#author("2021-01-08T21:46:49+09:00","","")
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**MENU [#w52537b6]

❖小回りのきく脚本で感心してた、んで、配役も適切

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*特命係長 只野仁 [#b1c5e163]

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特命係長 只野仁 1(2003年)第1話 「問題社員」

特命係長 只野仁(特命係長・只野仁)(1) TADANO HITOSHI

大手広告代理店勤務の冴えない窓際係長が夜になると変身、大活躍する物語。「大手広告代理店の総務課係長・只野仁(高橋克典)、普段はダメ社員のフリをしているが、彼には無敵のスーパーサラリーマンとして様々なトラブルを解決するもうひとつの顔が…。アクションあり、お色気あり、笑いありの大ヒットドラマ&br;
【この項、ポニーキャニオン広報資料より引用】」深夜枠にもかかわらず10パーセントを超える異例の高視聴率を記録。AV女優の大挙出演と、三浦理恵子のはじけた大胆演技が話題となった。&br;
サブタイトルは以下の通り&br;
第1話「問題社員」&br;
第2話「美女アナ」&br;
第3話「仇討ち」&br;
第4話「女帝」&br;
第5話「密会部長」&br;
第6話「アイドルの条件」&br;
第7話「会長の秘密」&br;
第8話「盗撮事件」&br;
第9話「美人妻」&br;
第10話「社内不倫」&br;
最終話「出向命令」&br;
ドライバー・石本健二&br;
撮影協力・新宿パークタワー(1)(2)(7)(9)(11)、ホテルセンチュリーハイアット(1)、ホテルグランシャリオ(1)、ONE EYED JACK(1)、PRIVATE EYES(1)、CREATIVE MAMA(1)-(5)(7)-(11)、千葉船橋コルティーレ(2)、セザール(2)、TOKYU(2)、第一ホテル光ヶ丘(2)、パークタワーホテル(3)、プラザM(3)、CLUB AROMA(3)、墨田区(3)、SYMPOSION(3)、東急蒲田駅(3)、センチュリーハイアット東京(4)(7)(8)、アールブリアン(4)、BMB(4)、CHEVAL D'OR(5)、Ritmo(5)、共立美容外科・歯科(5)、HOUSE(5)、六本木・クラブ チック(5)、六本木クラブ アリス(5)、山中湖 花の部公園(6)、河口湖カチカチ山ロープウェイ(6)、星港夜(6)、FIT RESORT CLUB(6)、ウォッシャーズ代々木店(6)、リイド社(6)、J-POP CAFE SHIBUYA(6)、AC-PIT(6)、K???(6)、マックスエー(6)、ビージーン(6)、HOTEL GRAND HILL(7)、飛鳥ホテル(7)、オイデン新宿(9)、ル・フォーブル(9)、プライド プラザ店(9)。住友不動産新宿オークタワー(10)、東京ビジネスホテル(10)、CLUB ALOMA(10)、トラットリア ベニーレ ベニーレ(10)。協力・ワインドアップ、コンガス、ナイス・デー、rhythm factory(2)-(11)。「時間変更(カッコ内は理由)…7/18(金)→休止(大相撲ダイジェスト「七月場所・十三日目」「第132回全英オープンゴルフみどころ」「第132回全英オープンゴルフ」放送)。(3)→7/25(金)23:30-24:25(「優香の大好き世界水泳GO!GOLD!JAPAN!」放送)。(5)→2003/8/8(金)23:45-24:40(「熱闘甲子園」放送)。(7)→2003/8/22(金)23:45-24:40(「熱闘甲子園」放送)。東京地方では(3)の途中、24:19-24:22まで東北地方の地震ニュースが放送された。その後、中断部分はカットされたまま再開、予定時間通りに終了した。カット部分を含めた3話は、東京地区では8/1(金)13:55-14:50に「特命係長只野仁SP!ファン御礼!夏休み緊急アンコール特別版」として再放送された。【この項、文・練馬大根役者】」


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-ANB	金	2003/07/04~2003/09/19
23:15-24:09	放送回数	11 回	連続
金曜ナイトドラマ

