Movie/突入せよ!あさま山荘事件
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[[Movie]] *突入せよ!あさま山荘事件 [#s0d7d1c7] #ref(asm00.png) #br 1972年2月19日、長野県軽井沢町。過激派連合赤軍メンバー捜索のためパトカーで警戒中だった、長野県警察機動隊は複数人の真新しい足跡を見つける。足跡がさつき山荘に続いていることから、パトカーに木戸隊員を残し偵察に向かうが過激派の急襲を受けてしまう。過激派は、あさま山荘に侵入し管理人の妻を人質に立て籠もってしまった。そのころ、英国のSASから爆発物処理の研修を終え帰国した警察庁警備局付の佐々淳行警視正は、後藤田正晴警察庁長官から呼び出される。後藤田は長野県警の野間本部長は過激派鎮圧警備に不慣れであるため「ちょっと行って指揮してこいや」と言う。しかし佐々の年次では県警本部長の代理ができないため、警備局外事調査担当参事官の丸山昂警視監を団長とする指揮幕僚団を編成し長野へ向かわせることを決定する。犯人逮捕にあたり後藤田は、"過激派メンバーの生け捕り"、"人質の無事救出"、"銃器使用は警察庁の判断"などの方針を託し指揮幕僚団を送り出す。軽井沢に到着した佐々たちだが、縄張り意識の強い長野県警との対立や無線の不備、果ては民間人に死者を出してしまうなど苦境に立たされる。全国が注目するあさま山荘事件を解決し、人質を救出することができるのだろうか。 佐々たち警察と過激派連合赤軍との闘いが始まった。 -公開 2002年5月11日 -上映時間 130分 -興行収入 10億円 *キャスト [#d3347cd0] #ref(asm01.png) #br #ref(asm03.png) #br #ref(asm02.png) #br -佐々淳行:役所広司 警察庁警備局付警務局監察官 警視正 -宇田川信一:宇崎竜童 警視庁警備部警備第一課 主席管理官(警備実施担当)警視 -野間長野県警本部長:伊武雅刀 長野県警察本部長 警視監 -佐々幸子:天海祐希 佐々淳行夫人 -丸山昂:串田和美 警察庁警備局外事調査担当参事官 警視監 -富沢警備局長:重松収 警察庁警備局長 警視監 -兵頭参事官:篠井英介 警察庁警備局警備担当参事官 警視監(架空) -石川警視正:山路和弘 警視庁警備部付 -後藤田正晴:藤田まこと 警察庁長官 -内田尚孝:豊原功補 警視庁警備部第二機動隊 隊長 警視 -大久保第九機動隊長:矢島健一 警視庁警備部第九機動隊 隊長 警視 -山野第二機動隊小隊長:遠藤憲一 警視庁警備部第二機動隊 小隊長 警部補 -佐治警視:松岡俊介 東野通信技官:池内万作 -後田成美:原田遊人 警視庁警備部警備第一課コンバットチーム 巡査 -石野巡査:甲本雅裕 -國松孝次:田中哲司 警視庁総務部広報課長 警視 -菊岡平八郎:光岡湧太郎 警察庁警備局調査課理事官 警視正 -高見繁光:加藤満 警視庁警備部特科車両隊 技術本部付中隊長 警部 -小野沢警部補:榊英雄 警視庁警備部警備第一課コンバットチーム -ホトケのトミさん:村田則男 -小林特科車両隊長:木村栄 -警視庁警備部特科車両隊 隊長 警視 -石原警部:古本恭一 -片山第二機動隊副隊長:長森雅人 警視庁警備部第二機動隊 副隊長 警視 -上原勉:工藤俊作 警視庁警備部第二機動隊 中隊長 警部 -分隊長:石丸謙二郎 長野県警機動隊 分隊長 巡査部長 -木戸隊員:荒川良々 長野県警機動隊 分隊員→決死隊隊員 巡査 -山根警備部長:山崎清介 長野県警警備部長 警視 -吉井軽井沢警察署長:螢雪次朗 長野県軽井沢警察署長 -柳木課長:田中要次 長野県警警備第一課長 警視 -反後課長:大森博史 長野県警警備第二課長 警視 -萩隊長:山田明郷 長野県警機動隊長 警視 -千石〇〇:飯田孝男 長野県警 -満願〇〇:田嶋基吉 長野県警 -鈴木警備課長:深水三章 警察庁警備局警備課長 警視長 -白竜組社長:椎名桔平 鉄球作戦に使ったクレーン車の借り先の社長 -犯人:大塚朝之、酒井長輝、井上真鳳 過激派 連合赤軍メンバー -里見品子:街田しおん 軽井沢警察署 電話交換手 -小雀真理子:篠原涼子 人質 -小雀彰夫:松尾スズキ 人質の夫 -小雀夫妻の親戚:江藤漢斉 -大河内浩:武田真治 過激派 連合赤軍メンバー -中野雅人:鈴木一真 過激派 連合赤軍メンバー -中野の母:もたいまさこ -百田栄作:安藤岳史 -内田隊長の母:風見章子 -男:高橋和也 新潟からの人質の身代わり志願者 モデルは実際の事件で犠牲となった民間人 -亀島アナウンサー:八嶋智人 -松坂隊員:上地雄輔 人質になった小雀真理子が救出された後に「歴史的なリンゴです」と言って局付に見せた 機動隊員 -映画館の客:佐々淳行 -映画館の客:後田成美 -映画館の客:宇田川信一 *スタッフ [#i104d101] -製作:佐藤雅夫、谷徳彦、椎名保、熊坂隆光 -プロデュース:原正人 -企画:小玉慈彦、源孝志 -プロデューサー:鍋島壽夫、濱名一哉、鈴木基之 -ラインプロデューサー:片岡公生、梶野祐司 -協力プロデューサー:貝原正行 -アソシエイトプロデューサー:山田俊輔 -原作:佐々淳行『連合赤軍「あさま山荘」事件』(文藝春秋刊)ISBN 4167560054 -監督・脚本:原田眞人 -音楽:村松崇継 -撮影:阪本善尚 -美術:部谷京子 -編集:上野聡一 -制作:アスミック・エース -企画協力:ホリプロ、佐々事務所 -制作協力:東映東京撮影所 -配給:東映、アスミック・エース -製作:あさま山荘事件製作委員会(東映、TBSテレビ、アスミック・エース、産業経済新聞社) *Add [#j111158f] 本人への配慮から、人質夫婦と長野県警関係者(佐々ら警察庁及び警視庁組と比較して大規模警備に不慣れで、体面ばかりを重んじる官僚として戯画的に描かれている)と犯人の名前を変えている。同様に、鉄球作戦に参加したクレーンを所有していた会社名、オペレータの風貌も実際とは異なっている。クレーン車も実際には社名の標記は無かった。 機動隊の車両として登場する警視庁の特型警備車は消防車を改造したものだが、実際より小さく、形状・塗色も若干異なる。また機動隊の輸送車(マイクロバス形)に1990年代になって製造が開始された日産・シビリアン(もしくはOEMのいすゞ・ジャーニー)を極力当時の車両らしく仕立てたものが登場する。さらに、機動隊員の装備品も当時存在しなかったものが一部使われている。 機動隊員の出動服には、実際のものとは色調が異なる布地が用いられている。 突入のシーンにおいて突然雪が降ったりすぐに晴れたりと天候が頻繁に変化している。実際の事件の際には天候にそれほどの変化はなかった。 爆発物処理の手当てが農林水産省の技官の危険手当てよりも安い、と会話する場面があるが、農林水産省の設置は事件が発生した1972年から6年後の1978年である(事件当時は農林省)。また、警察官など『公安職』の基本給が、技官など『行政職』よりも高く設定されている点(言い換えれば、普段の基本給にも危険手当が含まれている点)についても言及されていない。 作中に「雪国まいたけ」の段ボール箱が登場するが、同社がマイタケの出荷を始めるのは1983年のことである。 映画の最終盤において、警察庁の兵頭参事官が警備の実施状況について指揮幕僚団を酷評しているが、これは事件当時の警察庁内に存在したと噂される評価を集約したものである。実際にそのような意見が存在したかはわかっておらず、兵頭参事官という人物も架空のキャラクターである。 警察官の階級章表示で警視庁と警察庁関係者は実際と同じであるが、長野県警側に至っては「長野県警警備部長が警視の階級章ですが、警視庁の警備部長なら警視監であるが県警であっても警視正若しくは警視長のはずである」「軽井沢警察署長が警備部長より上の警視正の階級章である」「長野県警機動隊長は略帽は警視の白線であり正しいのだが出動服の階級章は警部である」 #br
