#author("2020-06-21T12:09:41+09:00","","")
[[TV/裸の大将放浪記]]

*第42話 清と老人と海と [#baf533b8]

小川範子、松本留美、春川ますみ、花沢徳衛

#ref(ht42.jpg)


''裸の大将(42) 清と老人と海と''

瀬戸内へやってきた山下清(芦屋雁之助)は、父親を亡くし、母親は行方不明という姉弟と仲良くなる。「静かで綺麗な海が見たくて岡山県倉敷市の下津井にやって来た放浪の天才画家・山下清(芦屋雁之助)は、海岸でいじめられている小学生〔リョウスケ〕(横山勇)と知り合う。〔リョウスケ〕が脱ぎ忘れた靴を家へ届けた清は、〔リョウスケ〕の姉・理恵子(小川範子)の親切からしばらく逗留することになり、漁師である祖父・磯吉(花沢徳衛)の漁を手伝うようになる。理恵子たちの母・圭子(松本留美)は三年前に飲んだくれの夫の暴力に耐えかねて家を出て行ったらしいが、その夫も亡くなったため、子供たちに会いたくなった圭子はまた下津井に戻り、「廣福楼」という広東料理の店で働いていた。磯吉の妹である酒造会社の内儀・和子(春川ますみ)は、子供がいないため〔リョウスケ〕を酒蔵の跡継ぎとして養子に欲しいと考えていたが、それには圭子の存在が邪魔になるとして、「廣福楼」を訪れて圭子に金を渡し、町を出て行ってもらおうとする。しかし、磯吉は子供たちのためにも圭子に家へ戻って来てほしいと告げる。そんな磯吉は心臓を悪くしていたが、医師の言いつけを無視して沖へ漁に出て死んでしまう。清は磯吉が話していたように、魚も人間も自然に任せて暮らすことが良いことだと理恵子に説き、圭子と〔リョウスケ〕と三人で暮らすことを勧め、町を去ろうとしている圭子を引き留めるため駅へ向かう。電車は発車した後だったが、どうしても子供たちを残して町を去ることが出来なかった圭子がホームに立っていた。…圭子と理恵子たち姉弟は一緒に暮らし始め、そこへ和子が新聞を持って駆け付ける。新聞には放浪の天才画家・山下清が倉敷美術館で展覧会を開くという記事が掲載されていて、理恵子たちは初めて清が山下清だったと知る。磯吉の仏前には、海で漁をする磯吉が描かれた清の絵が飾られてあった。【この項、文:市村】」岡山県倉敷市下津井を舞台に描く。風光明媚な鷲羽山や下津井電鉄など、瀬戸大橋建設前の風景が今となっては懐かしい。衣裳協力:きもの日本橋 かのこ。ロケーション協力・倉敷市、下津井漁業協同組合、下津井電鉄、カンコー学生服、瀬戸内国際マリンホテル。

#ref(ht42_02.jpg)
#br
#ref(ht42_03.jpg)

【演技者…役名】「●芦屋雁之助…山下清(放浪の天才画家)、●小川範子…理恵子(岡山県倉敷市下津井在住の娘。縫製工場の従業員)、●松本留美…圭子(三年前に理恵子たちを置いて家を出た母親。広東料理「廣福楼」で働いている)、●緋多景子…広東料理「廣福楼」の女将、●安部潮…磯吉の漁師仲間、●杉谷なつみ…理恵子の職場の同僚、●横山勇…〔リョウスケ〕(理恵子の弟。小学生)、●須藤公一…〔リョウスケ〕をいじめる同級生、●柊千紅…理恵子の職場の同僚?、●春川ますみ…和子(磯吉の妹。十八盛酒造株式会社の内儀)、●花沢徳衛…磯吉(理恵子たちの祖父。漁師)。【この項、文:市村】」【データ協力:市村】

-KTV	日	1990/08/26
21:00-21:54	単発
花王ファミリースペシャル

-出演	芦屋雁之助、小川範子(谷本重美)、花沢徳衛、春川ますみ、松本留美、横山勇、緋多景子(樋田慶子)、安部潮、杉谷なつみ、須藤公一、柊千紅、巴里魔王、スマトラキッド、ピエロ、井澤白蛇、光岡富子、三木茂樹、銀仮面団、下津井のみなさん

-脚本	杉村升
-プロデューサー	澤田隆治、鶴間和夫、長嶋一郎(KTV)
-演出	(監督:佐藤敏宏)(助監督:山崎俊司)(記録:小林昌枝)
-原作	山下清
-局系列	FNN
-制作会社	(制作:東阪企画、KTV)
-制作協力	(協力:岡山放送)
-制作	(制作進行:佐藤章夫)
-音楽	小林亜星、(整音:丸山光義)(効果:伊藤克己)
-主題歌	ダ・カーポ「野に咲く花のように」(作詞:杉山政美、作曲:小林亜星)
撮影技術	竹内義仁、(調整:矢沢由邦)(録画:土江準祐)(照明:肥沼敏明)(音声:本間 紀夫、菊地哲太)(編集:原敬治)(技術協力:パールスタジオ、ウエルアップ(ウェルアップ))
-美術	西村伸明、(装飾:山本信毅)(衣裳:宮越久美子)(化粧:STUDIO717)(貼絵:井上あき子)

#ref(ht42_04.jpg)
#br
#ref(ht42_05.jpg)

*Add [#j2bdee6c]

トップ   編集 差分 履歴 添付 複製 名前変更 リロード   新規 一覧 検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS