仕掛人・藤枝梅安 梅安蟻地獄
(「梅安蟻地獄」にルビ「ばいあんありじごく」)(新聞ラテ欄表記…仕掛人藤枝梅安 梅安蟻地獄 悪徳の背に冷たい針が闇を裂く)(仕掛人藤枝梅安(1) 梅安蟻地獄)
藤枝梅安(小林桂樹)は昼間は土地でも評判の鍼医だが、金で殺しを請け負い、世の中に生かしておいてはためにならない人間を人知れず始末する仕掛人という裏の顔を持っていた。ある夜、梅安は夜道で斬り合いに出くわす。梅安は斬られた男を医師の元へ担ぎ込むが、男は絶命した。その帰途、今度は梅安が浪人・小杉十五郎(柴俊夫)の襲撃を受けるが、浪人は人違いに気付くとその場から立ち去った。翌日、梅安は香具師の元締・音羽の半右衛門(中村又五郎)から仕掛の依頼を受ける。仕掛の相手は七千石の旗本の倅と医師・山崎宗伯であり、その2人は梅安の仕掛人仲間・彦次郎(田村高廣)の妻と娘の仇だという……。【以上、時代劇専門チャンネル広報資料より引用】「『時代劇スペシャル・仕掛人梅安』(フジ)で梅安を演じた小林桂樹。長い俳優生活の中でもこれほど凄味のある殺し屋の役は初めてとかで、ふだんからあまり長くはしていない髪をさらに刈り込み熱演。ところが、ふっと鏡を見て白髪の多いのに改めてびっくり。「こんなゴマ塩頭だとは思わなかった」と一時は頭を少し染めることも考えたが、かえって熟年の殺し屋の感じが出ると言われてそのまま撮り終えたとか。【この項、「週刊テレビ番組」(株式会社東京ポスト刊)1982年1月22日号より引用】」【出典:ドラマ本体のクレジット表示より採録(採録:古崎康成)】
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