#author("2023-01-30T12:44:04+09:00","","") #author("2024-09-19T16:46:59+09:00","","") [[TV]] **内容 [#pf970a70] #contents *ビギナー [#xbf9eaa8] #ref(bg00.png) #br #ref(bg00_01.png) #br ビギナー Beginner 「人生のあらゆる時期が青春であり、人はいつでも人生のビギナー=初心者である」をテーマに、司法研修所を舞台に繰り広げられる青春群像劇。 振付指導・康本雅子(5)、シンゴ&アスカ(9)。車輌・村上誠一、佐藤智典、福田広幸、大井川晃一、石島雄二、古市俊之。&br; 広報資料記載の各話サブタイトルは以下の通り。&br; 1「人生も恋も新人」&br; 2「女の心」&br; 3「黒いパンツを見た」&br; 4「焼き鳥はどこへ?」&br; 5「もらえ! ポケットフィッシュ」&br; 6「依頼人はウソをつく!」&br; 7「アンパンは誰が食べた?」&br; 8「泣くな! 見習い裁判官」&br; 9「検察官はつらいよ」&br; 10「恋と悲願のカツ丼」&br; 11「検証! 私たちはここにいた」&br; 撮影協力・東洋学園大学(1)-(11)、東洋女子短期大学(1)-(11)、横浜フィルムコミッション(1)-(11)、学校法人神奈川大学(1)、ブックファースト(1)、ホテルオークラ東京ベイ(1)、品川インターシティ(1)(2)、スーパートップ(1)、KOJIMA(1)、銀座オサダ(1)、丸紅ソリューション(1)、絹山不動産(1)、横浜市交通局(1)、第一興商(3)、東日本旅客鉄道(4)、東京電機大学(4)、スワンカフェ(4)、スパウザ小田原(4)、西さがみFC・小田原市(4)、赤坂パーキングセンター(4)、江戸之家(5)、東京住友ツインビル(5)、西村総合法律事務所(5)、喫茶室ルノアール(5)、東京都交通局(5)、新宿パークタワー(5)、住友コンサルティング(5)、AGE VERT(6)、佐竹商店街(6)、鳥料理有明(6)、ヤマヒロ(6)、藤房(6)、スナックヨシカ(6)、スナックダンケ(6)、明治座(6)、第一興商(6)、チコマート(7)(8)、羅生門(7)、西村食品(7)、川越屋(8)、ウエストシップ(9)、スポーツプレックス恵比寿フィットネスセンター(9)、関西ペイント(10)、Office DEPOT(11)ほか。協力・アクティス(1)-(11)、高瀬道場(1)、フジテレビクラブ会員の皆様(1)、第一法規(2)、友常木村法律事務所(1)-(11)。&br; お話を伺った法律家の皆さん・石川芳彦、市川智一、井上博登、井本吉俊、上田一郎、小田望未、片岡朋行、清田佳子、楠山宏、黒田康之、甲立亮、齋藤理、柴田智恵子、柴田弘典、志甫治宣、杉容子、鈴木謙輔、武田英高、田子弘史、辰野守彦、田中俊平、中澤さゆり、西もえぎ、福田直邦、福家靖成、舩越輝、古角和義、水野千彩子、宮崎隆(崎の旁は嵜から山を除いたもの)、宮原香苗、本村彩、森大樹、森理俊、森田貴英、山口孝太、山根基宏、山本麻記子、その他裁判官・検察官・弁護士・修習生の皆さん。&br; 放送時間変更(関東地区、カッコ内は理由):&br; (1)→10/6(月)21:00-22:09(初回拡大版)&br; (5)→11/3(月)21:30-22:24(「バレーボールワールドカップ2003女子日本×韓国」放送延長)&br; (6)→11/10(月)21:30-22:24(「バレーボールワールドカップ2003女子日本×ポーランド」放送延長)&br; (7)→11/17(月)21:15-22:04(ワールドカップバレーボール2003男子「日本×中国」放送延長)&br; (8)→11/24(月)21:30-22:24(ワールドカップバレーボール2003男子「日本×チュニジア」放送延長)&br; (11)→12/15(月)21:00-22:09(最終回拡大版)&br; -CX 放送曜日 月 放送期間 2003/10/06~2003/12/15 放送時間 21:00-21:54 放送回数 11 回 連続/単発 連続 #ref(bg01.png) #br -出演 ミムラ(新人)((11)のみ「新人」表示なし)、オダギリジョー、堤真一、奥菜恵、横山めぐみ、松雪泰子、北村総一朗(北村総一郎)、我修院達也(菅野彰雄、若人あきら)、松下由樹(松下幸枝)(2)(3)、室井滋(6)(11?)