Movie/銀蝶渡り鳥
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[[Movie]] *銀蝶渡り鳥 [#d0a698a3] #ref(gc00.png) #br ''銀蝶渡り鳥'' 1971年8月に日活を退社してフリーとなり[2]、テレビで活躍していた梶芽衣子を東映が自社で売り出すべく[2]、梶を招き東映初出演映画として製作した[2]。製作当時の文献には「東映任侠路線ファンの秘蔵っ子女優・藤純子の結婚、引退のニュースは、マスコミを騒がせ、藤ファンに大きな失望を与えた。そうした中で、新女やくざ路線の『銀蝶渡り鳥』を引っ下げ、期待の女優、梶芽衣子が東映のスクリーンに初登場する」 母を知らず、テキヤの父に育てられたナミは、不良グループ緋桜会の女番長として顔を売っていたが、仲間の仕返しのため矢島というヤクザを殺し刑務所入りした。その間、矢島の死体にすがって泣く妻小枝子と子供の姿が脳裏に焼きついて離れなかった。それから三年後、出所したナミは、父の昔の仲間で今はビリヤード屋を経営している原田の二階に下宿し、クラブブロンコのホステスとして勤めるようになった。そこには、心臓を患った小枝子が、ママをしていたバアを暴力団大和田興業に取られ、親友の佳代がママをしているブロンコで働いているということを、ビリヤード屋に出入りしているホステスのスカウト屋東隆次に聞いたからだった。ナミは、契約金や給料のほとんどを、名を告げずに小枝子に届けて貰った。一方、ブロンコ乗っ取りを企む大和田は、佳代が金貸しから貸りていた五百万の金を肩代りし、五日間の期限をもうけて返済を迫った。佳代の危機を見かねたナミは、原田に相談を持ちかけた。ナミの玉突きの腕を高く買っていた原田は、ナミが勝てば借金の五百万、大和田が勝てば原田の店と土地を賭けた勝負を挑んだ。ナミに対する大和田の代人は、三ッ玉の竜という凄腕た。だがナミは驚異の逆点を演じ試合は終った。しかし卑怯にも大和田は約束をひるがえし、佳代の恋人で隆次の兄貴分の紳之助を殺してしまった。数時間後、大和田興業は、ミナと隆次の刃によって修羅場と化していた。 -製作=東映(東京撮影所) -1972.04.01 -87分 カラー ワイド -企画:吉峰甲子夫 -監督:山口和彦 -脚本:松本功 山口和彦 -撮影:仲沢半次郎 -音楽:津島利章 -美術:北川弘 -照明:元持秀雄 -編集:長沢嘉樹 -主題歌 「銀蝶渡り鳥」(テイチクレコード) 唄:梶芽衣子、作詞:川内康範、作曲、曽根幸明 -同時上映 『望郷子守歌』 主演:高倉健 / 監督:小沢茂弘 / 脚本:野上龍雄 -出演:梶芽衣子 渡瀬恒彦 梅宮辰夫 小山明子 --樋口ナミ : 梶芽衣子 --東隆次(ゴロマキの隆・銀座の手配師) : 渡瀬恒彦→千葉真一 --松平紳之助(コロガシの紳・隆のアニキ) : 梅宮辰夫 クラブブロンコホステス --佳代(クラブママ・紳の女) : 小山明子 --京子(先輩ホステス) : 石井富子 --ユカ(女子高生ホステス) : フラワー・メグ --美樹(反発するホステス) : 円山理映子 --みどり(美樹に同調するホステス) : 小林千枝 --香織(美樹に同調するホステス) : 田中あけみ クラブ関係者 --五木ひろし(クラブ歌手) : 五木ひろし --勇(クラブボーイ・オネエ) : 植田峻 --ユーさん(ツケを滞納するスケベな客) : 由利徹 --賀山(ツケを滞納する客・工事現場の親方) : 団巌 ナミの関係者 --矢島小枝子(ナミの被害者遺族) : 青柳三枝子 --原田(ビリヤード場の主人・ナミの父の旧友) : 田中春男 --古川とめ(大阪のスリ・ナミの刑務所仲間) : 園佳也子 --銀子(銀座の花売り少女): 川崎純子 --宏(小枝子の息子): 川崎京三 --矢島満(小枝子の亭主・ヤクザ) : 亀山達也 --刑務所長 : 山田甲一 大和田興業 --大和田(大和田興業社長) : 南原宏治 --花井(サングラスヒゲ) : 佐藤晟也 --宮本(幹部) : 北川恵一 --秋山(仔分) : 土山登士幸 --三ッ玉の竜(ビリヤードの相手・ヤク中) : 丹羽又三郎 --大和田の情婦(ビリヤードで嫌がらせ): 亀井和子 --西村(西村金融社長・ブロンコ借用書) : 相馬剛三 --大和田の子分 : 須賀良 --大和田の子分 : 清水照男 --大和田の子分 : 畑中猛重 配役不明 --: 