#author("2020-08-20T15:30:02+09:00","","")
[[大東亜企業年鑑]]


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*商船三井 [#rc52750c]

株価: 9104 (TYO) 

発行済株式総数: 120,628,611株

CEO: 池田潤一郎 (2015年6月23日–)

本部: 東京都 港区

従業員数: 9,626

売上高: 連結:1兆1,554億400万円単体:7,001億2,000万円(2020年3月期)

関係会社・組織: 商船三井テクノトレード、 ダイビル、 宇徳、



*Add [#xc8d18f3]

「わかしお」は日本の海運会社、長鋪汽船の関連会社OKIYO MARITIME社が所有。商船三井がチャーターし、4000トンの重油を載せて運航していた。

2020/08/19 asahi
モーリシャス座礁、インド人の船長ら2人逮捕 地元警察
 インド洋の島国モーリシャスの沖合で、日本企業の大型貨物船が座礁し、燃料用の重油が大量に流出した問題で、地元警察当局は18日、インド人の船長ら2人を航海の安全を脅かした容疑などで逮捕した。地元メディアが報じた。

 地元紙レクスプレスなどによると、船長らは18日、首都ポートルイスにある裁判所に出廷。次の裁判日程がある25日まで警察の留置施設に収容されるという。
 貨物船は岡山県の長鋪(ながしき)汽船が所有し、商船三井がチャーターして運航。中国からブラジルに向かう途中の7月25日、モーリシャス南東部の沖合約1・5キロの地点で座礁した。インド人船長のほか、スリランカやフィリピンの船員計20人が乗船していた。


2020/08/12 AP

【映像】船主に損害賠償を請求する 重油流出でモーリシャス政府
動画:AP/アフロ
ポートルイス、モーリシャス、8月13日(AP)― インド洋の島国モーリシャスで座礁した商船三井の貨物船から、燃料を抜き取る作業が急ピッチで進められている中、モーリシャス政府は船主に損害賠償を請求する方針を明らかにした。 
 プラビンド・ジャグナット首相は、「重油の流出は国家的災害だ」と宣言し、船主の長鋪汽船に損害賠償を請求すると述べた。 
 パナマ船籍の貨物船「わかしお」は7月25日、中国からブラジルに向かう途中、湿地保全の国際条約「ラムサール条約」に登録されているポワント・デスニ-の自然保全地区で座礁した。 
 4000トンの燃料のうち、これまでに約1000トンが海に漏出したとみられ、2500トン相当が抜き取られて陸に運ばれた。新たに見つかった船体の亀裂は、強風と波浪で拡大しており、最悪の場合船体が二つに折れる可能性が指摘されている。 
 一方、数千人の市民や環境保護団体のボランティアが連日、サトウキビの葉やワラを布の袋に詰めて、空のプラスチック容器をくくり付けた急ごしらえのオイルフェンスを海岸に沿って浮かべて、重油の漂着を防いでいる。 
 さらに、浅瀬では漂着した油をすくい取り、空のドラム缶に詰める作業が続けられており、これまでに約400トンの重油が海岸から回収されたという。 

(日本語翻訳・編集 アフロ)

2020/08/09 NHK

海運大手の商船三井が運航する貨物船が、インド洋の島国モーリシャスの沖合で座礁し、周辺に大量の油が流れ出た事故で、会社側が会見し、1000トン以上の重油が流出したとみられ、回収を進めていることを明らかにしました。


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貨物船「わかしお」座礁、Wi-Fi求め陸に近づいた? 前日には乗組員の誕生日祝いも
2020/08/14(金) 11:53配信
モーリシャス沖で日本の貨物船から重油が流出した事故で、乗組員がWi-Fiに接続するため陸に近づいたと話していることがわかった。

 地元メディアによると、商船三井が運航する貨物船「わかしお」の乗組員は、当局の調べに対して座礁する直前の先月25日夜、乗組員の誕生日を祝っていたと話しているという。
さらに、Wi-Fiに接続するために陸に近づいたと供述しているとも伝えている。
こうした一連の行動が原因で貨物船が航路を外れ、座礁した可能性がある。

 モーリシャス政府は「環境非常事態」を宣言して対策に当たっているが、1000トン以上流出した重油の一部はすでに海岸に達しており、美しい海や生態系への深刻な影響が懸念される。
また、AP通信はジャグナット首相が貨物船を所有する長鋪汽船に対して重油の流出による環境被害への賠償を求める方針を示したと報じた。

 現地には日本政府から海上保安庁の職員ら6人で構成される国際緊急援助隊が派遣されていて、船体の状態や付近の汚染状況を確認するなど支援活動にあたっている。(ANNニュース)

商船三井貨物船 モーリシャス沖合で座礁 大量の油流出
2020年8月8日 7時51分

日本の海運大手、商船三井の大型の貨物船がインド洋の島国モーリシャスの沖合で座礁し、周辺に大量の油が流れ出ていることがわかりました。
商船三井は、関係当局と連携して対応するとしています。
先月26日、海運大手の商船三井が運航する貨物船「WAKASHIO」が、中国からシンガポールを経由してブラジルに向かう途中、インド洋の島国モーリシャスの沖合で座礁しました。
商船三井の7日の発表によりますと現場で救助作業を進めていたところ、6日になって貨物船から燃料の油が流出したことが確認され、現場海域に甚大な影響を及ぼしているということです。
モーリシャスでは豊かな自然を売りにした観光が主要産業の1つとなっていてモーリシャス政府は、国連に対し、専門家や機材の派遣など緊急の支援を求めました。
「WAKASHIO」は全長がおよそ300メートルある大型のばら積み貨物船で、商船三井は、「関係当局と連携し、早期の事態解決に向けて全力で取り組む」としています。
(NHKニュース)

*にっぽん丸 [#qdf2b240]

**にっぽん丸(初代) [#qb54bb39]

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1958年竣工

総トン数 : 10,770トン

全長:145m

幅:20.0m

出力:9,000馬力

定員:431人

青年の船等の研修事業や観光クルーズに用いられていた見本市船「さくら丸」の売船に伴う代替のクルーズ客船として、南米航路に就航していた商船三井客船保有のあるぜんちな丸(2代目)を1972年に貨物室を客室に改装.青年の船友の会による公募で「にっぽん丸」と命名された

船体を白に塗り替え研修船としての利用を想定した5つの研修教室・室内スポーツに対応した集会場の設定、客室の14室増設を施し定員を375名から431名とするとともに浄化装置の取り付けも行った

沿革
-1972年2月18日 - 3月30日:三菱重工業神戸造船所にて改装工事
-1972年4月5日 - 19日:東京発着神戸経由、香港・マニラへの行程で処女航海
-1976年:老朽化に伴い2代目にっぽん丸が導入され、引退した
-1977年、解体

改装箇所
-バラストタンク増設
-糞尿処理装置新設(洗浄水循環方式)
-客室増設(4人部屋14室増)
教室・大集会所設置(アコーディオンカーテン分割式の小教室2室×2、大集会所兼室内体育場1室)
-エコノミー食堂拡張
-露天運動場設置
-オーガナイザー事務室設置
-便所・電話機増設、救命艇設置
-船員区画冷房・レクリエーション室設置

**にっぽん丸(2代目) [#o9348dd1]

総トン数 9,772トン

全長 150m

幅 19.02m

吃水5.62m

機関 B&W-7-50VTBF-110ディーゼル×2基 5.958 kW

速力 15.8ノット

乗客 482人

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1962年にユーゴスラビアの造船所にてブラジルの客船「Rosa da Fonseca」として竣工しブラジル沿岸のマナウス - ブエノスアイレス航路に就航
//なお、姉妹船の「Anna Nery」も本船と同様に後にクルーズ船に改装