、もたいまさこ(1)(2)(11)((2)のみクレジット表示なし)、石橋凌(1)-(3)(6)-(11)、金田明夫(1)-(3)(5)-(7)(9)-(11)、岡田義徳(1)-(4)(11)、大杉漣(3)-(5)、床嶋佳子((2)(7)では声)(2)(7)、森下涼子(森下桂)(3)(8)、佐々木すみ江(5)、中丸新将(5)、若林豪(8)、京野ことみ(9)、なべおさみ(9)、中島宏海(9)、モロ師岡(9)、銀粉蝶(9)、木村多江(10)、田窪一世(10)、三浦実樹(1)、北村亜里沙(1)、海老原敬介(1)、三井善忠(1)(7)(8)、花原照子(1)、竹沢友美(1)、加藤忠可(1)、坂本麻紀子(1)、菊地友子(1)、斉藤優香(1)、吉岡彩(1)、吉田美佐夫(1)、有衣子(2)、大塚良重(3)、虎芽光揮(3)(5)、今井朋彦(3)、篠崎はるく(3)、七瀬葵(3)、岩田丸(3)、井上結菜(3)、森ー聖二(3)、高木裕喜(3)、まつだ壱岱(3)、小山裕達(3)、赤間浩一(3)、山口太郎(3)、下村恵理(3)、谷津勲(4)、平淑恵(4)、稲田英幸(4)、浅見小四郎(4)、BOB藤原(4)、吉川真由子(4)、瀬木一将(4)、岩田貴代志(4)、吉川元希(4)、伊藤正之(5)、野村祐人(5)、しらたひさこ(白田久子)(5)、鄭龍進(5)、森田友美恵(5)、井上浩(5)、井上康(5)、中島陽子(5)、森喜行(5)、牟田晧二(5)、ヘーデル龍生(5)、富永研司(5)、小林萌恵(6)(11)、小原雅人(6)、井上訓子(青山倫子)(6)、島津健太郎(6)、安井順平(6)、広岡由里子(7)(8)、中村敦子(7)、川俣しのぶ(7)、日野優美子(7)、市丸優(7)、佐藤祐一(7)、鶴田東(8)、春海四方(8)、野口雅弘(8)、北見誠(8)、永野道代(8)、小張裕加子(8)、村松利史(9)、葉山力樹(9)、本多晋(9)、鈴木良崇(9)、肥田俊輔(9)、見城貴信(9)、鈴木みわ(10)、キモサベポン太(10)、中根徹(10)、竹本聡子(10)、高村晃平(10)、手代木宇(10)、土井由佳理(11)、石井里弥(11)、平尾良樹(金橋良樹)(11)、田村あかね(11)、熊倉智志(11)、小松寿子(11)、大江聡(11)、(修習生たち・青木一(11)、石母田史朗(1)(3)(11)、岩井景(11)、緒方淑子(11)、奥田隆仁(2)(11)、金澤君光(1)(11)、金子敦(11)、久保麻衣子(11)、小泉麻寸彦(11)、小林奈々(3)(11)、三枝俊博(11)、沢口隆夫(11)、白石猛(11)、杉野雄太(11)、大坊健太(2)(11)、田代絢子(11)、田中洋之助(11)、血野滉修(11)、堤匡孝(3)(11)、夏秋佳代子(4)(11)、西尾一幸(11)、福田大久(4)(11)、藤川俊祐(11)、藤島源寛(11)、堀健一(1)(11)、松元紀子((11)では二役)(2)(11)、元水真広(11)、森田浩介(11)、森本展広(森本展弘、森本のぶ)(11)、山口友和(3)(11)、山崎洋介(11)、山下征彦(2)(11)、結城淳(11)、横地直大(11)、吉田誠司(11)、ワタナベアツシ(11))、ヨコザワ・プロダクション(1)-(4)(6)、オフィス智(1)-(4)(6)、劇団昂(1)-(4)(6)、現代制作舎(1)-(4)(6)、ジャスティ(1)-(4)(6)、青年座(1)-(4)(6)、東京乾電池オフィス(1)-(4)(6)、融合事務所(1)-(4)(6)、芸優(1)-(11)、劇団東俳(1)(7)(11)、フラッグスファイブ(3)、放映プロジェクト(3)(4)(7)、(方言指導(青森)・高柳葉子(7)(8)) //////////// #ref(bg02.png) #br #ref(bg03.png) #br #ref(bg04.png) #br #ref(bg05.png) #br #ref(bg06.png) #br #ref(bg07.png) #br #ref(bg08.png) #br #ref(bg09.png) #br #ref(bg10.png) #br -脚本 水橋文美江、(リサーチ・見野彰信(1)-(11)) -プロデューサー (プロデュース・山口雅俊(1)-(11))(プロデュース助手・古屋建自(1)-(11)、松山博昭(2)-(5))(プロデュース補・榊原妙子(1)-(11)、徳留美奈子)(プロデュース補(オーディション)・塚田洋子)(プロデュース協力・楠山法律事務所(6)-(11))(広報・谷川有季(1)-(11))(写真・得本公一(1)-(11)) -演出 