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銀座二十四帖

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京極和歌子には夫との間にひとり娘がいたが、夫の仕事内容が気に入らず、いずれは離婚して娘を引き取ろうと考えていた。その資金作りのため亡き父が集めた絵を売ることにしたが、その中には彼女が少女のころ遠く奉天からやってきた学生に描いてもらった「少女像」があった。想い出の絵を売るつもりはなかったが、“五郎”としか記憶のないG・Mというサインの入ったその絵を画廊に陳列しておけば、その人に再会出来るのではないかと夢見ていた。やがて桃山豪という男が名乗り出たが、想い出の人とは思えない。花屋の三室戸完こと通称コニイから、プロ野球のスカウト三ツ星伍郎がG.Mだと聞き会いに行くが、彼は「本物は俺だが、銀座のG.Mを知らないか?」と奇妙なことを言われる。そんな折、姪である雪乃のファッションモデル志望を父親に説得させるべく大阪にやってきた和歌子は、不意に三ツ星伍郎から声をかけられ「本物のG・Mは夫に逢えば判る。その人は銀座にいる」と教えられ、彼が何か秘密を握っているような気がしてならなかった。一方でコニイは、急に姿をみせなくなった子分のジープが再びヒロポン中毒になり、銀座のバー「キャロル」にいると聞く。ジープを連れ戻そうと「キャロル」の連中と大乱斗を演じたコニイは留置場へ放りこまれるが、そこでバーのマスターから「G.Mとは三室戸五郎のことで、大陸からの引揚者で年は四十才前後」と聞き、驚く。それはコニイの実兄だったのだ…。

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銀座二十四帖(ぎんざにじゅうよんちょう)

配役

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2017/05/09  宝塚歌劇団の元娘役スターで、数々の映画やドラマに出演した女優、月丘夢路(つきおか・ゆめじ、本名・井上明子=いのうえ・あきこ)さんが3日午後1時50分、肺炎のため東京・港区の国際医療福祉大学三田病院で死去したことが8日、分かった。95歳だった。戦後の映画界を華やかな美貌で駆け抜け、故井上梅次監督とおしどり夫婦で知られた月丘さん。晩年は娘夫婦と穏やかな日々を送っていた。(サンケイスポーツ)

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日本の女優のヌード第1号は前田通子であるが、本来は月丘が最初のヌード女優として記録されるはずだった。1957年の『白夜の妖女』(滝沢英輔監督)では、撮影段階ではヌード・シーンや激しい濡れ場が撮影されたが、時代背景から映画館での公開時には、完全ボカシ状態で上映された(晋遊舎『黄金のGT』)


*1 浅丘 ルリ子(あさおか ルリこ)1940年7月2日(83) 満州国新京市(現・長春)4人姉妹の次女 女優 本名:浅井 信子 血液型A型 小林旭(事実婚)→前夫:石坂浩二

添付ファイル: file01.jpg 57件 [詳細] file02.jpg 79件 [詳細] fileD7A2C4E6-A056-4694-9E12-F60C34FD7F88.jpeg 32件 [詳細] filegz.jpg 52件 [詳細] filegz02.jpg 49件 [詳細] filegz03.jpg 68件 [詳細] filegz04.jpg 54件 [詳細]

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Last-modified: 2020-07-08 (水) 00:00:00