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道場破り

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時代劇特別企画 剣客商売スペシャル 道場破り~捨てた娘に一目会いたい…父として貧乏剣客命がけの決闘

初秋のある日、秋山小兵衛(藤田まこと)はなじみの料亭「不二楼」で久しぶりに老中・田沼意次(平幹二朗)と酒を酌み交わした後、まき割りの音に誘われ裏庭に出てみると、貧しい身なりをした浪人(中村梅雀)が黙々と仕事をしている。店の者に聞くと、鷲巣見平助というその男は、一年前くらいから神社に住み込みで働いており、近所の人々に「先生」と呼ばれて親しまれているという。小兵衛は一言二言交わした平助の人柄の良さと剣の腕前を察した。大治郎(山口馬木也)と三冬(寺島しのぶ)夫婦は、出入りの大工・正吉(本田大輔)が病に伏せていることを案じていたが、正吉の妻・おしの(星野真里)が、医者の高月南里(温水洋一)と薬種問屋主人・小松喜左衛門(渡辺哲)に薬代として法外に高額の支払いを強いられていることまでは知る由もなかった。借金がかさみ南里に体を売ることをほのめかされたおしのは医院を飛び出し元気なく家に戻る。そのとき正吉の看病をするおしのの姿を物陰から見ていたのは平助だった。翌日、大治郎が同じ流派の間宮道場を訪問していたところ、道場破りが現れた。平助である。門人を一人二人と倒した平助に、大治郎が名乗りを上げ、刀を交わすことに。五分五分の腕前ながら、最終的には大治郎の木刀が平助の腹をかすめ、平助は潔く負けを認めて去って行った。大治郎は平助の礼に厚く潔い振る舞いに感嘆する。その様子を聞いた小兵衛は、平助のもとを訪れ、身分は明かさぬまま、平助の身の上話を聞く。なにか訳ありの様子の平助。あるとき平助が道場破りで稼いだ金を小兵衛に差し出し、自分の生き別れた娘に渡してほしいと頼んできた。そのころ、平助の道場破りで面子を潰された大場道場の主・大場治左衛門(西田健)は激怒し、平助の居所を突き止めるよう高弟に命じる。
【以上、フジテレビ広報資料より引用】「剣の名人・秋山小兵衛(藤田まこと)の人柄にひかれ、自らの生い立ちや生き別れた家族への思いをしみじみと語る剣客の鷲巣見平助(中村梅雀)。つつましく、筋を通す生き方をしてきた二人が、互いを認めて心を通わせるこのシーンだけでも見た価値があった。池波正太郎原作の2年ぶりの新作ドラマを、責任を持ってお薦めする。道場破りを繰り返して金を稼ぐ平助の、孤高の剣客であり、人の親でもある生き様を巡って物語が展開される。平助と立ち合った小兵衛の息子大治郎(山口馬木也)は、潔い立ち居振る舞いに感嘆。小兵衛は身分を明かさずに平助に近づき、金が必要な理由を知る。橋爪功のナレーションも絶品。温かくも厳しい人情が、心に染みた。【この項、文:丸山玄則氏(朝日新聞2010/02/05付「試写室」より引用)】」
ロケ協力:京都 大覚寺、山科 随心院、滋賀ロケーションオフィス、近江八幡市。協力:松竹京都撮影所俳優G、K & U、イマジカウェスト。【出典:ドラマ本体のクレジット表示より採録(採録:古崎康成)】

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Last-modified: 2020-11-16 (月) 20:46:00