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第4話 狐雨(きつねあめ)†
第4話「狐雨(きつねあめ)」
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秋山大治郎(山口馬木也)は、旧知の杉本又太郎(大鶴義丹)を訪ねた。家に着くと又太郎が気を失って倒れ、浪人たちが、「女はどこだ」と家探しをしている。大治郎は浪人を追い払ったが、気がついた又太郎は何も言わない。又太郎は二千石の旗本・松平修理之助の屋敷に奉公していたが、急に暇をとっていた。
又太郎の父親・又左衛門(田畑猛雄)は無外流の達人で道場主。秋山小兵衛(藤田まこと)とは旧知の仲だ。又太郎には剣客として生き抜くだけの力はないと考えた又左衛門は、「剣をあきらめ、松平家にご奉公を」と遺言し、又太郎が守らぬ時はご助力をと小兵衛に頼んで死んだ。小兵衛は、弥七(三浦浩一)に又太郎の身辺を探るように頼んだ。
傘徳(山内としお)が又太郎の後をつけると、一軒の百姓屋を訪ねる。老人と、武家風の小袖を着た若い女がいた。弥七が独自の情報網でその素性を調べた。神田明神下に住んでいた西国浪人の娘で小枝(吉本多香美)という。一年ほど前に父親が死に、知り合いのつてで松平屋敷の奥女中に奉公したが、殿の側妾にされそうだと分かり、屋敷を抜け出した。小枝に心をひかれていた又太郎がそれを助けた。
隠れ家で又太郎は小枝に、「江戸を離れて上方で暮らそう」と言う。小枝はきっぱりと断り、今は閉鎖されている道場を再開し、自分を妻として迎えるように迫る。もし松平家から追手が来たら、迎え撃って共に討ち死にする。又太郎にその覚悟がないのなら、松平屋敷に戻ると、あくまでも気丈だ。そして、自分はかつて、捕らえられて毛皮として売られそうになった白い狐を助けたことがある。その狐が守ってくれるから大丈夫だ、と言い…。
剣客商売 第5シリーズ†
剣客商売(剣客商売(5)、剣客商売 第5シリーズ、剣客商売5)
藤田まこと演じる秋山小兵衛とその息子・大治郎はいずれも剣に生きる人物。悠々自適に暮らし、器の大きな父・小兵衛と剣一筋の真面目な息子・大治郎。この剣客父子が様々な事件を見事に解決していく痛快娯楽時代劇。今回は大治郎(山口馬木也)と三冬(寺島しのぶ)夫婦に待望の長男・小太郎が誕生する。【以上、ホームドラマチャンネル広報資料より引用】協力:近江八幡市商工観光課(1)、八幡堀を守る会(1)、大本山随心院(1)(3)(4)(10)、京都大覚寺(1)(3)-(6)、御室仁和寺(3)(5)(10)、錦水亭(3)、伏見稲荷神社(5)、元離宮(7)、二条城(7)、リゾートホテルベラビスタ境が浜(7)、みろくの里(7)。【放送日時補足】データ欄記載の放送期間は最も早く放送された関西地区、関西テレビでのもの。関東地区のフジテレビでは『夜桜お染』放送が続いており、この終了後に開始したため7話分のみ放送され放送期間は2004/02/03~2004/03/16、第8回以降は2004/05/01にまとめて放送された。
【各回サブタイトル】
- 第1話「昨日の敵」
- 第2話「秘密(かくしごと)」
- 第3話「越後屋騒ぎ」
- 第4話「狐雨」
- 第5話「消えた女」
- 第6話「その日の三冬」
- 第7話「新妻」
- 第8話「鰻坊主」
- 第9回「女と男」
- 第10話「暗殺者」(関西地区での放送)
【役名(演技者)】
- 秋山小兵衛(藤田まこと)
- 秋山大治郎(山口馬木也)
- 三冬(寺島しのぶ)
- おはる(小林綾子)
- 四谷の弥七(三浦浩一)
- おもと(梶芽衣子)
- 田沼意次(平幹二朗)
- 長次(木村元)
- 生島次郎太夫(真田健一郎)
- 徳次郎(山内としお)
- おみね(佐藤恵利)
- およね(江戸家まねき猫)
- 飯田粂太郎(尾上寛之)
- 秋山小太郎(當銘竜基)
【出典:ドラマ本体のクレジット表示より採録(採録:古崎康成、データ協力:練馬大根役者。補足:カミコロ)】
- CX 火 2004/01/13~2004/03/16
19:00-19:54 放送回数 10 回 連続/単発 連続
火曜時代劇
- 出演 藤田まこと(1)-(7)(10)、山口馬木也(1)-(7)(10)、寺島しのぶ(1)-(7)(10)、小林綾子(1)-(7)(10)、三浦浩一(1)-(7)(10)、梶芽衣子(1)(3)(5)(7)(10)、平幹二朗(1)(2)(10)、木村元(1)(7)(10)、真田健一郎(1)(7)(10)、山内としお(山内敏男)(1)-(6)(10)、佐藤恵利(1)(6)(10)、江戸家まねき猫(1)(5)(7)(10)、尾上寛之(1)(3)-(7)(10)、當銘竜基(1)(3)-(6)(10)、多賀勝一(3)、松村雄基(1)、長内美那子(1)、四方堂亘(1)、武井三二(1)、掛田誠(1)、伊東美紀(1)、松尾勝人(1)、増島剛之(1)、美木良介(2)、森 香名子(2)、蟹江一平(2)、寺泉憲(2)、峰岸徹(3)、草薙幸二郎(3)、坂本あきら(坂本朗)(3)、須藤雅宏(3)、門田俊(3)、朝日完記(完は正しくは宀の下に兀)(3)、川崎あかね(3)、湖条千秋(3)、ボブ鈴木(3)、平田一樹(3)、松浦達也(3)、稲垣早紀(3)、窪田弘和(3)、円堂耕成(3)、多田頼満(3)、平井靖(3)、大迫英喜(3)、大石昭弘(3)、藤井康次(3)、中根健太(3)、榎本千聖(3)、大鶴義丹(4)、吉本多香美(4)、花上晃(4)、田畑猛雄(4)、結城市朗(4)、宮川不二夫(4)、遠山二郎(4)、村上稔治(4)、菱谷 昌功(4)、山田永二(4)、甲斐浩(4)、山田くに博(4)、前田愛(二役)(5)、草野康太(5)、野崎海太郎(5)、宮崎豊(5)、まついきよし(5)、高木博安(5)、藤井康次(5)、中島貴博(5)、平淑恵(幻想)(5)、本田博太郎(6)、匠ひびき(6)、勝部演之(6)、大橋芳枝(6)、鷲生功(6)、竜川剛(6)、細川純一(6)、宮尻佳子(6)、中村信行(6)、吉良浩一(6)、杉山幸晴(6)、山元隆弘(6)、増沢望(増澤ノゾム)(7)、林与一(7)、沼田爆(7)、新納敏正(7)、大木聡(7)、江端英久(7)、加藤大祐(7)、芳野史明(7)、大越史歩(7)、亜路奈(7)、仲野絵美(7)、山崎銀之丞(10)、西田健(10)、片岡弘貴(10)、佐藤友紀(10)、中村方隆(10)、関貴昭(10)、加島潤(10)、藤原ひろみ(10)、船津正康(10)、根本一也(10)、鈴木理子(10)、(協力:エクラン演技集団(1)(3)-(6))(ナレーター:橋爪功(1)-(7)(10))
- 脚本 田村惠(田村恵)(1)(10)、野上龍雄(2)(3)、田坂啓(4)、中村努(5)、古田求(6)、金子成人(7)
- プロデューサー 佐生哲雄(松竹)、保原賢一郎(CX)、足立弘平(クレジット表示なし)、(プロデューサー補:橋本茂)(広報:加藤裕子(CX))(スチール:北脇克己)
- 演出 (監督:石原興(1)(2)、小野田嘉幹(3)(4)、井上昭(5)(6)、酒井信行(7)、三村晴彦(10))(助監督:酒井信行(1)(3)(4)、井上昌典(5)-(7)(10))(殺陣:宇仁貫三)(料理監修:近藤文夫(銀座近藤))(スクリプター:野崎八重子)
- 原作 池波正太郎(新潮文庫刊)
- 局系列 FNN
- 制作会社 (制作:松竹、CX)
- 制作協力 (製作協力:松竹京都映画)
- 制作 (製作主任:黒田満重(1)、溝口豊(1)(3)-(7)(10))(進行:森脇健介(1)、小西剛司(3)-(7)(10))(演技事務:山緑美春)(セット付:大河原哲)
- 企画 武田功(松竹)、能村庸一(CX)
- 音楽 篠原敬介、(調音:鈴木信一)(効果:藤原誠)
- 撮影技術 藤原三郎(1)(5)-(7)、渡邊伸二(3)(4)(10)、(照明:林利夫)(録音:中路 豊隆)(編集:園井 弘一)(ネガ編集:関谷憲治)(VTR編集:キッズカンパニー)(現像:IMAGICAウェスト)
- 美術 犬塚進、(美術監修:西岡善信)(装飾:鎌田康男)(結髪床山:八木かつら)(衣裳:松竹衣裳)(装置:新映美術工芸)(小道具:高津商会)(扇子絵:山尾圭介(10))(特殊メイク・柄本優子(メイクアップディメンションズ)(6))