-出演	高橋克典、梅宮辰夫、永井大、櫻井淳子(桜井淳子)、蛯原友里、三浦理恵子(2)-(11)、川島なお美(4)、高樹マリア(原由紀子、いのうえ梨花)(6)、蒼井そら(1)、涼樹れん(3)、鈴木麻奈美(7)、田山涼成、近江谷太朗(1)-(3)(5)(8)-(11)、斉藤優(パラシュート部隊)(1)-(3)(5)(8)-(11)、細野佑美子、須之内美帆子、能世あんな、田中景花、加藤和樹、飯村真一(ANBアナウンサー)(2)(3)(6)(8)(10)、団時朗(1)、尾美としのり(1)、葉山レイコ(1)、大竹一重(2)、榊英雄(2)、平泉成(3)、菅田俊(3)、乃木涼介(3)、松田純(3)、宝積有香(3)、小林滋央(3)、神保悟志(4)、能見達也(4)、深水三章(5)、木内美歩(木内美穂)(5)、深見亮介(深見博)(5)、小林すすむ(6)、本宮泰風(6)、丹直樹(滝直希)(6)、積圭祐(6)、東幹久(7)、下村彰宏(7)、浅野和之(8)、嘉門洋子(8)、山口香緒里(9)、倉石功(9)、辻沢杏子(10)、上杉祥三(10)、阿南健治(11)、平岳大(11)、伊藤幸純(1)、光宣(1)、星大雄(1)、遊木康剛(1)(8)(11)、税所伊久磨(1)、辻義人(1)、小山裕達(1)、重水直人(1)、沼崎悠(1)、横山華(1)、松永英晃(1)、辻村真紀(1)、梅津裕子(1)、星川ヒカル(1)、大浦あんな(1)、妹川尚子(1)、黒木あみ(1)、宇納侑玖(宇納佑)(2)、隈部洋一(2)、武田ひさの(2)、新井宏紀(2)、田中恵理(2)、近藤淳(2)、谷口龍(2)、時任歩(3)、幸野友之(3)、奈良崎まどか(崎は山偏に竒)(3)、渡辺一哉(3)、山浦絢子(3)、七瀬えりか(3)、松本航平(3)(7)(11)、徳井広基(3)(8)(11)、中島秀敏(3)、浜田大介(3)(6)(9)(11)、村田一晃(3)、長谷川徹(3)、岡健治(3)(6)(10)、橋本啓輝(4)、岩本宗規(4)、桐生康詩(4)、麻丘実希(4)、石橋秀太郎(4)、久田貴宏(4)、サミーモアモアJr(4)、〆さばヒカル(4)、ガンビーノ小林(4)、ボス井上(4)、山口まなみ(4)、飯沢もも(4)(8)、桜井ルル(4)(8)、原ななえ(4)、日高ひとみ(5)、小出華津(5)、熊沢しずか(5)、伊藤修子(5)、加藤ゆき(5)、成田実弥子(5)、村瀬香奈(5)、森美穂子(5)、鵜飼里絵(5)、土屋まなみ(5)、前原実(5)、井鍋信治(5)、吉本信也(5)(7)(11)、保科光志(5)(9)、山本康平(6)、大橋寛展(6)(11)、中村雪浩(6)、村中優希(6)(11)、篠原綾乃(6)、水谷奈津子(6)、藤田清二(6)(9)(11)、安田佳史(6)、森田雄飛(6)、南由紀子(6)、本田麻己(6)、横地郁英(6)(9)、長畑洋太(6)、石丸ひろし(7)(11)、田中輝彦(7)(11)、辻龍也(7)、キング秋元(7)、わくしましんのすけ(7)(10)、品川蜂郎(7)、吉野雅弘(7)、堀勉(8)、鈴木ひろみ(8)、叶雅貴(8)、城田龍生(8)(11)、霜越綾香(8)、當間竣(8)、デビィ(8)、七瀬美和(8)、桂憲一(9)、平尾 良樹(金橋良樹)(9)、酒井一圭(9)、川渕良和(9)、大成拓海(9)、秋元環季(9)、永井裕久(9)、市川李奈(9)、石河里奈(9)、佐渡稔(10)、関根大学(10)、オクイシュージ(10)、賀川黒之助(10)、東出典子(10)、坂下麻衣(10)、デュークケリー(10)、佳本周也(10)、袖山優希(10)、エリカ(10)、金澤由紀(10)、仁科鉄平(10)、マリリン山口(10)、足立ペキン(10)、キャンディ浅井(10)、ト字たかお(卜字たかお…誤り)(11)、児玉頼信(11)、織平真由美(織平まな美)(11)、紋舞らん(11)、北川絵美(11)、小幡茜(11)、桜井聖(11)、田端英二(11)、塩澤有希(11)、河西祐樹(11)、亀山助清(11)、ERIKU(11)、山崎ゾルゲ・ミッシェル染伍牢(山崎ミッシェル伍牢)(11)、石川直人(11)、放映プロジェクト、(ナレーション・大森章督)