水田成英(1)(2)(5)(8)(11)、川村泰祐(3)(4)(7)(10)、松山博昭(6)(9)、(演出補・坂本栄隆(1)-(11)、早坂泰彦(1)-(11)、亀谷英司(10)(11)、並木道子(5)-(11)、唐川稔英、植本英之)(スケジュール・田中孝幸(1)-(11))(記録・荒沢志津子(1)(2)(5)(7)(9)(11)、小原青子(正しくは草冠に青)(3)(4)(6)(8)(10)(11))(技斗・高瀬 将嗣(日俳連アクション部会)(1)(6)) -局系列 FNN -制作会社 CX -制作 (制作担当((11)では制作)・片岡智(1)-(11)、日比崇裕(1)-(11)、山崎朝之(1)-(11)、大藏穣、千葉文香、南明日香)(制作デスク・茂塚晃枝)(エキストラ・中山佳子) -音楽 オリジナルサウンドトラック「ビギナー」(ポニーキャニオン)、(選曲・石井和之(1)-(11))(音響効果・近藤隆史(1)-(11)、川原拓平)(Mix'd・蛯原浩彦(1)-(11)、緒方美奈) -主題歌 THE CARPENTERS(カーペンターズ)「TOP OF THE WORLD」(ユニバーサルミュージック)、(劇中歌・布施 明「これが青春だ」(ゼティマ)(3)(6)(9)(11)) -撮影技術 大野勝之(1)-(6)(9)-(11)、永野進(7)(8)(11)、田宮長昭、白石峰郎、熱田信、和田篤、東田博史、林口貴久、阿部由美子、米持裕太、(TD・小椋真人(1)-(4))(技術プロデュース/映像・小椋真人(3)(4)(7)(8))(技術プロデュース・小椋真人(5)(6)(9)-(11))(SW・障子川雅則(1)-(11))(照明・佐々木宏文(1)-(4)(6)(9)(11)、和田智裕(5)(7)(8)(10)(11)、渡辺啓史、藤本潤一、佐藤博樹、河村清太郎、加瀬紗絵子)(音声・市村雅彦(3)(4)(11)、山根剛(1)(2)(6)(8)(10)(11)、廣岡豊(5)(7)(9)(11)、大石忠弘、中村健太郎、谷部剛)(映像・槌谷聡(1)(2)(5)(6)(9)-(11))(録画・松沢勝己(1)(2)(5)(6)(8)-(11)、槌谷聡(3)(4)(7))(編集・松尾浩(1)-(11)、落合真子)(ライン編集((1)(2)ではVTR編集)・高橋努(1)-(11)、勝又秀行(1)-(11)、堀島里奈)(CG・竹内真由美(1)-(11)、瀬井貴之)(スタジオデスク・瀬戸口正俊)(編集デスク・小泉 義明(1)-(11))(協力・渋谷ビデオスタジオ(1)-(11)、八峯テレビ(1)-(11)、FLT(1)-(11)、共同テレビジョン(1)-(11)、ブルーバック(1)-(11)) -美術 (美術プロデュース・関口保幸(1)-(11)、木村達昭)(デザイン・根本研二(1)-(11))(デザイン助手・坪田幸之(1)-(11))(美術進行・中本孝史(1)-(11))(大道具・池田正直(1)-(11))(操作・石井洋介(1)-(11)、中村大輔)(建具・阿久津正巳(阿久津正己)(1)-(11)、三田村賢)(装飾・佐久間聖(1)-(11)、木下堅善、鷲澤栄一、山科貴弘)(持道具・工藤雄三(1)-(11))(衣裳・横山貴香(1)-(11)、柳谷麻里子)(スタイリスト・西ゆり子(C.C)(1)-(11)、横尾早織(C.C)(1)(3)(5)(7)(9)(11)、吉田由紀(C.C)(2)(4)(6)(8)(10)(11)、阪本幸恵(C.C)、中井綾子(C.C))(メイク・坂本敦子(1)-(11)、石原早苗(4)-(11)、三宅茜、丸山知美(1)-(3)(11)、直江広武(6)(11))(視覚効果・浅田雅美(1)-(11))(電飾・井野岡利保(1)-(11)、鈴木健也、中園誠四郎)(アクリル装飾・早坂健太郎(1)-(11)、柳弘之)(生花装飾・勝野純子(1)-(11))(植木装飾・原利安(1)-(11)、玉木久美子)(挿画・五月女ケイ子((10)では(クジラ・謎の紳士関係)、(11)では(カニカマ事件ほか)と表示)(1)(3)(4)(6)(7)(9)-(11)、千原櫻子((10)では(ワル子関係)、(11)では(指紋事件)と表示)(2)(5)(10)(11)) *キャスト [#a23a5111] ''主人公8人組(アホヤンズ)・司法修習生'' 主人公の一人である楓からの提案で8人で課題を取り組むことになった。課題検討の切り口や視点が独特であるために教官からもアホ呼ばわりされた8人組となった。自由参加のソフトボール大会参加に伴いチーム名として旬の提案で「アホヤンズ」と命名された。以後はこれが彼ら8人の固有名詞となる。議論がまとまった時などは「妥当です。」と発言し意見に賛同する。 -楓由子 - ミムラ 23歳。宮崎県出身。家電会社消費者苦情処理センターの元OL(派遣社員)の修習生。司法研修所蛍雪寮の446号室に入る。 性格は気性が優しくおっとりしている反面、優柔不断でどんくさい。恋愛経験も少ない。「奇跡の一発合格」だったため法律家としての基本的知識に欠けていたり、初日の課題に手間取って制限時間までに提出できなかったりと初期時は修習生の中でも劣っていた。歓迎会の後にたまたま一緒になった他の7人と共に課題の検討を行い、自身の法律知識に対する自信の無さから、その後も8人で課題に取り組むことを希望する。ここに「主人公の8人組(アホヤンズ)」が誕生する。 前述のとおり専門的知識に乏しい上に、普通は見過されがちな立場の人に感情移入することが多く、司法の限界に直面することになる。法学部の学生なら誰でも 知っていて当然(松永の発言)である「信玄公旗掛松事件」や「宇奈月温泉事件」でさえ、即答できなかった。 相手の持つ「良心」に強く訴えかける才能があり、劇中終盤の実習で、路上生活の果てに衰弱した妻を殺害した男性の起案を泣きながら仕上げたり、他人名義のクレジットカードで換金性の高い新幹線の回数券を購入し詐欺罪で逮捕されたOLの証言から彼女に入れ知恵して犯行を行わせたホストとのやりとりを通じ、「悪い奴ほどよく眠る」のことわざから、彼らの背後にあった窃盗団の組織犯罪を暴くなど検察官としての高い資質を見せるようになる。 当初から旬のことが好きで貰った栞を大事にしている。デートの誘いや告白を期待するものの、肝心な所ではぐらかされている。 楓の悩みは一般の人が陥りやすい「立法・行政的役割を司法に期待する間違い」をわかり易く問題提起している。 -羽佐間旬 - オダギリジョー 26歳。千葉県出身、祖母が鳥取県出身。元不良(硬派)で高校中退の修習生。干拓事業で漁師を廃業した父親の死により司法試験受験を決意し、五年後に独学で合格した。受験勉強中新聞配達をしている姿がエンディングで流れていることから新聞配達で生計を立てていたようである。自称「弱い者の味方」の弁護士志望。蛍雪寮の305号室に入る。 エリート意識が常に垣間見える桐原とは衝突を繰り返すが、後に理解しあうことになる。誰に対しても優しく、由子と鈴希が好意を寄せるが、修習中は自身に「恋愛禁止令」を課すなどストイックな面を持つ努力家でもある。 アホヤンズではボケ役で、課題では勝手な想像を膨らませて主観的に「弱者」(主に女性)を決め、一般的な法律の解釈から激しく逸脱する回答(「無罪」)を主張する。「アホヤンズ」の名付け親。実は由子のことが気になって仕方ないが肝心な場面ではぐらかしてしまう。 -桐原勇平 - 堤真一 42歳。神戸市出身。東大法学部卒の元財務省キャリア官僚。父は外資系商社マン、母は専業主婦の一人っ子。 在学中に合格した司法試験は、大蔵省(当時)入省に際して箔をつけるために受験したものである。 官僚時代に業者との「不適切な関係(銀座で一晩、一人90万円の接待)」をマスコミにリークされ、スケープゴートとして全責任を取らされる形で依願退職に追い込まれ失脚した。その為に政治家の娘だった妻からは辞職した日に離婚された。当初、研修所には妻の残したママチャリで通学していた。 エリート官僚出身で知識・能力が高く、同時にプライドも非常に高いため、他の修習生を「学生に毛の生えた連中」と小馬鹿にする態度を示すことが多い。また、見栄っ張りでその為に下らない嘘をつく事があったり、過去には既婚者でありながらも課題の現場となったホテルで行きずりの女性と関係していたなど、いかがわしい過去も持つ。 身から出たサビとはいえ、スケープゴートにされ地位も仕事も家庭も一瞬にして失った為に他人を信じられなくなり、自殺を考えるまで自暴自棄に陥り、酒浸りの荒んだ生活をしていたが大学時代のノートを見つけて司法の道での再起を決意した。ややもすると他人に厳しいのは自分一人の力で壮絶な過去を乗り越えたことによる。 当初はアホヤンズに加わることに抵抗していたが、基本的には他人を信じたい性格の為、仲間との係わりを通して他者に少しずつ心を開いていく。 