YUMA実験農場/鳥インフル

大分県内3カ所

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2020/12/11

「ついに出てしまった」 大分県内で鳥インフル、3カ所で殺処分 西日本新聞

警戒を強めていた中、鳥インフルエンザが福岡や香川、宮崎などに続いて大分県内でも10日確認された。「ついに出てしまった」と天を仰ぐ行政職員。県は感染拡大を防ぐため、確認直後から3カ所の養鶏場の消毒や殺処分を開始し、防疫態勢の強化にも乗り出した。一方で地元に不安が広がり、養鶏農家の廃業を危惧する声も上がった。  発生現場となった佐伯市宇目の養鶏場は、近くに住宅のない山中にある。緊急招集された県職員ら約200人は防護服姿で一帯に消毒用の白い消石灰をまくなど、緊張した面持ちで黙々と作業に当たった。

県は埋却作業のために、地元の土木会社にも協力を求めた。作業員の男性(70)は「午前6時ごろに電話があり、穴を掘るために来た。初めてのことで…」と戸惑った様子。宇目に住む岡田ちず子さん(69)は「宮崎で発生しているのは知っていたが、遠い話だと思っていたのでびっくりした。新型コロナに続いて鳥インフル。怖い世の中になった」と話した。  現場につながる幹線道路では、防疫のために県が消毒ポイントを10カ所以上、順次開設。畜産関係のトラックなどが止まり、県職員らがタイヤ周辺を念入りに消毒した。  県によると、県内には100羽以上を飼う養鶏農家が153戸あり、採卵用と食肉用で計約421万羽が飼育されている。100羽未満の小規模農家も約960戸ある。県は他県での発生を受け、11月下旬から県内の養鶏農家に消石灰を配布。四国発のフェリーが到着する県内3カ所の港には、車両と乗客用の消毒マットを設置するなど、ウイルスの侵入を警戒していた。  「感染源は分からない。野鳥などは警戒するようにしていたのだが…」と漏らしたのは佐伯市農政課職員。県畜産振興課の本田文博参事は「非常に残念。防疫の取り組みをさらに強化しないといけない」と強調した。  県は今後、鶏舎への野鳥や小動物などの侵入を防ぐネットに穴が開いていないかなど、県内の養鶏農家を調査、確認して再発を防ぐ方針。  ただ養鶏農家の知人男性(71)は「隙間のない鶏舎なんてほとんどない。鳥が運んでくるウイルスなら、対応が難しい」。宇目の福田拓三さん(47)は「地元の養鶏農家は高齢の人が多く、今回のインフル発生をきっかけに辞める人がでないだろうか。早く被害が収まってほしい」と心配そうに話した。

 

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Last-modified: 2020-12-11 (金) 18:16:00