#author("2025-07-03T18:35:15+09:00","","")
#author("2025-07-03T18:36:05+09:00","","")
[[生保]]


記事を探す
寄付する
「だまってへんで、これからも」
―生活保護引き下げの違法性認める最高裁勝訴から問われる「今後」
date2025.7.1

writer安田菜津紀
writer安田菜津

category取材レポート

tag#人権#差別#貧困・格差#政治・社会#日本

判決後、最高裁から出て門に向かってくる原告、弁護団。(安田菜津紀撮影)
2025年6月27日15時過ぎ、炎天下に集まっていた大勢の人々の一部から、拍手と歓声が聞こえてきた。どうやらニュース速報で、先に「結果」を知ったようだ。涙をこらえるような表情で、最高裁のガラス扉が開くのを、今か今かと見つめる支援者の姿もある。やがて弁護団と原告が、手を振りながら門に向かってきた。歩みがゆっくりの原告を待ち、9本の旗を並べた。

「逆転勝訴」
「保護費引下げの違法性認める」
「司法は生きていた」
「逆転勝訴」~
「保護費引下げの違法性認める」~
「司法は生きていた」~

生活保護基準引き下げの違法性を問う「いのちのとりで裁判」は、29都道府県で、千人を超える原告によって提起されていった。大阪訴訟(大阪高裁で原告敗訴)と愛知訴訟(名古屋高裁で原告勝訴)のふたつの裁判の統一判断として、最高裁は原告の訴えを認めたのだ。

トップ   編集 差分 履歴 添付 複製 名前変更 リロード   新規 一覧 検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS