#author("2021-03-27T03:11:23+01:00","","")
[[Actress/五十嵐淳子]]
[[TV/俺たちの朝]]
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*俺たちの勲章 [#fac1f148]
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''俺たちの勲章''
犯人逮捕に手段を選ばない男・中野祐二（松田優作）と、事件に対して感傷的になりすぎる心優しい男・五十嵐貴久（中村雅俊）。横浜・相模警察のハミダシ刑事２人が捜査活動のなかで青春を燃やし、傷ついていく姿をユーモアとアクションゆたかに描く。松田と中村は文学座の先輩後輩で息のあった演技を見せた。鎌田敏夫の脚本は、対照的な２人の刑事のキャラクター作りが絶妙。松田をハードに豹のように走らせ、中村をその正反対でソフトにしようというコンセプト通りきちんと描いた。また、本作は地方ロケが多かったのも特色のひとつで、吉田拓郎が担当した音楽も話題に【以上、ファミリー劇場広報資料より引用】。「中村雅俊と五十嵐淳子は本作共演をきっかけに結婚した。なお、本放送時は野球中継のため第18回「狂乱のロック」がオンエアされず、再放送時に初放送された。【この項、文：古崎康成】」一部資料では、キャストとして「中村梅之助、佐野 浅夫、島田 順司、今村 民路、田中 春男」が記載されているが誤り。この５人は未出演という。
「各話のサブタイトル」
第01回「射殺」&br;
第02回「狙撃者を追え！」&br;
第03回「愛が哀しい」&br;
第04回「刑事くずれ」&br;
第05回「人質」&br;
第06回「撃て！アラシ」&br;
第07回「陽のあたる家」&br;
第08回「愛を撃つ！」&br;
第09回「重い拳銃」&br;
第10回「小鳥の審判」&br;
第11回「鞄を持った女」&br;
第12回「海を撃った日」&br;
第13回「誘拐」&br;
第14回「雨に消えた･････」&br;
第15回「孤独な殺し屋」&br;
第16回「儀式の終りに」&br;
第17回「子守唄」&br;
第18回「狂乱のロック」&br;
第19回「わかれ」&br;
【この項、文・百郎太】」協力：旅行読売(1)-(19)、カントーグループ(3)-(19)、伊良湖ビューホテル(3)、マスコットコーポレーション(9)、草津ナウリゾートホテル(9)、美ヶ原観光ホテル(13)、名瀬市観光協会(15)、大島運輸(15)、東亜国内航空(15)(16)、城山観光ホテル(16)、鞆シーサイドホテル(17)、ニュー錦水国際ホテル(17)。【出典：ドラマ本体のクレジット表示より採録（採録：古崎康成）】
-NTV 水 1975/04/02～1975/09/24
20:00-20:55 19 回 連続
-出演 松田優作、中村雅俊、北村和夫(1)-(17)(19)、''坂口良子''(1)-(4)(6)-(8)(11)-(16)(19)、結城美栄子(1)-(19)、柳生博(1)-(19)、佐藤蛾次郎(1)-(3)(5)-(19)、鹿間マリ(1)-(19)、山西道広(1)-(19)、早川保(2)(5)(6)(8)(10)-(12)(15)(16)(18)(19) &br;