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[[Movie]] *突入せよ!あさま山荘事件 [#s0d7d1c7] #ref(asm00.png) #br 1972年2月19日、長野県軽井沢町。過激派連合赤軍メンバー捜索のためパトカーで警戒中だった、長野県警察機動隊は複数人の真新しい足跡を見つける。足跡がさつき山荘に続いていることから、パトカーに木戸隊員を残し偵察に向かうが過激派の急襲を受けてしまう。過激派は、あさま山荘に侵入し管理人の妻を人質に立て籠もってしまった。そのころ、英国のSASから爆発物処理の研修を終え帰国した警察庁警備局付の佐々淳行警視正は、後藤田正晴警察庁長官から呼び出される。後藤田は長野県警の野間本部長は過激派鎮圧警備に不慣れであるため「ちょっと行って指揮してこいや」と言う。しかし佐々の年次では県警本部長の代理ができないため、警備局外事調査担当参事官の丸山昂警視監を団長とする指揮幕僚団を編成し長野へ向かわせることを決定する。犯人逮捕にあたり後藤田は、"過激派メンバーの生け捕り"、"人質の無事救出"、"銃器使用は警察庁の判断"などの方針を託し指揮幕僚団を送り出す。軽井沢に到着した佐々たちだが、縄張り意識の強い長野県警との対立や無線の不備、果ては民間人に死者を出してしまうなど苦境に立たされる。全国が注目するあさま山荘事件を解決し、人質を救出することができるのだろうか。 佐々たち警察と過激派連合赤軍との闘いが始まった。 -公開 2002年5月11日 -上映時間 130分 -興行収入 10億円 *キャスト [#d3347cd0] #ref(asm01.png) #br #ref(asm03.png) #br #ref(asm02.png) #br -佐々淳行:役所広司 警察庁警備局付警務局監察官 警視正 -宇田川信一:宇崎竜童 警視庁警備部警備第一課 主席管理官(警備実施担当)警視 -野間長野県警本部長:伊武雅刀 長野県警察本部長 警視監 -佐々幸子:天海祐希 佐々淳行夫人 -丸山昂:串田和美 警察庁警備局外事調査担当参事官 警視監 -富沢警備局長:重松収 警察庁警備局長 警視監 -兵頭参事官:篠井英介 警察庁警備局警備担当参事官 警視監(架空) -石川警視正:山路和弘 警視庁警備部付 -後藤田正晴:藤田まこと 警察庁長官 -内田尚孝:豊原功補 警視庁警備部第二機動隊 隊長 警視 -大久保第九機動隊長:矢島健一 警視庁警備部第九機動隊 隊長 警視 -山野第二機動隊小隊長:遠藤憲一 警視庁警備部第二機動隊 小隊長 警部補 -佐治警視:松岡俊介 東野通信技官:池内万作 -後田成美:原田遊人 警視庁警備部警備第一課コンバットチーム 巡査 -石野巡査:甲本雅裕 -國松孝次:田中哲司 警視庁総務部広報課長 警視 -菊岡平八郎:光岡湧太郎 警察庁警備局調査課理事官 警視正 -高見繁光:加藤満 警視庁警備部特科車両隊 技術本部付中隊長 警部 -小野沢警部補:榊英雄 警視庁警備部警備第一課コンバットチーム -ホトケのトミさん:村田則男 -小林特科車両隊長:木村栄 -警視庁警備部特科車両隊 隊長 警視 -石原警部:古本恭一 -片山第二機動隊副隊長:長森雅人 警視庁警備部第二機動隊 副隊長 警視 -上原勉:工藤俊作 警視庁警備部第二機動隊 中隊長 警部 -分隊長:石丸謙二郎 長野県警機動隊 分隊長 巡査部長 -木戸隊員:荒川良々 長野県警機動隊 分隊員→決死隊隊員 巡査 -山根警備部長:山崎清介 長野県警警備部長 警視 -吉井軽井沢警察署長:螢雪次朗 長野県軽井沢警察署長 -柳木課長:田中要次 長野県警警備第一課長 警視 -反後課長:大森博史 長野県警警備第二課長 警視 -萩隊長:山田明郷 長野県警機動隊長 警視 -千石〇〇:飯田孝男 長野県警 -満願〇〇:田嶋基吉 長野県警 -鈴木警備課長:深水三章 警察庁警備局警備課長 警視長 -白竜組社長:椎名桔平 鉄球作戦に使ったクレーン車の借り先の社長 -犯人:大塚朝之、酒井長輝、井上真鳳 過激派 