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[[TV/北の国から]]

*'83冬〜 [#f746c5c9]

北の国から '83冬

令子の葬儀から一年半、季節はクリスマス。東京に出稼ぎに行っていた五郎が12月30日、麓郷に戻ってくる。賑やかな年の瀬を迎える中で入ったのは「正吉が家出した」という一報だった。夜、正吉を発見した純たちは彼を丸太小屋に連れ帰る。翌朝、黒板家を訪ねてきた正吉の母・みどりは「しばらく正吉を預かってほしい」と頼むのだった。しばらく後、もう一人の来客があった。五郎の父や杵次たちとともに麓郷開拓の祖とも言われる沢田松吉だった。東京で成功し隠居したという松吉の帰郷に宴席が設けられるなど、町は活気づく。そんな中、五郎を訪ねてきたのは、借金取りの男たちだった。五郎はみどりが作った借金700万円の連帯保証人になっていたのだ。金を払うか土地を手放すか、五郎は追い込まれていく。そうとも知らず「家出中の自分に螢が年賀状をくれた」と浮かれる正吉。しかしひょんなことから借金問題が純たちの耳に入り、五郎と純、正吉の関係に軋みが生じる。そして正吉はまたも黒板家を飛び出してしまった。その夜、再びみどりが姿を現した。みどりは「もうどうにもならん」と呻めき、汽車で富良野を出ていくという。そんなみどりに、五郎は松吉や自分の半生を引き合いに出し故郷の良さを説く。そして「正吉を預からせてくれ」と申し出るのだった。朝、丸太小屋の雪おろしが進んでいた。正吉だと三人は直感するが、その姿は見えない。正吉は屋根から落下し、雪の中に埋まっていた。一命を取り留めた正吉が眠る病院。仲間たちが五郎を訪ねてきた。皆が少しずつ金を工面したという。ただただ頭を下げる五郎。そんな話に松吉は援助を申し出るが、松吉の孫娘、妙子は涙ながらに言う。「都合のいいことばかり思い出さないでよ」。郷里を出奔した松吉の記憶はもはや曖昧で、財力など持ち合わせていなかったのだ。しかし五郎は松吉の言葉に真摯に向き合い、礼を述べるのだった。夕刻、松吉は、雪の中で豆を蒔いていた。その目に映るのは、かつての開拓の同志たち。松吉の心は、自身が豆大臣と言われたあの頃へ、村が豆で豊かになったあの頃へと旅していた。そして1月10日、再び五郎は出稼ぎのため、東京へ向かう。純、螢、正吉の三人の暮らしが始まろうとしていた。



ドラマスペシャル 北の国から'83冬

出稼ぎにいった五郎(田中邦衛)は借金を肩代わりさせられる。何も知らない純(吉岡秀隆)と蛍(中嶋朋子)は雪国の正月を満喫している。「北の国から」の初のスペシャル版。&br;
協力:北海道富良野市、富良野プリンスホテル、北海道文化放送、東亜国内航空、ゴールドウィン、小田急百貨店。【出典:ドラマ本体のクレジット表示より採録(採録:古崎康成)】

-CX	放送曜日	木	放送期間	1983/03/24~1983/03/24
放送時間	20:02-21:48	放送回数	1 回	連続/単発	単発
番組名	木曜ファミリーワイド

-出演	田中邦衛、竹下景子、笠智衆、大滝秀治、地井武男、岩城滉一、大犮柳太朗(正しくは「友」に「`(てん)」が付く)、ガッツ石松、風吹ジュン、林美智子、吉岡秀隆、中嶋朋子、清水まゆみ、今井和子、市原清彦、成瀬正、奥村公延、木田三千雄、中沢佳仁、笹野高史、今野照子、塔崎健二、南雲佑介、尾上和、塩月徳子、石黒正男、加藤正之、末吉敏男、小林秀治、恩田恵美子、叶杏子、坂本由英、平川ひとし、峯田 智代、森康子、古賀プロ、(バイオリン指導:桜井敏雄)

-脚本	倉本聰(倉本聡)
-プロデューサ	中村敏夫
-演出	杉田成道、(演出補:山田良明、花田深)(記録:森靖子)
-局系列	FNN
-制作会社	(制作著作:CX)
-制作	(制作補:森井勝美)
-音楽	さだまさし、(音響効果:篠沢紀雄)
-主題歌	(さだまさし)
-撮影技術	(技術:佐藤実)(カメラ:竹越由幸)(照明:本間利明)(音声:西田貞雄)(映像:橋本和司)(録画:五十嵐万治)(編集:小泉義明、石井和男)
-ビデオ	フジテレビ/ポニーキャニオン

-美術	藤森信之、(美術制作:的場忠)(美術進行:水上啓光)(大道具:山県昭三)(持道具:大里誠一)(装飾:佐々木勝也)(視覚効果:中山信男)(衣裳:萱田典弘)(メイク:大田修)(タイトル:川崎利治)
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*Add [#xa4083d6]

話が暗い

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