アホヤンズでは、常に一般的な法解釈に忠実な現実的な判断を下し、時として「弱い者の味方」の旬や由子と深刻な対立を生むこともある。しかしながら、実はかなりの泣き虫さんである。 差し入れのプリンやあんみつをばくばく食べていたことで終盤まで甘党だと思われていたが実は苦手。好物はコロッケ。 当初は判事もしくは検事志望だったが、弁護士になると決意する。最終回で旬の就職活動で重要な協力をする。 勇平の痛い所を鋭く突きながら優しさもある望に惹かれる。 特技は惚れた女の指輪のサイズを当てること。 -松永鈴希 - 奥菜恵 22歳。司法試験は現役合格の優秀な修習生(大学の成績もトップ)。父親は裁判官、兄二人も法律家の法曹一家。検察官志望。蛍雪寮の405号室に入る。 一緒に勉強していた同じ大学の恋人が司法試験で不合格になり、そのため関係がギクシャクして悩んでいたが、メールで一方的に別れを告げられる。このとき側で優しくしてくれた旬に思いを寄せるようになり積極的にアプローチする。 考え方はシビアで勇平の意見に賛同することが多いが、過去の判例に則った保守的な判決しか下さない父親に反感を抱いていた事から、型破りな旬に惹かれていく。だが、彼の気持ちが由子にあることを知って、終盤では身を引いた。 アホヤンズでは突っ込み役。考え方や感性の違いから、時として父親と同年代の崎田と対立するが、あたかも親子喧嘩のような感じになる。 希望していた検察官へ内定する。 -田家六太郎 - 我修院達也 農家の出身で六人兄弟の末っ子。いわゆる万年司法浪人で、18年間にわたり司法試験に挑み続け、ついに合格を果たした修習生。裁判官志望。蛍雪寮に入る。 司法浪人時代のアルバイト先で暴力団から暴行を受けた経験により、暴力一般に対して激しい拒否反応を示す。また親からの僅かな仕送りと警備員のアルバイトによる厳しい生活が長かったため、時として金銭面で的外れな個所に拘泥する事がある。法律の条文は全て暗記しているが、あまり自己主張することは無く、他者の意見に賛同することが多い。周囲の空気が読めず言わなくて良いことを主張してしまう。反面、特異なキャラクター性から「タケちゃん」と呼ばれ皆から(いじられて)愛されている。 最終話で、本人の口から希望していた裁判官に内定した事と、株式投資を始めた事が語られた。 -黒沢圭子 - 横山めぐみ 34歳。専業主婦の修習生。学生時代は「ミス立教」に選ばれた才媛。大学法学部在学中の司法試験には失敗。卒業後結婚・出産して専業主婦となるが、再度司法試験に挑戦し合格した。幼稚園児の娘がおり、修習期間中は家事・育児との両立や夫の浮気にも悩まされるが、他のアホヤンズが「はやッ!(早いの意味)」と思うくらいに早期に立ち直り、夫婦円満となる。意外と家庭的な料理が得意。 主に専業主婦または母親の観点で議論に参加するも、やや理想論に傾く傾向がある。 アホヤンズでは基本的に陽性な性質のためかムードメーカーとなることが多い。同時に他者の脱線に容易に乗ってしまうことも多い。 -崎田和康 - 北村総一朗 54歳。元大手商社総務部長の修習生。中間管理職でリストラ寸前であったが、法学部出身であったことから高校生の一人娘に薦められ司法試験を受ける。この期の最年長合格者。妻は群馬県下仁田出身で、結婚前にミスコンニャクになったことがある。修習生の給料がサラリーマン時代の半分以下の為、生活が苦しい状況である。妻子が居るせいで他の修習生たちの恋愛関係を勝手に妄想している。 アホヤンズでは最年長でリーダーと勝手に自負している面があるが、もっぱら空回りしがち。考え方は現実的ではあるが年相応に保守的で、現代っ子の鈴希とは対立する事が多い。 -森乃望 - 松雪泰子 30歳。東京都出身。墨田区錦糸町が本籍地。後に桐原が深くかかわることになる誕生日は11月22日(3話で一瞬出てくる履歴書では12月6日生となっている)。 都立向島高校(架空)中退。極道の内縁の妻だった時に、関係のあった暴力団組織が覚せい剤を青少年に売買したことを内部告発した。 同時に組織から抜け、内縁の夫とも別れて、それまでの人生と決別するために司法試験受験を決意し、独学で合格する。 元々は検察官志望だったが、過去の経歴に邪魔をされ、就職活動にも苦労する。野佐木教官から札幌の弁護士事務所を斡旋されて思い悩む。 アホヤンズでは精神的に一番大人であり、修習生としても優秀である。討議の際にも要点をしっかりと押さえ、理想と現実のバランスを取りながらリーダーシップを発揮し、議論が著しく脱線したときには、元に戻そうと努力するのは彼女だけである。 同じく過去に闇を抱える勇平とは喧嘩するほど仲の良い関係。入所パーティーの時に、桐原勇平の風貌を写真で見るよりイイ男と評価していた。 桐原とは常に軽口を叩き合い、互いにリラックスして付き合える相思相愛の関係。 終盤で桐原からのプロポーズを一度は受けたが、その後、希望していた検察官への道が開かれ悩んでいた模様。桐原から無理して結婚しなくても良いと言われ、検察官になることを決意。 ''司法修習所関連人物'' -山本宗司 - 金田明夫(第1~3、5~7、9~11話) 「あってはならない」が口癖の司法研修所教務課の課長。 規則に厳しく、時として規則から逸脱するアホヤンズを苦々しく思っていたが、後に理解を示し、協力的になる。 結婚が早かったため高校生の娘がいる。 エンディングクレジットでは、第1話を除いて「あってはならない山本」「通常甘受すべき山本」などとストーリーに絡めた役名になっていた(後述)。 南教官の課題では重要な役を演じた。 -田中一朗 - 岡田義徳(第1~4、11話) 常に模範的な回答をする秀才タイプの修習生。弁護士志望。もちろん現役合格組。後に業界では花形とされる外国法人の渉外弁護士事務所に入る。 脱線を繰り返すアホヤンズの言動に対して苛立つ場面もあるが、最終回、内心では自分には無い自由な討論を「羨ましく」思っていたことを楓に告白する。 自由参加のソフトボール大会では、チーム「ソッシュ」のピッチャーを務めるが、田家六太郎にホームランを打たれた。 教官・指導官 -沢口裕子 - もたいまさこ(第1、2、11話) 教官。検察官。後に「アホヤンズ」を自称する8人を、ズバリ「アホの8人」と表現し、彼らの言動に批判的な態度を示す。 後に楓の性格に好感を持っていることを打ち明けるが、法律家としての素質については最後まで懐疑的であった。 「法曹には厳密な法解釈が必要であること」を強調し、「司法の限界・立法との差」を一般に解り易く啓蒙していた。 -野佐木恍也 - 石橋凌(第1~3、6~11話) 教官。検察官。教官の中では指導的な立場らしく、初っ端に修習生に対して「心構え」を叩き込む。 法曹のエリート意識を強調する場面もあるが、楓や桐原、更には問題のある過去を持った森乃の就職先も心配していた。 -南ゆり子 - 松下由樹(第2、3話) 教官。裁判官。「アホヤンズ」に対しては比較的理解がある。「下着を付けない主義」と公言。 「目撃証言の曖昧さ」や「関係者の背後にある感情を見抜く力」を教える。 -重松幸輔 - 大杉漣(第3~5話) 教官。弁護士。民事中心の「人権派」弁護士らしく、森乃とは以前なんらかの民事介入暴力事件に絡んで接点を持っている(森乃は覚えていない)。 後に楓と桐原が弁護修習でお世話になった。 模範的な田中とアホヤンズたちの回答を対比させることで「法律による解決以外にも様々な問題解決方法がある」ことを教える。 -星野聡 - 若林豪(第8話) 裁判官。楓が刑裁修習に赴いた東京地裁の担当裁判官。 「いかなる場合でも裁判官は感情を表に出してはいけない」ことを教える。 -相島忠子 - 中島宏海(第9話) 検察官。楓達が検察修習に赴いた東京地検の指導担当検事。 面子にこだわっており、桐原と田家が次席検事との間で決裁理由(窃盗罪か詐欺罪か)により振り回される。 /////////////////// *その他の出演者 [#v43f71e2] -司法修習生 - 青木一、石母田史朗、岩井景、緒方淑子、奥田隆仁、金澤君光、金子敦、久保麻衣子、小泉麻寸彦、小林奈々、三枝俊博、沢口隆夫、白石猛、杉野雄太、大坊健太、田代絢子、田中洋之助、血野滉修、堤匡孝、夏秋佳代子、西尾一幸、福田大久、藤川俊祐、藤島源寛、堀健一、松元紀子、元永真広、森田浩介、山口友和、山崎洋介、山下征彦、結城淳、横地直大、吉田誠司、ワタナベアツシ 第1話 -電話局オペレーター - 三浦実樹 -Y子 - 北村亜里沙 -縁起でもない電報を送った男X - 海老原敬介 -事務局長 - 三井善忠 - ※第7話、第8話では(男A・堀池靖)として出演。 -羽佐間のバッチャン - 花原照子 -B子 - 竹沢友美 -B子を脱がせた男A - 加藤忠可 -過剰接待の女たち - 坂本麻紀子、菊池友子、斉藤優香、吉岡彩、吉田美佐夫 第2話 -C子 - 有衣子 -楓の母(声) - 床嶋佳子 第3話 -猪瀬夫人 - 森下涼子 -主婦Z - 大塚良重 -男B - 虎牙光揮 - ※第5話では、道路交通法違反で逮捕された大野誠として出演。 -猪瀬 - 今井朋彦 -寮のおばちゃん - 篠崎はるく -猪瀬夫人の友人 - 七瀬葵 -管理人Y - 岩田丸 -少女A子 - 井上結菜 -2番 - 森聖二 -3番 - 高木裕喜 -4番 - まつだ壱岱 第4話 -おじいさんX - 谷津勲 -おじいさんX家の嫁 - 平淑恵 -おじいさんXの孫 - 稲田英幸 -男Y - 浅見小四郎 -男Yの仲間 - BOB藤原 -ケーキ屋の店長 - 吉川真由子 第5話 -古井弁護士 - 中丸新将 -小寺弁護士 - 伊藤正之 -アバウトな弁護士 - 野村祐人 -大野誠 - 虎牙光揮 - ※第3話では、女の子誘拐の容疑者である男Bとして出演。 -芦田製作所の娘 - しらたひさこ -被告人 - 鄭龍進 -佐伯弁護士 - 森田友美恵 -あきれる裁判官 - 井上浩 -検察官 - 井上康 -掃除の人 - 中島陽子 -銀行支店長 - 森喜行 -銀行員 - 牟田浩二 -警官 - ヘーデル龍生、富永研司 -被告人の母 - 佐々木すみ江 第6話 -伊勢今日子 - 室井滋 -森乃望の元妹分。傷害事件の教唆犯容疑で任意事情聴取される。後に桐原と偶然に出会い、更生を誓う。 -男Y - 小原雅人 -X子 - 井上訓子 -シンちゃん - 島津健太郎 -ブルーのマスター - 安井順平 -黒沢彩花 - 小林萌恵 第7話 -男A - 三井善忠 -B子 - 広岡由里子 -女性X - 中村敦子 -売店のおばちゃん - 川俣しのぶ -主婦Y - 日野優美子 -借金の取立人 - 市丸優 -警官 - 佐藤祐一 -楓の母(声) - 床嶋佳子 第8話 -男A・堀池靖 - 三井善忠 ※第7話から継続。第8話で名前が明かされる。第1話では、入所パーティーで挨拶する事務局長として出演。 -B子・堀池澄子 - 広岡由里子 ※第7話から継続。第8話で名前が明かされる。 -池澤弁護士 - 春海四方 -青森からはるばるやって来た男Aのもと仕事仲間 - 鶴田東 -素敵な猪瀬夫人リターンズ - 森下涼子 ※第3話以来の出演という意味での「リターンズ」。 -検察官 - 野口雅弘 -陪席裁判官 - 北見誠 -猪瀬夫人の友人 - 水野道代、小張裕加子 第9話 -相模冬子 - 京野ことみ -元OLの在宅被疑者。カード詐欺容疑で逮捕され、楓と松永が検察修習で取り調べることになった。事件の背後に大規模カード窃盗詐欺団の存在が浮上したが、楓の取調で本人は初犯で窃盗団とは無関係であることが判明した。 -自転車泥棒 - モロ師岡 -刺身万引犯 - 銀粉蝶 -食い逃げ犯 - 村松利史 -ホストのジョン - 葉山力樹 -決済官 - なべおさみ -そば屋のおやじ - 本多晋 -自転車屋の店員 - 鈴木良崇 -カード窃盗・詐欺団 - 肥田俊輔、見城貴信 第10話 -渡辺由紀 - 木村多江 -警官。楓を強盗致傷容疑の任意事情聴取で担当した富坂中央署の所轄警察官。実際の被疑者が出頭し楓の容疑は晴れる。楓に刑事事件の実態と現実の厳しさを教える。 -担当刑事 - 田窪一世 -女の子B - 鈴木みわ -会社員A - キモサベポン太 -背広姿の男 - 中根徹 -女性X - 竹本聡子 -自称被害者 - 高村晃平 -その相手の男 - 手代木宇 最終話 -伊勢今日子 - 室井滋 -主婦X - 土居由佳理 -パートの女の子 - 石井里弥 -家族の食卓を囲む父 - 平尾良樹 -家族の食卓を囲む母 - 松元紀子 -主婦 - 田村あかね -ある主婦 - 熊倉智恵 -若い女 - 小松寿子 -そのカレシ - 大江聡 -10話の後半で、警察署廊下で揉み合い警官に制止される男役として、松雪泰子の実弟・高村晃平が出演している。 -その他……ヒロイン応募で最終選考に残った数名が、事件の再現ドラマの役などで起用されている。 //////////// *放送日程 [#n4135f14] -各話 放送日 サブタイトル(完全版) 演出 視聴率 -第1話 2003年10月06日 人生も恋も新人 水田成英 15.6% -第2話 2003年10月13日 検証!女の心 16.4% -第3話 2003年10月20日 黒いパンツを見た・・・・ 川村泰祐 16.6% -第4話 2003年10月27日 焼き鳥は誰のモノ? 13.5% -第5話 2003年11月03日 もらえ! ポケットティッシュ 水田成英 18.0% -第6話 2003年11月10日 依頼人はウソをつく! 松山博昭 18.3% -第7話 2003年11月17日 アンパンは誰が食べた? 