#author("2020-05-29T17:52:49+09:00","","")
[[Movie]]

*浮草 [#ucdb93f1]

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浮草

旅回りの駒十郎一座の乗った船が港に着いた。駒十郎は一膳飯屋にお芳を訪ね、その昔2人がもうけた清も今では郵便局に勤めていると知って安心する。清には駒十郎はお芳の兄ということになっていた。駒十郎の連れ合いのすみ子は、清のことを不審に思い加代に清を誘惑してくれるよう頼む。加代と清は恋仲になり、それを知った駒十郎は加代とすみ子を激しく叱りつける。客入りの悪くなった一座は解散することになり、駒十郎と清は加代を巡って対立する。お芳は清に駒十郎が実の父親だと打ち明けるが、清は許さず、駒十郎は気が抜けたように立ち去る。駅に行くとすみ子が待っていて、2人は車中の人となるのだった。


-製作=大映(東京撮影所) 
-1959/11/17 
-9巻 3,259m 119分 アグファカラー
-製作:永田雅一
-企画:松山英夫
-監督:小津安二郎
-助監督:中村倍也
-脚本:野田高梧 小津安二郎
-撮影:宮川一夫
-色彩技術:田中省三
-音楽:斎藤高順
-美術:下河原友雄
-装置:原島徳次郎
-装飾:岩見岩男
-録音:須田武雄
-照明:伊藤幸夫
-編集:鈴木東陽
-製作主任:松本賢夫
-メークアップ:牧野隆
-舞踊振付:花柳寿恵幸
-舞台指導:上田吉二郎

*配役 [#hae874c2]
-嵐駒十郎:中村鴈治郎(二代目 中村 鴈治郎(なかむら がんじろう)
-すみ子:京マチ子
-加代:若尾文子
-本間清:川口浩(鴈治郎の子、郵便局でバイト)
-母お芳:杉村春子
-床屋「小川軒」のあい子:野添ひとみ
-「相生座」の旦那:笠智衆
-吉之助:三井弘次
-矢太蔵:田中春男
-杉山:入江洋吉
-木村:星ひかる
-仙太郎:潮万太郎
-しげ:浦辺粂子
-あい子の母:高橋とよ
-「梅廼家」おかつ:桜むつ子
-八重:賀原夏子
-扇升:伊達正
-その孫正夫:島津雅彦
-客:菅原通済
-庄吉:丸井太郎
-花布辰男 中田勉 三角八郎 酒井三郎 杉田康 南方伸夫 志保京助 佐々木正時 ジョー・オハラ 宮島健一 飛田喜佐夫 丸山修 竹内吾郎 山口健 杉森麟 藤村善秋 松村若代 竹里光子 新宮信子


*Add [#rd133840]

芝居小屋ってのは、あちこちの町にあったな、畳さじきがあって
映画も上映していた

畳が消えやってくる芸人が消え芝居小屋は映画館になった

そしてまた、肌身の人間が小屋に現れる、お笑い芸人小屋やAKB小屋なんかが
そうだろう

撮影地:三重県志摩郡浜島町、大王町、阿児町、東京都あきる野市の武蔵五日市駅、神奈川県茅ヶ崎市の茅ヶ崎海岸

本作は1958年に『大根役者』として松竹で撮影するはずで、主要キャストは進藤英太郎・淡島千景・有馬稲子・山田五十鈴が予定されていた。佐渡や新潟でロケハンまで済ませたが、この年の雪が少なく、撮影を断念した。

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巨匠といわれる理由が分かった、たいした映画でした

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