1975年に商船三井客船のパナマ子会社が購入し「セブンシーズ」として運航し、1977年に2代目にっぽん丸として運航を開始

1990年、3代目にっぽん丸の導入に伴い、引退

引退後、インドネシアに売船され、「Athirah」として活躍した後、1998年、インドのアラングにて、解体

B&G 第4回若人の船 1981(S56)/03/21- 9泊10日 晴海埠頭 455名
B&G 第1回若人の船  1978? マニラ・香港 9泊10日

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**にっぽん丸(3代目・現にっぽん丸) [#y08166a7]

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2代目にっぽん丸に代わる客船として、1990年に三菱重工業神戸造船所で建造された[4]。1990年3月に三菱重工業神戸造船所で進水式が執り行われ、紀宮清子内親王による「にっぽん丸」命名と支綱切断が行われ[4]、1990年9月27日に竣工

グアム岸壁接触事故
2018年12月30日現地時間21時14分ごろ、「ニューイヤー グアム・サイパンクルーズ」催行中の本船はグアム・アプラ港出港時に岸壁に接触し船尾右舷下部や米海軍の燃料埠頭に損傷が発生

//船体と乗客への危険はなかったものの日本までの航行が困難と判断しグアムで下船の上ニューイヤークルーズを中止し現地での修繕を行うとしており、米海軍の燃料埠頭「デルタ埠頭」の修繕には300万ドルが必要と見積もられている。

事故後に米当局が事故後に船長のアルコール検査を行った所呼気換算で日本の基準を超える濃度を検知し、船長は「気持ちを落ち着かせるために事故後に飲酒した」と証言している。事故後本船は2019年1月14日に日本に戻り三菱重工業本牧工場にて修理後、1月28日の内閣府「世界青年の船」チャータークルーズから運航を再開した。

2020年大改装


**新さくら丸 [#hb7de7a9]
1972年7月 - 三菱重工神戸にて竣工.第10次運航より巡航見本市業務に就航


沿革

-1972年07月 - 三菱重工神戸にて竣工。第10次運航より巡航見本市業務に就航
-1978年12月 - 第13次運航をもって日本産業巡航見本市を終了
-1979年 - 日米貿易摩擦解消を目的とする米国産品巡航見本市「ボーティック・アメリカ」に使用
-1980年10月 - 巡航見本市事業終了、日本産業巡航見本市協会解散
-1981年07月 - 商船三井客船が買収、純客船への改装工事を起工
-1981年12月 – クルーズ客船改装工事竣工

1990年2月 - 再改装を受け、イベントホールも設置

1997年04月 – 安全に関する設備をさらに更新
1999年09月30日 - 退役.のち解体

船種	貨客船(1972-1981)
クルーズ客船(1981-1999)

所有者	日本産業巡航見本市協会
大阪商船三井船舶

運用者	日本産業巡航見本市協会
商船三井客船

建造所	三菱重工業神戸造船所

母港	東京

建造費	約42億6123万円

総トン数	13,082 トン(見本市船時)/
16,431 トン(客船改装時)

全長	175.8 m

垂線間長	160.0 m(見本市船時)/
160.15 m(客船改装時)

幅	24.6 m

深さ	14.8 m

満載喫水	9.0 m(見本市船時)/
7.9 m(客船改装時)

機関方式	ディーゼル

主機関	三菱8UEC85/180D 1基

最大出力	21,600 PS

定格出力	18,400 PS

最大速力	23.6ノット

航海速力	20.6ノット(満載・見本市船時)

15ノット(客船改装時)

航続距離	10,290海里(見本市船時)/
8,420海里(貨客船時)

旅客定員	92名(見本市船時)/
558名(客船改装時)

乗組員	79名


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B&G 第5回 B&G若人の船 台湾(基隆港 キールン港)・香港 500名 1982/03/14- 

-笹川良一(ささかわ りょういち)
1899年〈明治32年〉5月4日 - 1995年〈平成7年〉7月18日(96歳没)急性心不全
大阪府茨木市立豊川小学校
財団法人日本船舶振興会(のちの公益財団法人日本財団)会長

*Add [#v706fc6d]

猿も木から落ちる か

にっぽん丸にはお世話になりました、船底で水漏れしていましたが

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