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おじさんの原稿
あうんの呼吸でえらばれ校内弁論大会に出場
まさか今日だと思わず前日は遊び惚けていて原稿一顧だにせず 暗記も出来ず
1ページから5ページに飛んだりまたまた2ページにいったり
なにを喋っているのかわからなくなった
シーン
体育館凍り付き 担任も避けて口をきかない
前日なんで原稿をおぼえてこなかったのかと後悔しきり
その後
学級日誌に
弁論大会はよかったが
中には
あがった人もいた
見たこともない学級の女子の書いたものだった
こんど凍り付いたのはぼっくでした
ばれてたのか、やっぱり
ふだんおとなしく目ただない女の子
すれちがっても口をきかない異次元の人
この娘、弁論の最後に
みなさんなんとかしようではありませんか
と両手をあげたのにびっくり
こんな一面もあるのかと衝撃
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