-脚本	福田靖(1)、尾崎将也(1)(2)(4)(9)(11)、高山直也(3)(6)、旺季志ずか(5)(8)(10)、三上幸四郎(7)
-プロデューサー	東城祐司(MMJ)、伊藤達哉(MMJ)、黒田徹也(ANB)、(プロデューサー補・浅井千瑞、上田直彦(ANB))(宣伝・小久保聡(ANB))(スチール・山崎永寿)(ホームページ・中村裕一(2)-(11))
-演出	塚本連平(1)(2)(5)(8)(11)、秋山純(3)(6)(9)、二宮浩行(4)(7)(10)、(助監督・天野修敬(1)-(3))(演出補・井澤辰幸(4)-(11))(スケジュール・二宮浩行(1)-(3)、天野修敬(4)、酒井昌雄(5)-(11))(記録・巻口恵美(1)(2)(5)(7)(8)(11)、勝原繁子(3)(4)(6)(9)(10))(技斗・深作覚(日俳連アクション部会))

-原作	柳沢きみお(講談社「週刊現代」連載 ぶんか社コミックス)

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-局系列	ANN
-制作会社	メディアミックス・ジャパン(MMJ)、ANB
-制作	(制作担当・北田宏和)
-企画	(編成・上田めぐみ(ANB))
-音楽	仲西匡、(選曲((1)(2)は選曲効果)・渡邊朋子)(効果・本郷俊介(3)-(10))(MA・宮崎匡宏((2)以降、崎は山偏に竒))(音楽協力・テレビ朝日ミュージック)
-主題歌	椿「川の流れのように」(東芝EMI)、(挿入歌・高橋克典「男の美学」(avex trax))
-撮影技術	朝香昌男、(照明・白石雄二)(音声・根本敬介)(VE・藤森寛明)(技術営業・向井美和)(車輌・井上桐文)(編集・足立浩)(ライン編集・山崎すすむ)(タイトル編集・高橋洋子)(協力・テイクシステムズ、国際放映、スタジオブル)
-ビデオ	DVD:パラマウント ホーム エンタテインメント

-美術	(美術制作・村上輝彦)(デザイン・北谷岳之)(美術進行・秋元博)(大道具・手塚常光)(操作・真砂和則)(スタジオ・山川宏)(装飾・佐原敦史)(持道具・湧嶋伸之助)(メイク・堀ちほ、鈴木富(4))(衣裳・山口千恵美)(スタイリスト・宮本まゆみ、片山彰乃(4))(CG画面・中村裕司)(協力・サンライズアート、テレビ朝日クリエイト)

*CAST [#k478fa41]

1stシーズンからのレギュラーは主役の高橋と、櫻井、永井、田山、近江谷、斉藤、三浦、梅宮の8人である。

//※:AV女優

''電王堂''

-''只野仁''(ただの じん)
演 - 高橋克典
大手広告代理店・電王堂(でんおうどう)の総務二課係長で、社員番号は0005235。原作では年齢不詳(ファイナルでは30代とされている)。本名は「ただのじん」。周囲には「ジン」のほうではなく「ただのひと」とちゃかして「ただのひとし」の通称で呼ばれている。
昼はバカをよくやるドジ社員を演じているが、夜は本当の姿である黒川会長直属の特命係長として、部下である森脇と共に事件の真相調査及び解決を生業としている。夜の活動が非常に多いため、昼の総務二課では会長からの緊急の呼びだしや徹夜のせいによる昼寝などで「仕事をしているとこを見たことがない」と堂々と不満を口にされるほど非常に肩身が狭い。
会長同様に正義感は強く、不器用であっても真摯に生きる人間を殺害、または食い物にした悪人は絶対に許さない。弱者に対しては、昼間の姿でもセクハラなどを見かけるとドジをおこしてその場をうまく誤魔化す素振りをするなどで助けるぐらいである。ただし、1度だけ係長として活動中にも「甘ったれたこと言ってんじゃねーよ!」と相手を怒鳴りつけるなど熱い面も見せる(1st第1話のみ)。
調査能力や不正や犯罪の推理力は非常に高く、普段から鍛えているその格闘センスは抜群。たった一人でも援護なしで大勢の悪党を倒す。ヌンチャクや刀といった武器の扱いにも長けており、その場にある鉄パイプを武器にしたりなどもする。大勢の悪党に囲まれても、それらをバッタバッタとなぎ倒す姿は、変身ヒーローや時代劇の主人公さながら。また、男性器をムチのように使って敵を倒す謎の技も持つ。
基本的に器用で変装(第10話では女装して潜入。その付き添いで電王堂に来てしまい、坪内や山吹に正体がバレそうになったが演技で誤魔化し切り抜けた)、芝居、語学もこなす。特命係長としての彼に睨まれた女は皆、虜になるが、一時効かなくなった時がある[注 1]。右側の乳首が異常に敏感で、得意な体位は騎乗位。特命解決のカギを握る女性を誘惑してホテルに連れ込み、ベッドテクニックで籠絡し情報を聞き出すことが多い。
原作同様、基本的に女性には暴力は振るわない。ただし、数回平手打ちをしたことがあり、軽いながらも暴力を振るったことがある。また夜の顔の只野は基本的にネクタイやリボンはつけない。パーティー会場に潜入した時も入場を終えるとすぐに外してしまった。