（以下ゲスト）関根恵子（高橋恵子、高橋惠子）(1)、中谷一郎(1)、富川澈夫(1)、阿藤海（阿藤快）(1)、清水宏(1)(18)、沢田情児（沢田遊吾）(1)、森正親(1)、小松英三郎(1)、鹿島信哉(1)(10)、当田慶子(1)、戸塚孝(1)(9)(19)、篠ヒロコ（篠ひろ子）(2)、石橋蓮司(2)、原田あけみ(2)、三戸部スエ(2)、ウィリー・ドーシー(2)、佐田淳(2)、香川リサ(2)、江篭宣泰(2)、大理淳(2)、三条泰子（三條泰子）(3)、内藤武敏(3)、加藤小代子（加藤小夜子、加藤さよ子）(3)、大和田獏(3)、中村俊男(3)、内藤栄造(3)、土田里美(3)、前田吟(4)、有吉ひとみ(4)、手塚茂夫（手塚茂雄、手塚しげお）(4)、神田隆(4)、津野哲郎(4)、重松収(4)(17)、野瀬哲男(4)(17)、石川珠実(4)、新実(4)、灰地順(4)、宗近晴見(4)、木田三千雄（木田三千緒）(4)、河原崎次郎(5)、田中浩(5)、片山由美子(5)、清水昭博(5)、菅原慎予(5)、岩瀬ゆう子(5)、泉芙美子(5)、山本かほる(5)、村上幹雄(5)、大矢兼臣(5)、鈴木伸郎(5)、今井和雄(5)(12)、加藤茂雄(5)(16)、くぼたぼく(5)、伊藤めぐみ(6)、佐々木功（ささきいさお）(6)、田口計(6)、仙波和之(6)、小坂生男(6)(19)、重村博子(6)、浅茅陽子(7)、石井富子（石井トミコ、石井トミ子）(7)、武智豊子（武知杜代子）(7)、大村文武(7)、曽我迺家一二三（曾我迺家一二三）(7)、山本清(7)、岡本隆(7)、門脇三郎(7)、勝部義夫(7)(13)、川口節子(7)、記平佳枝(7)(11)、水谷豊(8)(15)、伊藤孝雄(8)、今出川西紀（久保にしき）(8)、斉藤美和（斎藤美和）(8)、江幡高志（江波多寛児、江波多寛志）、牧野義介(8)、角谷栄次(8)、坂本 真理(8)、披岸喜美子(8)、飯倉京(8)、セキトラ・カーアクション(8)(11)、土屋嘉男(9)、佐藤英夫(9)、桑原嗣雄(9)、高城淳一(9)、降旗文子(9)、玉川長太(9)、永野明彦(9)(17)、荻原紀(9)、三浦真弓（三浦眞弓）(10)、平田昭彦(10)、千葉裕(10)、北城寿太郎(10)、飯沼慧(10)、田代信子（たしろ之芙子）(10)、宍倉るみ(10)、池田勝(10)、だるま次郎(10)、山田貴光(10)、林寛一(10)、近野貞子(10)、金沢碧(11)、高橋長英(11)、川辺久造(11)、土方弘(11)、住吉正博(11)、おざわなおへい（小直平）(11)、梶哲也(11)、入江正徳(11)、熟田一久(11)、藤堂陽子(11)、小野進也(12)、稲吉靖司（稲吉靖）(12)、市村昌治(12)、二見忠雄（二見忠男）(12)、小高まさる(12)、花房徹（纐纈徹）(12)、角友司郎(12)、粟津號（粟津祐教）(12)、花原照子(12)、天野満里子(12)、北川陽一郎(12)、若林豪(13)、春川ますみ(13)、久富惟晴（久冨惟晴）(13)、北原義郎(13)、中井啓輔(13)、青森伸(13)、生田くみ子(13)、鈴木麻子(13)、春江ふかみ(13)、五十嵐淳子（''五十嵐じゅん''）(14)、藤原釜足(14)、森幹太(14)、速水亮(14)、江角英明(14)、音羽久米子(14)、永谷悟一(14)、広瀬昌助（廣瀬昌助、広瀬昌亮、廣瀬昌亮）(14)、青木義朗（青木義郎）(15)、山添多佳子(15)、頭師孝雄(15)、真野響子(16)、草野大悟(16)、石田信之（石田新）(16)、大森義夫(16)、山本勝(16)、田中力(16)、若原初子(16)、奥里美(16)、服部妙子(17)、磯村健治(17)、原泉(17)、黒部進(17)、袋正(17)、小幡利二(17)、夏純子（坂本道子）(18)、佐々木勝彦(18)、蟹江敬三(18)、小原秀明(18)、皆川妙子（皆川たえ子）(18)、丹古母鬼馬二(18)、やかた和彦(18)、前田哲郎（前田哲朗）(18)、大村千吉(18)、谷本一(18)、末永明光(18)、藤野章(18)、佐藤貞昭(18)、片桐夕子(19)、吉行和子(19)、樋浦勉(19)、桜井浩子（櫻井ひろ子、桜井ひろ子）(19)、久保田鉄男(19)、三浦こういち（三浦浩一）(19)、（擬斗：林邦史朗）
-脚本 鎌田敏夫(1)-(3)(6)(11)(12)(15)(19)、播磨幸治（播磨幸兒）(4)(16)、桃井章(5)(7)(9)(17)、畑嶺明(8)(14)(18)、上條逸雄（上条逸雄）(10)、柏原寛司(13)
