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奈良・五條で鳥インフルを確認 高病原性、8万3000羽殺処分へ 毎日新聞 2020/12/06
農林水産省は6日、奈良県五條市の養鶏場で鳥インフルエンザが発生したと発表した。PCR検査（遺伝子検査）で、高病原性（H5型）と確認された。県によると養鶏場では採卵用の約8万3000羽を飼育しており、殺処分する。今季の国内の養鶏場での確認は16例目。県内では2011年2月以来となる。 県によると、5日午前9時40分ごろ、経営者から「鳥が30羽死んでいる」と県家畜保健衛生所に通報があった。職員が現地で死んだ11羽と生きている2羽を簡易検査したところ、死んだ11羽全てが陽性だったため、PCR検査を実施していた。 県は、この養鶏場の半径3キロ圏内にある養鶏場2カ所に鶏や卵の移動を禁止、3～10キロ圏内にある10カ所に圏外への搬出を制限する。