-''坪内紀子''(つぼうち のりこ)
演 - 櫻井淳子
電王堂秘書課。
美園(みその)女学院大学卒(S03-No.31).東亜女子大卒(S04-No.35).
本作におけるヒロイン的存在のひとりで会長付の秘書。本人は知らないが、30年ほど前に黒川が今の妻と会う前につき合っていた女性との間に産まれた子供。このことを把握しているのは黒川、只野と人事部長のみ。東亜女子大学卒業生。
昼の只野を変人として嫌っており、「タダの人」と呼んでいるが、1st第1話にてチンピラに襲われそうになったところを助けてくれた夜の只野を好きになる(このシーンは以降坪内の回想として度々挿入されるお馴染みのシーンとなる)。ただし、只野の正体にはまったく気づいていない。新水真由子とは只野を巡るライバル関係だが、話が進むにつれて女の友情も芽生え始めている(その後AbemaTVオリジナルでは互いに齢を重ねたこともあってかライバル関係はほとんどなくなっている)。始めは只野に恋い焦がれていたが毎回逃げられているので段々と険しく素直ではない態度になり、いわゆるツンデレな振る舞いを見せるようになる。営業の課長である野村からはたびたびアプローチされ、何度か口車に乗ってデートしたことあるが「恋愛対象にはならない」と断言している。
原作では黒川の孫娘(周囲には隠している)という設定。新水同様、只野と肉体関係にある。ただし、原作では新水と面識があまりない(顔見知り程度で仲は悪い)。原作・ドラマとも、新水に比べて結婚願望が強い。連載初期は野村とデートもしたがすぐに相手にしなくなった。

-''森脇幸一''(もりわき こういち)
演 - 永井大
電王堂メールボーイ。只野の部下であり後輩。美人に弱いスケベな性格でたびたび只野からツッコまれる。
原作・ドラマ共に身長は只野より高いが格闘センスは皆無に等しく運動能力も低い(ポパイのようにほうれん草を食べるとまともに戦える)。基本的に格闘能力は皆無で、戦闘シーンではもっぱら殴り倒されることが多いが、偶然の幸運や気力などでヤクザをKOしたこともある。強くなりたいと鍛えてはいるが引き締まった肉体の割りにかなり非力。ただし、調査能力は高く、社内は勿論社外の情報収集能力には非常に高い。メールボーイとして電王堂社内を回っていることもあって比較的女性社員とは顔見知りで話もするため、社内の噂話を元に個人情報やプライベートな情報を探っている。普段から只野にくっついて屋上で日焼けしたりサウナに同行したりと比較的仲はいいが仕事ではかなりコキ使われたりいい思い(主に女性の相手)は只野に持っていかれることもあって、たまに影口を叩くことも。変装も得意で、潜入先はテレビ局(ディレクター)、ホストクラブ(新人)など。高級クラブに潜入したときは、20万円以上請求されたことがある。また、スカジャンをよく着用している。
当初はドラマ版のオリジナルキャラクターだったため、原作の登場は遅い。原作では騒ぎを起こしていたチンピラに注意したことから暴力を振るわれるが、その正義感を見込んだ只野に助けられ助手として雇われている。ドラマと同じでケンカは弱いが、只野と協力しての乱闘ではボロボロになりながらも相手を倒すことも増えてきている。

