TV/赤かぶ検事奮戦記

赤かぶ検事の逆転法廷

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赤かぶ検事の逆転法廷 編集 全11回、1992年1月6日から3月16日まで

スペシャル版最後の赴任地、和歌山県勝浦から原作の設定にある石川県加賀市の金沢地方検察庁加賀支部に転任(ただしこの支部は実在せず、現実には小松市の小松支部が相当する)。赤かぶ検事初の女性の相棒となる池山早苗警部補役に沖直美、敵役の法眼正法役は石川県出身の御木本伸介。葉子役は引き続き美保純だが、このシリーズでは法廷親子対決はかねてからの信憑性のなさが指摘されて少なくなる。葉子はもっぱら赤かぶ検事の調査の補佐役。他のレギュラーは、テレビスペシャルから起用された小池明検察事務官役の桜金造や榊田一平捜査課長役の高峰圭二がそっくりそのまま移行。 タイトルがテレビウケがいいようにオリジナルなものに変更されたものの、再びフィルム撮影に戻り、また実質的な製作も再び京都映画撮影所に戻って、独特のテイストが戻る。一方で新趣向として、番組開始期の第1話には映画「大霊界」製作やバラエティ番組の霊界ネタで当時話題を呼んでいた丹波哲郎を裁判長役にして赤かぶ検事と対決させ、第2話には学園祭の女王として人気を得ていた千堂あきほが本人役で、第3話はまだアイドル活動期だった田村英里子をメインにしての回で、ゲストのキャスティングに力を入れた。 第6話では、当時放送されていた『必殺仕事人・激突!』とコラボし、赤かぶ検事が中村主水に扮して犯罪者を仕置するシーンがある。これは、今作の助監督に必殺シリーズの助監督を務めていた酒井信行他、必殺シリーズのスタッフが何人も関わっていたことで実現された。実際は夢で女房殺しを立証出来ず、無罪判決で片が付いたことを悔み「この世に必殺仕事人はおらんものか」とぼやいている。なお、このセリフは第2シリーズの第10話のラストシーンでもこの会話が見られる。犯罪者はこの夢を見た翌日交通事故で愛人諸共死亡する結末になっている。 車両協力は、富士重工業(スバル・初代レガシィやレオーネが登場)。また、池山早苗警部補は大型バイク、ヤマハTZRを颯爽と乗り回していて、面食らう赤かぶ検事を後部席に跨がせて事件現場に急行する場面なども挿入された。

メインキャスト

スタッフ

制作:山内久司(朝日放送)、櫻井洋三(松竹) プロデューサー:福永喜夫(朝日放送)、中嶋等(松竹) 脚本:鴨井達比古、田村多津夫、上岡一美、牧野繁、いずみ玲、石村嘉子 音楽:渡辺岳夫 監督:日高武治、貞永方久、奥村正彦、岡屋龍一、津島勝 制作:朝日放送、松竹株式会社

放送日程

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一気にキャストの質が落ちた

 

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