#author("2022-04-16T17:08:48+02:00","","")
[[TV/銭形平次]]

*(01)おぼろ月夜の女 [#o21ee42e]

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銭形平次(第1回)おぼろ月夜の女(銭形平次(大川橋蔵主演))

1966/05/04~1984/04/04、全888回放送された長寿シリーズ『銭形平次』の第1回。一部資料には1966/06/04放送開始とあるがこの日は土曜日にあたるため誤りと思われる。主演の話は大川橋蔵より前に里見浩太朗に持ち込まれたという。そのときのいきさつを里見浩太朗は自著で記している。「『銭形平次』をテレビ映画としてやる話が初めぼくのところへきたとき、「テレビ映画ねぇ……」という思いしかなかった。「もしやるのなら、スタジオでやらせてもらえないだろうか」と頼んでもみたが、フジテレビとしてはこれからはテレビの時代だと。映画のように撮ってテレビで放送する時代だという。ぼくにはどうしても納得がいかず、断ってしまった。映画出身の役者は、テレビというものにまだ少なからず偏見を抱いていたのだ。ぼくが断ったので『銭形平次』は、大川橋蔵さんのところに持ち込まれた。橋蔵さんも「テレビだって?冗談じゃないよ」と最初は断ったらしい。それを説得したのが橋蔵さんのプロダクションの社長だった。これからは絶対、テレビの時代になると、むりやり橋蔵さんをテレビに出演させたいきさつがある。それが好視聴率を稼ぎ、実に八八八回も続く長寿番組になろうとは、そのとき考えもしなかった。『銭形平次』の人気が高まるにつれ、ぼくは「しまった!」と思ったがあとの祭り、テレビ時代に完全に乗り遅れてしまった。【以上、里見浩太朗著「ゆっくりと一歩」(1992年、日本テレビ刊)より引用】」ちなみに里見浩太朗は最終回にゲスト出演。【役名(演技者)】銭形平次(大川橋蔵)、お静(八千草薫)、八五郎(佐々十郎)、笹野新三郎(神田隆)、三輪の万七(藤尾純)、お品(宮園純子)、お弓(鈴村由美)、お神楽の清吉(池俊一)、太吉(川浪公次郎)、巳之吉(曽根晴美)、お珊(北林早苗)、亥太郎(唐沢民賢)、酉三(堀正夫)、石原の利助(高松錦之助)、彫政(源八郎)、弥平(熊谷武)、丑松(川路誠)、おとし(凰玲子)。【出典:ドラマ本体のクレジット表示より採録(採録:古崎康成)】【参考文献:「東映の軌跡」(2016/03発行、東映株式会社発行、東映株式会社 総務部 社史編纂担当編集)】

-CX	放送曜日	水	放送期間	1966/05/04~1966/05/04
20:00-20:56	放送回数	1 回	連続/単発	連続
-出演	大川 橋蔵、八千草 薫、佐々 十郎、神田  隆、藤尾  純、宮園 純子、鈴村 由美、池  俊一、川浪公次郎、(以下、非レギュラー)曽根 晴美(曾根 晴美)、北林 早苗、唐沢 民賢、堀  正夫、高松錦之助、源  八郎、熊谷  武、川路  誠、凰  玲子(誤り…鳳  玲子)、(擬斗:谷  明憲(東映剣会))
-脚本	野上 龍雄(野上 竜雄)
-演出	(監督:佐々木 康)(助監督:岡本 静夫)(記録:桧垣 久恵)
-原作	野村 胡堂
-局系列	FNN
-制作会社	(制作:東映京都テレビプロダクション、CX)
-制作協力	(協力:新芸術プロダクション)
-制作	(進行主任:丸本  晃)
-企画	高橋久仁男、水上 輝生
-音楽	阿部 皓哉
-主題歌	舟木 一夫「銭形平次」(詩:関沢 新一、曲:安藤 実親)(コロムビアレコード)
-撮影技術	脇  武夫、(照明:岡田 耕二)(録音:矢部 吉三)(編集:細谷 修三)
-美術	角井  博、(衣裳:上野徳三郎)(美粧:林  三郎)(装飾:道畑 真二)(結髪:河野 節子)
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