-''山吹一恵''(やまぶき かずえ)
演 - 蛯原友里(1st第1話 - ファイナル)
電王堂総務二課。OLたちの中ではリーダー的存在でもある。原作では「新」の時点で22歳で一貫して処女。
当初は特命優先で仕事も残業もしない昼間の只野のことを嫌っており、只野と佐川に女子トイレの盗撮疑惑が掛かった時はほぼ犯人扱いしていた。しかし階段から足を踏み外した際にクッションになってくれたことで見直し意識するようになる。その後、ストーリーが進行するにつれ昼の只野に好意を抱くようになるものの(1st第10話)、時々只野がバカをやるため近寄りがたい様子(原作によると只野は山吹が自分に関わることで危険な目に遭わないようにするために、わざとバカなことをして離れるように仕向けている)。処女であり、甘い恋愛観を持っているせいかいろいろ妄想する癖がある。近年[いつ?]は怪力であることも判明し、只野がバカなことをしたり妄想が爆発するとすぐ突き飛ばしたり(只野はかなりの距離まで吹っ飛ぶ。また疲労困憊だったとはいえ只野がフラつくほどの荷物を片手で持っている)、劇場版では只野のピンチの場面にたまたま居合わせ、そばにあった巨大な鏡餅のオブジェを持ち上げて敵に投げつけたりもした。
原作ではおっとりしていて夢見がちな性格で優しい女性。只野のドジを見て可愛いと思い、またミステリアスな部分も相まって当初から好意を抱いていた。ドラマでは一貫して気の強い女性として描かれている。ドラマでは酒癖が非常に悪く佐川に絡んだりしていた。

-''吉川由梨''
演 - 坂田梨香子(AbemaTV)
電王堂総務二課。
父親を早くに亡くしていることから佐川に父性を感じており、他の同僚らが佐川の事を冷遇する中で彼女だけが肩を持つこともある。

-''岡野美香''
演 - 西丸優子(AbemaTV 2)
電王堂総務二課主任。

-''佐川和男''(さがわ かずお)
演 - 田山涼成
電王堂総務二課長。只野の上司。よくグチを吐き只野に聞かせるが憎めない只野のよき理解者。只野も彼には親しみを持っており、定年退職を迎えた際には只野が黒川に対し再雇用を頼んでいたこともある(第46話より)。第47話からは課長待遇になる。
作中においてグチのお題はかみさんが多い。時々親父ギャグをかましよくスベる。娘が2人いる。原作・ドラマ共に初期では只野に呆れたりこっぴどく叱ることが多く「イヤな上司」という面が強かった。
人事異動の時期が近付いた際は自分のクビを切られるという不安から「弱者は悪事を働かないと生きられない」と愚痴るようになり、同じような境遇の知り合い(盗撮犯)に唆され盗みに加担しそうになったが、只野が先に盗撮犯を逮捕させたのと、会長から佐川に電話してリストラはしないと断言したため悪事に手を染めることはなかった。
原作では、只野の入社時には係長だった。新潟県出身(ドラマでは、福島県相馬市出身)。離婚しており、和美(なごみ)という人妻と不倫関係にあるなど、ドラマとの人物描写が最も異なる。

-''野村俊夫''(のむら としお)
演 - 近江谷太朗
電王堂営業課長。只野の同期。二部上場企業野村ゴム(コンドームの会社)社長の息子でコネ入社。
希代の女好きで横浜支社のOLを孕ませたプレイボーイ。更に黒川によれば14人も女性社員に手を出したという。気が小さく、弱いものには高圧的に接して弱いものイジメを楽しんでおり、特に社内では只野をいじめて楽しんでいる。坪内紀子を落とそうと毎度毎度誘うが、相手にされていない。また合コン好きであるが、全戦全敗である。1967年6月2日生まれ(2nd第15話より)。
原作では特命第一号の相手が野村で、女性トラブルの処理(ヤクザの情婦に手を出して孕ませ、つけ狙われた)だった。風俗好きの描写もある。しかし満足しておらず自分には高級な女が相応しいと考えている。久保の際どいスキンシップに難儀することもあるが、その嗜好と性癖自体は許容・熟知しているらしく、自分の方から彼に対してスキンシップに及ぶことも少なくない。
原作では女たらしで女性社員の裸を透視(妄想)して悦ぶスケベだが、ドラマではプレイボーイとしての面が強いが、発言は自意識過剰で自画自賛が多い。只野の正体を知らずに追う坪内に対し「彼とは知り合い」「食事に呼んだので一緒に行きませんか」と嘘をついて食事に誘うなど悪知恵も働くが、実際に本人が現れて坪内が追いかけて行って終わってしまうことがほとんど。また原作では坪内は高嶺の花なので積極的に声をかけられないが、ドラマではかなり積極的に食事やホテルに誘っている。しかし「恋愛対象には絶対にならない」と坪内に断言されている。また原作では夜の只野とは一度しかあっていないが、ドラマでは何度か面識があり夜の只野のことを覚えている。大体出会う時は昼の仕返しとばかりにからかわれることが多い。
AbemaTVオリジナル版では完全な小者になっており、デザイン部のチーフに媚びを売ってコバンザメに徹しようとしたことから久保に見捨てられた。

-''久保順平''(くぼ じゅんぺい)
演 - 斉藤優(パラシュート部隊)
電王堂営業課。上司の野村課長に寄り添う腰巾着で、只野が野村にいじめられている姿を見ては楽しんでいる。野村課長の行動を常に観察しており、2ndから野村課長に恋心が芽生えている描写がある。ドMらしく、3rdの頃から野村にいじられると「ありがとうございます」と言うようになる。しかしその後矢村の腰巾着となって野村に見切りをつけていたものの後者の経緯により再び野村の腰巾着となっている。
合コンのセッティングや上司へのお見舞いの品を用意したりなど小間使いとして活躍することもある。野村の方も久保のことは可愛がっており、両者の仲は至って良好。
原作での姓は今岡で階級は係長。年齢も野村より2歳年上。中盤からは野村の指示で只野を虐めることが多くなるが、内心では野村をバカにしている描写もあるなど大きく設定が代わっている。またドラマでは野村を「先輩」「野村課長」と呼ぶが原作では「野村様」(ドラマでもいつの間にかこの呼称で通すようになった)である。また野村の腰巾着である理由が「無能なので生きるため」というもの。
AbemaTVオリジナル版では野村の腰巾着から離れ、新キャラクターである後述の矢村京介にくっついている。理由は、野村が自分のようなコバンザメ体質になってしまったので自分の保身が約束できなくなったため。

-''矢村京介''
演 - 渋江譲二(AbemaTV)
電王堂営業課長。優秀な仕事ぶりから久保が野村に見切りをつけ腰巾着となるほどだが只野達と同じサウナの常連客でサウナ嬢の胸の揺ればかり見ているムッツリスケベ。最終話でサウナ嬢の胸を見せろという行為をしてしまい謹慎処分となった事がラストの久保と野村の会話で知らされる。夢見るサウナでサウナ従業員に再就職した。

-''足立和美''(あだち かずみ)
演 - 細野佑美子(1st - 4th)
電王堂秘書課。「寿退社」という理由で、ファイナルには出演していない。
原作ではかなり後に登場し、坪内の後輩であり未婚。山吹とは仲が良くなりお互いに只野のことを好いている。ただし、原作での名前は「足立 由美」になっている。

-''立花小百合''(たちばな さゆり)
演 - 長澤奈央(ファイナル)
電王堂秘書課。足立の後任として赴任される。彼女も昼の只野に興味を持っている。

-''栗本瑞枝''
演 - 小槙まこ(AbemaTV / AbemaTV 2)
電王堂秘書課。

-''黒川重蔵''(くろがわ じゅうぞう)
演 - ''梅宮辰夫''
電王堂会長。業界の表と裏を仕切る豪腕会長であり、社内外の表沙汰にできないトラブルを解決するため、只野に特命を下す。なお、只野に特命を下すときは漏洩を防ぐため、森脇が配達する社内メールにより会長室に呼び出す。メールも細工がされており、只野にしか区別は出来ないようにしてある。不正を許さない正義感の強い人間であるが、特命に私情が入ることもある。また、都内のホテルならば、誰がどこに宿泊したのか直ちに把握できる力がある。電王堂内では森脇以外で只野の正体を知る唯一の上司で夜の只野でさえも頭が上がらない存在である。只野に、右手人差し指で「それが今回の特命だ」と指示するが、その際、右手は上からビシッとではなく、下からややゆるやかに突き上げるのが特徴。電王堂入社前は議員秘書だった(SP第1弾)。
1stでは坪内と野村がつき合っていると聞き、「緊急の事態だ。二人を別れさせろ」と只野に特命を下し「横暴だなぁ」と愚痴を吐かれたことがある。野村の評判は知っており「14人も女性社員に手を出している女ったらし」と毛嫌いしていた。
原作ではスキンヘッドで坪内が孫娘にあたる以外はほぼ同一。連載初期は一貫して冷酷かつ冷徹でどんなに優秀でも、どんなに目をかけた相手でも必要があれば陥れて会社から追い出すことも厭わない。連載後期になると表情の変化が目立つようになり、微笑を浮かべたりギャグ顔になって呆れたりと人間味が増している。

