事件を見にゆく

20040131 茨城女子大生殺害事件

◯いわゆるてんね事件

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概要

◯いわゆるてんね事件

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Aは2004年1月31日、職場の同僚だったフィリピン国籍の少年B・C(当時18、19歳)と共謀し、茨城県阿見町付近の路上で、女性を車に連れ込み、強姦した後に車内で首を絞めて殺害

自転車に乗っていた女子学生(原田実里、茨城大学農学部2年 トライアスロン部のマネージャー 翌年度の学生連合・総務副委員長に内定)を発見し、乗っていた車で自転車の進路を妨害。女子学生を車内に連れ込んだ。

経過

2004年 1月30日 午後9時頃 - 自宅に帰宅。

1月31日 午前0時頃 - 女子学生が一緒にいた男子学生宛に「明日の朝には戻る」とメモを残し、阿見町の自宅から外出。 行方がわからなくなる。 午前中 - 同棲、男子学生は女子学生が帰宅していないことに気付く。テーブルには「友人に会いにでかける。遅くなる」と記したメモ

女子学生は視力が0.1程度、眼鏡もコンタクトレンズも室内に残し、携帯電話や財布も自宅に置いたままだった。

午前9時頃 - 女子学生が自宅から6キロ離れた美浦村舟子地内の清明川で全裸遺体で見つかる

2月4日 女子大生の物と見られる自転車が、土浦市の空き地で、鍵が付いたままスタンドを立てた状態で見つかった。現場は阿見町の自宅アパートから約2.5キロ離れていた

捜査

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A(事件当時22歳) ランパノ・ジェリコ・モリ(36歳)

当時茨城県土浦市の工場勤務

2004/03 出国. 逮捕当時、自動車修理工

岐阜県瑞穂市祖父江(そふえ)

家族:妻、息子、娘、義父母の7人(子供3人)

被害者は首を絞められた上に刃物で刺されてもいましたが、これは「確実に殺すため」だったと犯人は証言

B C(事件当時18、19歳)国際手配

2004年3月ごろ出国. 2007年以降再入国していない

2017年9月2日 - 容疑者のフィリピン国籍の男A(逮捕時35歳)を逮捕

2019年1月24日 - 容疑者のフィリピン国籍の男B(逮捕時33歳)を逮捕

犯人が自首の意思を伝えてきたことで、茨城県警は外務省などと連絡を取り合い、2019年1月に捜査員をフィリピンに派遣。翌日に犯人は成田空港に到着し、逮捕

Cは逮捕に至らず

現地インタビューから

違法薬物を大量に使用していたため、現在も日本に住む母親がフィリピンに帰国させた. 19年にフィリピンに帰国. ランパノ容疑者がリーダー格だったと主張し「(同容疑者が原田さんを)刺した」と話した。「空き家で殺した」

公判

第一審

2018年7月25日 判決公判 水戸地裁(小笠原義泰裁判長) 「殺害に主体的に関与しており、刑事責任は重大だ」として、求刑通り無期懲役を言い渡した。 「犯行態様は執拗、残虐で殺意の強固さも明らかだ」「若さや飲酒が犯行に影響した」として有期刑を求めた弁護側の主張を退けた。被告側は判決を不服として控訴。

第ニ審(東京高等裁判所)

被告側は量刑が重すぎるとして東京高裁に控訴し、2018年(平成30年)12月12日に控訴審初公判(栃木力裁判長)が開かれ、検察側は控訴棄却を求め即日結審した。

2019年(平成31年)1月16日に判決が言い渡され、犯行の状況や被告の役割から刑事責任は重大で、量刑が重すぎることはないとして控訴を棄却し、無期懲役を支持した。

2021/01/28(木) 美浦村で2004年、茨城大の女子学生=当時(21)=が殺害された事件で、殺人罪などに問われたフィリピン国籍で住所不定、無職、元少年(35)の裁判員裁判論告求刑公判が28日、水戸地裁で開かれ、検察側は無期懲役を求刑した。判決は2月3日に言い渡される予定。 検察側は論告で「共犯2人に日本人女性を襲うことを自ら提案しきっかけを作った」と指摘。女子学生の首を絞めるなど「自発的、主体的に関与し重要な役割を担った」とした。また、口封じのための強い殺意に基づく残虐な犯行と非難した。 弁護側は最終弁論で被告の立場は従属的で「殺害に必ずしも積極的ではなかった」と指摘した。 起訴状によると、他2人と共謀し、04年1月31日午前0時から同6時半ごろにかけ、阿見町周辺の路上で女子学生を車に連れ込み、性的暴行を加えて首を絞め、美浦村の川岸付近で首を複数回にわたって刃物で切るなどして殺害したとしている。共犯2人のうち、ランパノ・ジェリコ・モリ受刑者(39)は無期懲役が確定し服役中で、もう1人のフィリピン国籍の元少年(36)は帰国し、国際手配されている。 茨城新聞社

類似事件

■確実に殺すために絞殺後、刺したと言ってる点

  1. 2004年1月・原田実里さん殺害事件(当時21歳・死因:絞殺)
  2. 2004年6月・平田恵里奈さん殺害事件(当時16歳・死因:絞殺)
  3. 2004年7月・佐藤麻衣さん殺害事件(当時15歳・死因:絞殺)

2003年に当時15歳だった少女が茨城県五霞町川妻の道端で遺体で発見された事件.この少女は首を絞められたことによる窒息が原因で死亡

2004年に当時16歳だった少女が利根川沿いの草むらで遺体で発見された事件.この少女は発見時には息があったそうですが、その後間もなく死亡

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「鬼畜の所業」 茨城女子大生殺害で元少年に無期懲役を求刑  17年前、茨城県で女子大学生が外国人の少年らに車に連れ込まれ暴行されたうえ、殺害された事件で、殺人などの罪に問われている元少年の裁判で検察側は「まさに鬼畜の所業」だとして、無期懲役を求刑しました。  事件当時18歳だったフィリピン国籍の男(35)は2004年1月、茨城県阿見町の路上で、仲間2人と共に茨城大学の女子大学生(21)を車に連れ込み、性的暴行を加え、刃物で首を切るなどして殺害したとして、殺人などの罪に問われています。男は親族の説得を受けて、フィリピンからおととし帰国し、逮捕・起訴されました。  28日の論告で検察側は、「被害者の遺体の状況から強固な殺意に基づいた残虐な犯行で、まさに鬼畜の所業と言っても過言ではない」などと指摘。また、弁護側が「男は殺害に反対していた」などと主張していることについては、「結局は自己保身のために納得して殺害を行っている」と述べ、無期懲役を求刑しました。  一方、弁護側は、「男は他の共犯者に比べて従属的な立場だった。再び日本に来たことは真摯に反省していることの表れだ」と主張しました。判決は来月3日に言い渡されます。(2021/01/28 20:01)TBS

お馬鹿さん取材

週刊文春 週刊文春 46(7), 24-27, 2004-02-19 文芸春秋

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Last-modified: 2022-09-10 (土) 17:26:00