大東亜企業年鑑

関電

2019/11/22 asahi 関西電力の役員らが福井県高浜町の元助役・森山栄治氏(今年3月に死去)から多額の金品を受領した問題で、県の顧問弁護士でつくる調査委員会は21日、県職員計109人(退職者を含む)が森山氏から金品などを受領していたとする調査結果を発表した。このうち現金や商品券、純金小判など「儀礼の範囲を超えている」と判断された金品の受領者は計21人で総額122万円相当にのぼった。

森山氏が顧問を務めていた土木建築会社「吉田開発」(高浜町)は関電の原発関連工事のほか県の工事も多数受注している。調査報告書によると、健康福祉部や教育庁、安全環境部、土木部、嶺南振興局といった出先機関などに勤務していた県職員377人(退職者を含む)を対象に面接や書面で調査を行った。回答のあった313人のうち、109人が金品や中元、歳暮を含めた贈答品の受領があったと回答した。職員1人の受領最高額は20万円相当。

2019/11/12 福井新聞 関西電力役員らへ金品を渡していた福井県高浜町の元助役森山栄治氏(故人)から、福井県幹部が贈答品を受け取っていた問題で、調査した県幹部ら313人のうち、109人が金品を受け取っていたことが11月21日分かった。そのうち29人が儀礼の範囲を超えており、商品券10万円と純金小判(10万円相当)1枚の計20万円相当を受け取った職員もいた。県が設置した調査委員会が同日結果を公表した。

 森山氏と関係があるとされる企業への県発注状況の調査の結果も公表、「森山氏が県発注工事など県行政への影響を与えた事実は確認されなかった」とした。  県は調査結果を受け、2014年度に高浜町の元助役を訪問した際に純金小判(10万円相当)1枚と商品券10万円相当を受領した当時健康福祉部課長級の50代男性職員について、戒告の懲戒処分を行ったと発表した。同日付。


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Last-modified: 2019-11-22 (金) 00:00:00