-プロデューサー 山本悦夫（東宝）、中村良男(NTV)
-演出 （監督：沢田幸弘（澤田幸弘）(1)(2)(5)(6)(18)、山本迪夫(3)(4)(7)(8)(15)(16)、降旗康男(9)(10)(17)(19)、出目昌伸(11)(12)、斎藤光正（斉藤光正、齋藤光正）(13)(14)）（助監督：渡辺拓也(1)(2)(5)(6)(9)(10)(13)(14)(17)(19)、宮本淳郎(3)(4)(7)(8)(11)(12)(15)(16)、岩下輝幸(18)）
-局系列 NNN
-制作会社 （制作：東宝）
-制作 （制作担当者：大出凱理(1)(2)(7)(8)(11)(12)(15)(16)、原雄次郎(3)(4)(5)(6)(9)(10)(13)(14)(17)-(19)）
-企画 梅浦洋一（東宝）、岡田晋吉(NTV)
-音楽 吉田拓郎、（編曲：チト・河内（チト河内））（演奏：トランザム）（整音：黒丸治夫(1)-(19)）（効果：福島効果団(1)-(19)）
-主題歌 トランザム「あゝ青春」、（挿入歌：中村雅俊「あゝ青春」「ふれあい」「いつか街で会ったなら」）
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-撮影技術 稲垣久夫(1)(2)(5)(6)(9)-(12)(17)-(19)、佐野耕一(3)(4)(7)(8)(15)(16)、小泉健一郎(13)(14)、（照明：木村節二）（録音：富田実）（編集：神島帰美）（現像：東洋現像所）
-ビデオ VT：バップ、DVD：バップ
-美術 末広富
*CAST [#l27404e9]
中野祐二：松田優作
27歳。犯罪は容赦なく取り締まるという信念の持ち主。確かな洞察力と強靭な体力を有し（空手三段）、射撃の名手でもあるが、行き過ぎ捜査が多いために警察組織からは疎んじられている。最終回では犯人と銃撃戦になった際、自身がその場にいながら通行人が被弾したことを咎められ、田舎への左遷を命じられるが、自分には刑事しかできないと敢えて受け入れる。使用拳銃はS&W M29 6.5インチ。
五十嵐貴久：中村雅俊
24歳。愛称「アラシ」。仙台市警から相模警察に転任早々、中野と組まされる事になった。刑事の仕事は犯罪の防止にあると考えており、およそ刑事には向かないヒューマニスト。それが仇となり最終回で警察のおとり捜査を妨害、その責任を取って警察を去る。使用拳銃はコルト・ガバメント45オート。中野とは正反対に、射撃は不得手である[注 3]。
野上係長：北村和夫
中野・五十嵐の直属の上司。2人に対しては何かと口うるさい。何かと口実を設けては2人を出張が伴う仕事に回す。
山下刑事：早川保
中野・五十嵐と常に対立する先輩刑事。2人と意見が一致することはない。刑事部屋や捜査のシーンに登場することが多いが、唯一第2話ではヘリや拳銃を使い、犯人とハードなアクションを繰り広げた。
宮本コンピューター室長：柳生博
署内における中野、五十嵐の数少ない理解者。過去の事件データに精通している。
上野原：山西道広
関西弁が特徴の宮本の部下。柔らかい人当たりで周囲を和ます好漢。なお、演じる山西は次回予告のナレーションも兼務していた。
雪子：坂口良子
捜査一係の事務員。五十嵐に好意を持っている。
大塚香子：結城美栄子
相模警察本部近くの小料理屋「あすか」の女主人。
健次：佐藤蛾次郎
「あすか」の従業員。中野に心酔しており、子分的な存在。出前の都合で署内の場面でも登場する。
中野の恋人：鹿間マリ
中野と戯れる場面のみで毎回登場。劇中で台詞を発したことや物語に深く絡むことはないため、素性および氏名は不明。
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*放送リスト [#f3bde3c8]
