老中・田沼意次全盛時代。無名の剣客・秋山大治郎(加藤剛)が修行の旅より江戸へ戻ってきた。大治郎は父・小兵衛(山形勲)と12年ぶりの再会を果たす。小兵衛は江戸でその名を知られた無外流の達人だったが、今は道場を閉めて、悠々自適の生活を送り、親子ほども歳の違うおはる(梶三和子)を妻にしていた。剣の道一筋の息子・大治郎と、人生を達観した父・小兵衛。同じ剣客でありながらも異なる人生を歩む父子の前に立ちはだかる事件の数々を、二人はどう解決するのか?
京都で修行、12年ぶりに江戸に戻った秋山大治郎(加藤剛)に父・小兵衛(山形勲)は“剣でメシを食えば、それは商売だ”という。折も折、又六(松山省二)と名乗る青年が10日間で強くしてくれと大治郎に泣きついてきた・・・。
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