日本戦歿学生の手記 きけ、わだつみの声
1950/06/15
製作=東横映画 配給=東京映画配給
11巻 2,981m 109分 白黒
日本初の「反戦映画」
1944年3月に開始され6月末まで続いた、イギリス領インド帝国北東部のインパール攻略を目指した「インパール作戦」の部隊の学徒兵の敗走と回想シーンで構成
監督 関川秀雄
脚本 舟橋和郎
製作 マキノ満男
出演者 伊豆肇、原保美、杉村春子、英百合子、沼田曜一、花沢徳衛
音楽 伊福部昭
撮影 大塚新吉
製作会社 東横映画
配給 東京映画配給
公開 1950年6月15日
上映時間 109分
#学徒動員 だったからそれなりに部下がいた、 すっかし上官がマラリアの薬と 食料を独占するのは許せなかった.毎日 餓死殺害される仲間の遺骨を内地家族に 送れず死体から親指だけを切断して送るわけ、 あれがいやだったねぇ.戦後、関川(監督)の母親が 「倅の映画が町にきてるから見に行って」って いうから行った覚え
行きたくなかったけど黒沢なんかの仲間だからそんなまづいものは つくらんだろうというわけだ
関川は郷里が郷里でまわりにガタルカナル生き残りとかたくさんいたからわれら同様 子供のころから戦地の現実(つまり弾はうしろから飛んでくることなど)は知っていた. あえて原作を得なくても、反戦映画はできていたはずだ
関川 秀雄(せきがわ ひでお)1908/12/01-1977/12/16(69歳没) 映画監督 出生地:新潟県佐渡郡佐和田町(現・佐渡市)の地主の家の四男 旧制佐渡中学→旧制新潟高校中退 生家は八幡新町 葉タバコ専売公社があったあたりで、金丸(部落)の親戚が片付けたと聞く.