川村泰祐 15.4% -第8話 2003年11月24日 泣くな! 見習い裁判官 水田成英 15.5% -第9話 2003年12月01日 検察官はつらいよ 松山博昭 12.2% -第10話 2003年12月08日 恋する「それらしき子」&悲願のカツ丼 川村泰祐 15.3% -最終話 2003年12月15日 検証! 私たちはここにいた 水田成英 16.9% -平均視聴率は15.8%(関東地区、ビデオリサーチ社調べ) *スタッフ [#n27abbbd] -脚本:水橋文美江 -音楽:吉俣良 -演出:水田成英(フジテレビ)、川村泰祐 、松山博昭(フジテレビ) -プロデューサー:山口雅俊(フジテレビ) -協力:友常木村法律事務所(現在はアンダーソン・毛利・友常法律事務所) -プロデュース協力:楠山法律事務所 *主題歌・劇中歌 [#mdf83f89] カーペンターズ「トップ・オブ・ザ・ワールド」 --毎回エンディングで使用された主題歌。クレジットとともにバックには、本編では(全部は)描かれていなかったアホヤンズ各人の司法試験受験前のバックグラウンドが垣間見ることができる映像が流れる。サウンドトラック盤にはインストゥルメンタル曲として収録されている。 --フジテレビがアメリカ国内で同ドラマを放送した際、版権問題のために同曲が使用できず、竹内まりやの『純愛ラプソディー(インストゥルメンタル)』などに差し替えられた。 「The Strongest Beginner」 -オープニング時に流れるドラマオリジナルのギター、ベース、ドラム、ストリングス混成のインストゥルメンタル曲。爽やかさとスピード感を与える印象的な曲である。本放送終了後に様々な情報番組などのBGMに使用されることから良質な楽曲として受け入れられていると思われる。 カーペンターズ「見つめあう恋(原題: A Kind Of Hush )」 -劇中で使用された。サウンドトラック盤にはカーペンターズの原曲はもちろん、インストゥルメンタルアレンジも収録されていない。 The New Seekers「愛するハーモニー(原題: I'd Like To Teach The World To Sing (in Perfect Harmony) )」 -劇中で比較的多く使用された歌唱曲。サウンドトラック盤には原曲もインストゥルメンタルアレンジも収録されていない。 カーペンターズ「青春の輝き(原題:I Need to Be in Love)」 -最終話にて使用された 布施明「これが青春だ」 -ドラマオリジナルサウンドトラックとしてのインストゥルメンタル曲もあるが、布施明が歌唱しているオリジナル曲も使用された。 -この曲自体はテレビドラマ「これが青春だ(1966年、日本テレビ)」の主題歌、このドラマでは主人公(竜雷太)の友人役で若き日の北村総一朗が出演している。 *Add [#z2a40e62] あなたは今“青春”していますか? あなたが“青春”と呼べる時期はいつでしたか? 人は、ある時期、悩んだり苦しんだり・・・希望に向かって、ある目的に向かって全力を傾ける時がある。そんな時が“青春”だとするならば、10代、20代の経験のみが“青春”ではない。だとすれば、誰にだって何歳になったって“青春”は訪れるのだ。 このドラマの舞台は司法研修所。司法試験に合格し、裁判官や検察官、弁護士を目指すものたちが1年半の司法修習を受ける場所。だから、集まってくる人間も様々だ。元OLの楓由子(ミムラ)、不良の落ちこぼれ、羽佐間旬(オダギリジョー)、元外務省勤務の桐原勇平(堤真一)、元学生の松永鈴希(奥菜恵)、苦節18年の田家六太郎(我集院達也)に元専業主婦、黒沢圭子(横山めぐみ)。そして、元会社員の崎田和康(北村総一郎)と、経歴不明の女、森乃望(松雪泰子)・・・。 優秀な修習生たちが居並ぶ中、この8人はどちらかというと問題児。しかし、法律家になろうという目標には真剣に取り組んでいる。厳しい講義が進みだすと、ひょんなことから、年齢も経歴もバラバラの8人に仲間意識が芽生えて・・・。 ミムラ オダギリジョー 堤真一 奥菜恵 我修院達也 横山めぐみ 北村総一朗 松雪泰子 #br //https://www.youtube.com/watch?v=5jCxaS8ql7k&list=WL&index=2 #youtube(5jCxaS8ql7k) #br #ref(bg11.png) #br #ref(bg12.png) #br