の源太・哲也と再会し、ギターを弾いていた頃を思い出す。そして誠や典介も加わり、五月達に内緒で「おやじバンド」を結成する。そのことを知った愛が五月に言ってしまったものの「趣味とかやりたいことがあるのはいい」と賛成する。しかし、典介が海外転勤をしてしまう。
高橋家(文子)(シリーズ「夫との離婚」)
望が突然ハワイから帰国する。望は亨に女性がいるかも知れないというのだが、文子は気にせずにいた。その後に帰国した亨にハワイに来るように言われ、ハワイの家に行って見るとそこには亨が雇ったメイドのナンシーがいた。それを見た文子は本当に本当の離婚を決意し、亨に望の全てを託した。
大原家(シリーズテーマ「三度目の離婚の危機」「夫の資格試験」)
葉子と透は想いのすれ違いから離婚の危機にさらされる。透が一級建築士の資格を取れなかったら別れるという。そんな中、透は姿を消してしまう。
本間家(シリーズテーマ「姑と旦那の病気」「姑との同居」「姑と娘の確執」「旦那の仕事」)
常子が突然脳卒中で倒れ、長子は昼間のおかくらを休んで看病をすることになる。さらに英作も病院で倒れ、脳外科の手術に参加できなくなる。長子は二人の看病をするために岡倉家を出て、一軒家を借りることに。偶然再会した神林に、家に来ないかと勧められ、5人で暮らすことに。それと同時に英作が神林クリニックから訪問医療を始めた。