続圭子 --: 谷本小代子 --女囚 : 荒木祥子 --ずべ公 : 白石恵美子 --: 河野洋子 --: 藤井まゆみ --: 佐川二郎 --香織の男 : 守山竜二 --: 金子洋一 #ref(gc01.png) #br #ref(gc02.png) #br #ref(gc03.png) #br #ref(gc04.png) #br #ref(gc05.png) #br #ref(gc06.png) #br #ref(gc07.png) #br #ref(gc08.png) #br #ref(gc09.png) #br #ref(gc10.png) #br *銀蝶渡り鳥 牝猫博奕 [#hab66519] ''銀蝶渡り鳥 牝猫博奕''(銀蝶流れ者 牝猫博奕) #ref(gc20.png) #br 名うての札師として通っていた鈴ヶ森の政は、賭場で八百長の汚名をきせられ命を失くした。それから15年……。父政次郎の仇を討つためヤクザの世界に飛び込んだ一人娘の樋口ナミは、今では一人前の女札師緋桜ナミと呼ばれるまでに成長し、各地の賭場から賭場を仇の“星伝”を探し、渡り歩いていた。そして、伊香保の温泉町へやって来た。そこでナミは銀座の暴力団相星興業から、地元の大熊組に温泉芸者として売られてきた花江という娘を助けたことで盆の上での勝負を挑まれる。しかし、大熊組の立てた胴師門二郎はナミの相手ではなく、簡単に勝負がつく。翌日、勝負の決着をつけたナミは、花江とともに東京へ向かった。その後を、すっかりナミに惚れこんだ門二郎が舎弟分になるべく追って行った。花江には昔は札師としてならした仙造というアル中の父親がいる。そして何故か仙造はナミの父の仇“星伝”が相星興業社長の相星総之助であるとナミに知らせなかった。ナミは相星興業が経営するクラブ“ブルースター”に出入りするようになった。そしてそこのマダムをしているのが幼ななじみの美代子であった。一方、大熊組からの知らせで花江の事情を知った相星は、ナミと会い、組のイカサマ札師として誘うがナミは拒む。銀座の一匹狼で秘かにナミに想いをよせる隆次は相星に対抗して事業をかまえるが、ことごとく相星の配下の邪魔に合う。その頃、仙造はナミのことで相星をゆすって大金を得ていたが、相星に殺されてしまう。仙造は死に際、ナミに、“星伝”は相星であること、彼によって父はイカサマの汚名をきせられてしまったことを言い残した。相星興業創立15周年記念大花会。大勢いる親分衆を迎えた大花会の席に単身のり込んだナミは、後から駆けつけてくれた隆次の助力を得て盆ゴザで相星を相手に、父がハメられたトリックをそっくり演じて見事復讐を果たすのだった。 -製作=東映(東京撮影所) -1972.10.25 -86分 カラー ワイド -企画:吉峰甲子夫 高村賢治 -監督:山口和彦 -脚本:松本功 山口和彦 -撮影:中島芳男 -音楽:津島利章 -美術:藤田博 -照明:桑名史郎 -編集:長沢嘉樹 -同時上映 『人斬り与太 狂犬三兄弟』 監督:深作欣二 / 主演:菅原文太 『現代やくざシリーズ』最終作 -出演:梶芽衣子 千葉真一 伴淳三郎 光川環世 --樋口ナミ : 梶芽衣子 --美代子 : 賀川雪絵 --浅井花江 : 光川環世 --唐辛子門二郎 : 山城新伍 --相星総之助 : 須賀不二男 --大熊荒五郎 : 富田仲次郎 --田所秀 : 室田日出男 --スモーキー中 : 由利徹 --香樹 : 川村真樹 --ゆかり : 小林千枝 --クラブ「ブルースター」の歌手 : 八代亜紀 --相星の賭場の札師 : 日尾孝司 --矢沢 : 北川恵一 --古賀 : 佐藤晟也 --ジョージ : 伊達弘 --マー坊 : 須賀良 --谷 : 久保一 --安川 : 士山登志幸 --城恵美 --花江と踊る紳士 : 相馬剛三 --樋口政次郎 : 植田灯孝 --滝島孝二 --亀山達也 --高月忠 --藤井まゆみ --亀井和子 --松下麻美子 --山田甲一 --大熊の若衆B : 沢田浩二 --清水照夫 --畑中猛重 --渡辺ゆき --谷本小代子 --章文栄 --須永かつ代 --遠藤薫 --志摩栄 --バーテン : 木村修 --銀座の靴磨き : 渡瀬恒彦 ※ノンクレジット --浅井仙造 : 伴淳三郎 --東隆次 : 千葉真一 *Add [#z22f2047] #br
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