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[[TV/裸の大将放浪記]]

*第25話 清・北の国のキューピット [#k85ed3fa]

紺野美紗子、あき竹城、安部徹、井川比佐志、早崎文司、砂塚秀夫、ビートきよし、アゴ勇

裸の大将(25) 清・北の国のキューピッド

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放浪画家・清は北海道積丹半島で心やさしい女性・みのり(紺野美沙子)と知り合う。以降はおなじみの展開でみのりの恋の成就の助けをして、ラストはほのぼのとした結末。「北海道・積丹半島を訪れた放浪の天才画家・山下清(芦屋雁之助)は、墓におはぎを供えている鏑木みのり(紺野美沙子)と知り合う。みのりは清の話すことは判るが、口が不自由な娘だった。その後、清は土手の上から転げ落ちて来た袋を拾い、それを駐在所に届けるために小沢和之(赤塚真人)の運転するトラックに乗せてもらう。ところが肝心の袋をトラックの座席に忘れてしまう清。駐在所で教えられた民宿「美国荘」にやって来た清だが、民宿というものが判っていなかったので、主人の治一(井川比佐志)に無銭飲食だとして叩き出されそうになる。しかし民宿「美国荘」はみのりの実家で、清はそこで働きながら逗留させてもらうことに。和之が清の忘れ物だとして持ち込んだ袋の中を覗いた治一は、480万円という千円札の束に驚く。それは新聞で見た、小樽銀行を襲った強盗が奪ったという金だったのだ。二人組の強盗(ビートきよし、アゴ勇)も袋を持ち去った清を探していた。港へ魚を買い付けに行ったみのりと清が強盗に襲われるが、そこへ警察が来て、間違って清を強盗だとして連行する。しかし和之の証言などから清の容疑は晴れ、また清の描いた似顔絵によって強盗は逮捕される。…みのりの口が不自由なのは、昔、治一のタバコの不始末から起きた火事で病床の母親(五十嵐五十鈴)が焼け死んだショックかららしく、また異常に火を嫌うのもそのせいだった。夜、治一が台所を離れた隙に、みのりの目の前で天ぷら鍋の油に火が移ってしまう。清や治一が駆け付け、みのりを励まし、彼女自身の手で消火させる。その時、みのりの声も出るようになる。強盗容疑の時に清を取材したラジオ局の局員たち(小野田真之ほか)が、清が山下清画伯であることに気付き、町長(安部徹)に進言する。町長や助役(早崎文司)、駐在(砂塚秀夫)や取材陣たちは民宿「美国荘」へ押し寄せるが、その頃、清はみのりと一緒にみのりの亡き母の墓に出向いていた。そこへ騒ぎを知らせに来た和之は、みのりの声が出ていることに驚き、そして喜ぶ。そんな二人を残して、清はまた放浪の旅に出かけるのだった。【この項、文:市村】」ロケーション協力・北海道・積丹町、積丹観光協会、お宿かさい。【データ協力:市村】

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-KTV	日	1988/02/14
21:00-21:54	単発
花王名人劇場

-出演	芦屋雁之助、紺野美沙子、井川比佐志、赤塚真人、あき竹城、砂塚秀夫、早崎文司、ビートきよし、アゴ勇、石見栄英、安部徹、北川陽一郎、安部潮、滝沢幸代、小野田真之(三ツ矢真之、辻政宏)、塩沢美樹、永森ひろみ、稲葉誠、佐藤さつき、五十嵐五十鈴、高野恵子、青井 恵子、佐久間重美、長谷川秀人、玉置千義、金沢寿一、早川プロ、積丹島のみなさん、(手話指導:全日本ろうあ連盟)
-脚本	松木ひろし
-プロデューサー	澤田隆治、鶴間和夫、越智武彦(KTV)
-演出	(監督:杉村六郎)(助監督:是沢邦男)(記録:石塚早苗)
-原作	山下清「裸の大将放浪記」(ノーベル書房刊)
-局系列	FNN
-制作会社	(制作:東阪企画、KTV)
-制作	(制作補:角田隆)
-音楽	小林亜星、(整音:丸山光義)(効果:伊藤克己)
-主題歌	ダ・カーポ「野に咲く花のように」(作詞:杉山政美、作曲:小林亜星)
-撮影技術	(技術:島崎孝雄)(カメラ:竹内義仁)(照明:松川直弘)(調整:矢沢由邦)(録画:鈴木昭次)(音声:大森良憲)(編集:原敬治)(技術協力:パールスタジオ、ウエルアップ)
-美術	橋本潔、(美術制作:佐藤浩)(美術進行:川村裕一)(装飾:山崎福松)(装置:東京スタッフ)(化粧:西村慶子)(衣裳:及川有角)


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