''総務二課''

-''伊藤佳美'' - 須之内美帆子(1st)
-''鈴木早紀'' - 能世あんな(1st)
-''川田雪江'' - 田中景花(1st)
-''春野哲夫'' - 加藤和樹(1st)
-''柴田留美'' - 岩倉沙織(SP第1弾 / 2nd / SP第2弾)
-''近藤美奈'' - 尾上康代(SP第1弾 / 2nd / SP第2弾)
-''大島小夜子'' - えれな(SP第1弾 / 2nd / SP第2弾)
-''松下郁江'' - 菅原舞(SP第1弾 / 2nd / SP第2弾)
-''相田夏子'' - 尾藤ゆう(SP第1弾 / 2nd / SP第2弾)
-''井上さおり'' - 庄司麻衣(SP第3弾 - 4th)
-''君島あや'' - 藤澤志帆(SP第3弾 - 4th)
-''上村真樹'' - 小野晴子(SP第3弾 / 3rd / SP第4弾)
-''遠藤雅子'' - 山岡由実(SP第3弾 / 3rd / SP第4弾)
-''小島エリカ'' - 伊達あい(SP第3弾 / 3rd / SP第4弾)
-''上田満里奈'' - 浦野一美(SP第5弾 / 4th)
-''斉藤美沙子'' - YUKARI(SP第5弾 / 4th)
-''小林恵理'' - 島田和菜(SP第5弾 / 4th)
-''西村ユカ'' - 若月彩子(SP第5弾 / 4th)
-''滝沢美奈子'' - 阪本麻美(ファイナル)
-''明菜'' - 小林優美(ファイナル)
-''ひとみ'' - 河村唯(ファイナル)
-''優'' - 太田彩乃(ファイナル)
-''安藤聡美'' - まつながひろこ(AbemaTV / AbemaTV 2)
-''あや'' - 井上早紀(AbemaTV)
-''上田まり'' - 瑠衣夏(AbemaTV)
-''遠藤詩織'' - 新田祐里子(AbemaTV)
-''大島エリカ'' - ドーキンズ英里奈(AbemaTV)
-''大島玲子'' - 市原佑梨(AbemaTV 2)

''ジャパンテレビ''

-''新水真由子''(しんみず まゆこ)
演 - [[三浦理恵子>Actress/三浦理恵子]](1st第2話 - ).
城南女子大卒(S04-No.31).
もう一人のヒロイン的存在で、ジャパンテレビのアナウンサー。我侭で思ったことはスパッと口にする。最初は頼りなさそうと只野のことを毛嫌いしていたが、ストーカーから助けてもらったのをきっかけに肉体関係を持つ深い仲になる。マスコミに入ってきた情報を只野に伝えるなど特命を裏から支えている。坪内紀子とは先述の様に只野を巡りライバル関係だが、女の友情も芽生え始めている。のちに只野の昼と夜両方の顔を知る数少ない人物の一人となり、只野が昼の姿であっても平気で接近するようになる。
原作ではテレビ局名が「朝売テレビ」。昼の只野との面識がない。連載初期には坪内と二度ほど会っているが初対面から仲が悪く険悪。二度目に会った時は護衛の男(只野)に惚れたため正体を知るべく会長室に押しかけた際。ライバル局では「おっぱい姉ちゃん」という、新水を揶揄した隠語があり、巨乳でもある。原作ではフェロモンを撒き散らす大人の女性として描かれているが、ドラマでは我侭で聞き分けのなく言動にも幼さが見られる、貧乳だったりと子供っぽい性格をしている。
原作では初登場時24歳、身長168センチ、スリーサイズは上から90・62・95であり女子アナの中で一番とされるフェロモン女。只野の見立てでは坪内の方が巨乳らしい。

