61歳の抵抗
いろはにほへとは恋の味†
- 最期にデートしたいろはの料理は辛かったねえ。まゆか との想い出。
- 彼女、電車を降りて速攻、駅前のこの居酒屋に飛び込むんだけど、入口カウンター奥
- にかかれたWi-Fiのパスワードを手持ちのスマホに打ち込み、着いた着いたと
- アピール。そんなら予約済みの部屋まで来た方が早いと思うんだけど。
- メールってのは、広く待ち構える場合と、秒刻みで返信しなければ功を奏さない
- 場合があるわけで彼女と僕のスマホは共に切られていて、Wi-Fi電波が無ければ
- 役にたたないシロモノだった不幸があった。
- そんでそういうわけで、後日修復出来ない誤差が二人の間に生じてしまい別れる
- ことになるんだけど、スマホなんかなかったら、いまだに宜しくラブラブやって
- たんじゃなかったかとおもうわけである。
- いろはにほへとがデート場所
- まゆかはいつも3分遅れ
- お店に駆け込み
- Wi-Fi つなぎ
- ちっとも遅れてないでしょう
- 直行部屋にかけこみゃいいのに
- いろはにほへとがデート場所
- まゆかはいつも阿弥陀シャツ
- Passをしくじり
- ちっとも遅れてないでしょう
- 直行部屋に来ればいいのに
- いろはにほへとが夕飯場所
- パインサワーがお好みで
- 三分前に注文ふたつ
- まゆかはもう現れない
- 直行部屋に浮かんで欲しい
- まゆかネ Freeの国へ旅立つの
- ちっとも遅れてないでしょう
- まゆかネこれからのんびりやりたいの
- ちっとも遅れてないでしょう