-回 放送日 サブタイトル 脚本 監督 主な舞台 ゲスト
-01 1975年04月02日
射殺 鎌田敏夫 澤田幸弘 甲府 関根恵子、中谷一郎、富川澈夫、阿藤海、清水宏
-02 1975年04月09日 狙撃者を追え! 横浜、横須賀 篠ヒロコ、石橋蓮司、三戸部スエ、
ウイリー・ドーシー
-03 1975年04月16日 愛が哀しい 山本迪夫 伊良湖 三条泰子、内藤武敏、大和田獏、
中村俊男、加藤小夜子
-04 1975年04月23日 刑事（デカ）くずれ 播磨幸治 木更津 前田吟、有吉ひとみ、宗近晴見、灰地順、木田三千雄、神田隆、手塚茂夫、野瀬哲男、重松収
-05 1975年04月30日 人質 桃井章 澤田幸弘 静岡 河原崎次郎、片山由美子、田中浩、清水昭博
-06 1975年05月07日 撃て! アラシ 鎌田敏夫 横浜、津久井湖 伊藤めぐみ、佐々木功、田口計、仙波和之、重村博子
-07 1975年05月21日 陽のあたる家 桃井章 山本迪夫 横浜 浅茅陽子、石井富子、武智豊子、山本清、川口節子、大村文武
-08 1975年06月04日 愛を撃つ! 畑嶺明 水谷豊、伊藤孝雄、江幡高志、今出川西紀、斉藤美和
-09 1975年06月11日 重い拳銃 桃井章 降旗康男 前橋、草津 佐藤英夫、桑原嗣雄、土屋嘉男、高城淳一、降旗文子
-10 1975年06月18日 小鳥の審判 上條逸雄 北軽井沢、横浜 平田昭彦、三浦真弓、千葉裕、田代信子、だるま次郎、鹿島信哉、池田勝
-11 1975年06月25日 鞄を持った女 鎌田敏夫 出目昌伸 横浜、江ノ島 金沢碧、高橋長英、川辺久造、土方弘、住吉正博、小沢直平、梶哲也、藤堂陽子、熟田一久
-12 1975年07月09日 海を撃った日 足尾 小野進也、二見忠男、粟津號、稲吉靖、北川陽一郎、小高まさる、市村昌治、花原照子、今井和雄、花房徹、角友司郎
-13 1975年07月23日 誘拐 柏原寛司 斎藤光正 松本 若林豪、春川ますみ、久富惟晴、北原義郎、中井啓輔
-14 1975年07月30日 雨に消えた･････ 畑嶺明 霞ヶ浦 五十嵐淳子、藤原釜足、速水亮、江角英明、森幹太、広瀬昌助
-15 1975年08月06日 孤独な殺し屋 鎌田敏夫 山本迪夫 鹿児島、奄美大島 水谷豊、青木義朗、山添多佳子、頭師孝雄
-16 1975年08月20日 儀式の終りに 播磨幸治 鹿児島 真野響子、草野大悟、石田信之
-17 1975年09月10日 子守唄 桃井章 降旗康男 鞆ノ浦 服部妙子、磯村健治、黒部進、原泉、野瀬哲男、重松収、袋正
-18 (09月17日放送予定) 狂乱のロック 畑嶺明 澤田幸弘 横浜、福生 夏純子、蟹江敬三、佐々木勝彦、丹古母鬼馬二、大村千吉、清水宏、小原秀明、皆川妙子、谷本一
-19 1975年09月24日 わかれ 鎌田敏夫 降旗康男 横浜 吉行和子、片桐夕子、桜井浩子、樋浦勉、三浦こういち
*スタッフ [#zdad56d3]
企画：岡田晋吉（日本テレビ）、梅浦洋一（東宝）
プロデューサー：中村良男（日本テレビ）、山本悦夫（東宝）
音楽：吉田拓郎
編曲：チト河内
演奏：トランザム
効果：福島効果団
現像：東洋現像所
ロケーション協力：旅行読売
制作：東宝株式会社
テーマ曲・挿入歌
メインテーマ：トランザム「俺たちの勲章」
挿入歌：中村雅俊「いつか街で会ったなら」（第6話から使用）
*Add [#rce4c651]
東宝のプール撮影まで間があって、外でデートしたらしい
吉田拓郎が音楽を手がけたのは、本作が中村主演の『われら青春!』と同じプロデューサーで気心が知れていたため、中村が大ファンだった拓郎に音楽を頼めないかと、プロデューサーに依頼したことによるもの
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