-''深田昌子''(ふかだ まさこ)
演 - 武田真理子(2nd / SP第2弾)
新水真由子の後輩アナウンサー。深田は原作にも登場し、新水を介して只野にストーカー撃退を依頼する。自慰好き。
原作での名前は美沙。

-''瀬尾広子''(せお ひろこ)
演 - 椎名法子(SP第3弾 - 4th)
新水真由子の後輩アナウンサー。レポートが出来ず、新水に叱られることも。

-''今野みどり''(こんの みどり)
演 - 小泉麻耶(ファイナル)
新水真由子の後輩アナウンサー。まともな話し方が出来ず、新水に叱られる。

-''舞子''
演 - ほのか(AbemaTV)
新水真由子の後輩アナウンサー。

-''谷村さつき''
演 - 伊東紗冶子(AbemaTV 2)
新人アナウンサー。

-''飯村真一''(いいむら しんいち)
演 - 飯村真一(本人役 / テレビ朝日アナウンサー)
新水真由子を落とそうと何度も誘うが、相手にされない(毎回は出演していない。原作には登場しない)。

''サウナ風呂''

-''陳珍好''(ちん ちんこう)
演 - 飯沢もも(2nd / SP第2・3弾 / 3rd第28・31話)※
謎の中国人女性。初登場時は只野と森脇の通うサウナ店の従業員。職を転々としているが、結局サウナ従業員に戻っている。
SP第2弾でラーメン屋の従業員に、第28話では足つぼマッサージ店のマネージャーになっていた。
演じた飯沢ももは、1st第4・8話(更衣室の女役ほか)・SP第1弾(露天風呂の女役)にも、ゲスト出演している。

-''アニータ''
演 - 小澤マリア(SP第2弾 / 3rd / SP第4弾)※
サウナ従業員 → ストリップダンサー。
チリ人女性。只野と森脇の通うサウナ店の従業員であり、陳珍好に代わって登場。しかし、第31話でサウナ店を辞めてストリップダンサーに転職した。
演じた小澤マリアは、SP第2弾では、「葉山麻理」名義で出演している。

-陳満珍(ちん まんちん)
演 - 春咲あずみ(SP第4弾 / 4th)※(毎回は出演していない)
陳珍好の妹。サウナ従業員。

-''中国人娘''
演 - かすみりさ(SP第5弾 / 4th)※(毎回は出演していない)
サウナ(砂風呂)従業員。

-''サウナガール''
演 - Nina※(ファイナル)
サウナ従業員。

-''サウナガール''
演 - 田尾きよみ(ファイナル)
熟女のサウナ従業員。

-''サウナガール''
演 - 小島みなみ[13](AbemaTV)※
サウナ従業員。ロウリュの時間になると登場し、サウナに入っている人にタオルで煽いで毎回、様々な香りが入った熱風を送っている。

-''白石茉莉奈''
演 - 白石茉莉奈(本人役・第47話)※

-''初川みなみ''
演 - 初川みなみ(本人役・第48話)※

-''由愛可奈''
演 - 由愛可奈(本人役・第49話)※

-''羽咲みはる''
演 - 羽咲みはる(本人役・第50話)※

-''古川いおり''
演 - 古川いおり(本人役・第51話)※
いずれもAbemaTVオリジナル2で登場したサウナ従業員。ロウリュの時間になると登場するが、煽いでいるうちに水着の上部分が脱がれて上半身が裸になるというサービスシーンがある。

''Amusement Cafe''「めいどinじゃぱん」

-''あいみん''
演 - 早美あい(3rd / SP第4弾)
メイド喫茶従業員。

-''りりたん''
演 - りりあん(3rd / SP第4弾)
メイド喫茶従業員。

''BAR「小さな貝殻」''

-''マヤ''
演 - はるな愛(SP第5弾 / 4th)
ママ。花言葉に詳しい。演じるはるな同様、みかけは女性であるが実は男である。この事実は只野だけ知っており彼以外には秘密のことである。森脇はマヤに好意を寄せていることから、一枚上手に男心(女心?)をくすぐる只野に嫉妬している。
原作には登場しない。

-''純子''
演 - りりあん(二役)(4th第37話 - 第39話)
バイト。りりたんと純子は別人(似ている子)の設定。純子が森脇にりりたんと間違われる。

-''ナレーション''
大森章督


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**高橋克典 [#fe446a5e]

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