連合赤軍メンバー -里見品子:街田しおん 軽井沢警察署 電話交換手 -小雀真理子:篠原涼子 人質 -小雀彰夫:松尾スズキ 人質の夫 -小雀夫妻の親戚:江藤漢斉 -大河内浩:武田真治 過激派 連合赤軍メンバー -中野雅人:鈴木一真 過激派 連合赤軍メンバー -中野の母:もたいまさこ -百田栄作:安藤岳史 -内田隊長の母:風見章子 -男:高橋和也 新潟からの人質の身代わり志願者 モデルは実際の事件で犠牲となった民間人 -亀島アナウンサー:八嶋智人 -松坂隊員:上地雄輔 人質になった小雀真理子が救出された後に「歴史的なリンゴです」と言って局付に見せた 機動隊員 -映画館の客:佐々淳行 -映画館の客:後田成美 -映画館の客:宇田川信一 *スタッフ [#i104d101] -製作:佐藤雅夫、谷徳彦、椎名保、熊坂隆光 -プロデュース:原正人 -企画:小玉慈彦、源孝志 -プロデューサー:鍋島壽夫、濱名一哉、鈴木基之 -ラインプロデューサー:片岡公生、梶野祐司 -協力プロデューサー:貝原正行 -アソシエイトプロデューサー:山田俊輔 -原作:佐々淳行『連合赤軍「あさま山荘」事件』(文藝春秋刊)ISBN 4167560054 -監督・脚本:原田眞人 -音楽:村松崇継 -撮影:阪本善尚 -美術:部谷京子 -編集:上野聡一 -制作:アスミック・エース -企画協力:ホリプロ、佐々事務所 -制作協力:東映東京撮影所 -配給:東映、アスミック・エース -製作:あさま山荘事件製作委員会(東映、TBSテレビ、アスミック・エース、産業経済新聞社) *Add [#j111158f] 本人への配慮から、人質夫婦と長野県警関係者(佐々ら警察庁及び警視庁組と比較して大規模警備に不慣れで、体面ばかりを重んじる官僚として戯画的に描かれている)と犯人の名前を変えている。同様に、鉄球作戦に参加したクレーンを所有していた会社名、オペレータの風貌も実際とは異なっている。クレーン車も実際には社名の標記は無かった。 機動隊の車両として登場する警視庁の特型警備車は消防車を改造したものだが、実際より小さく、形状・塗色も若干異なる。また機動隊の輸送車(マイクロバス形)に1990年代になって製造が開始された日産・シビリアン(もしくはOEMのいすゞ・ジャーニー)を極力当時の車両らしく仕立てたものが登場する。さらに、機動隊員の装備品も当時存在しなかったものが一部使われている。 機動隊員の出動服には、実際のものとは色調が異なる布地が用いられている。 突入のシーンにおいて突然雪が降ったりすぐに晴れたりと天候が頻繁に変化している。実際の事件の際には天候にそれほどの変化はなかった。 爆発物処理の手当てが農林水産省の技官の危険手当てよりも安い、と会話する場面があるが、農林水産省の設置は事件が発生した1972年から6年後の1978年である(事件当時は農林省)。また、警察官など『公安職』の基本給が、技官など『行政職』よりも高く設定されている点(言い換えれば、普段の基本給にも危険手当が含まれている点)についても言及されていない。 作中に「雪国まいたけ」の段ボール箱が登場するが、同社がマイタケの出荷を始めるのは1983年のことである。 映画の最終盤において、警察庁の兵頭参事官が警備の実施状況について指揮幕僚団を酷評しているが、これは事件当時の警察庁内に存在したと噂される評価を集約したものである。実際にそのような意見が存在したかはわかっておらず、兵頭参事官という人物も架空のキャラクターである。 警察官の階級章表示で警視庁と警察庁関係者は実際と同じであるが、長野県警側に至っては「長野県警警備部長が警視の階級章ですが、警視庁の警備部長なら警視監であるが県警であっても警視正若しくは警視長のはずである」「軽井沢警察署長が警備部長より上の警視正の階級章である」「長野県警機動隊長は略帽は警視の白線であり正しいのだが出動服の階級章は警部である」 #br
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