日本の艦船

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あいびす

2018年まで、寺泊港(長岡市寺泊地域)と赤泊港(佐渡市赤泊地区)を結ぶ寺泊航路(両泊航路とも呼ばれた)があり、2005年6月までは小型カーフェリー(えっさ丸)、それ以後は高速船「あいびす」により運航

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船主 (国籍) 佐渡汽船(株)(Japan)

建造所 墨田川造船(株)(N16-07)

起工 2004.10.22

進水 2005.2.9

引渡 2005.3.29

船級 JG

航行区域 Restricted Coasting(限定沿海)

全長 47.08m

垂線間長 42.00m

全幅 (Bmld)7.50m

深さ (Dmld)3.70m

喫水 (dmld(design))1.54m

総トン (JG)263T

試運転最大速力 26kn

速力 25kn

主機関 NIIGATA 16V16FX×2

出力 (M.C.R.)2,022kW×1,961min-1×2 (N.O.R.)1,838kW×1,900min-1×2

プロペラ 5Blades FPP×2

主発電機 (Prime Mover:NIIGATA 6NSE-G×2)TAIYO TWN31C 250kVA×2

乗組員数 4

旅客数 216

船型 Mono-hull round chine(単胴丸型)

清水槽 5立方メートル

航路 赤泊(佐渡市)~寺泊(寺泊市) <1時間>

特記事項 (1)アルミニュウム合金製排水量型高速旅客船 (2)平成17年6月10日 赤泊~寺泊航路に就航、本船導入により、航行時間が従来の2時間より約半分の1時間となった。 燃料油槽:10立方メートル

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やはり冬の横揺れか

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佐渡汽船、高速船「あいびす」をフィリピンのフェリー会社に売却 投稿日 : 2019年8月31日

佐渡汽船は2019年8月30日(金)、同社が保有する高速船「あいびす」をフィリピンの船会社に売却することを決定した。

売却される「あいびす」は、2019年4月まで寺泊/赤泊航路に就航していた高速船。5月1日(水)付けで寺泊/赤泊航路を廃止したとこから、同社はこれまで船舶の売却先を検討してきた。今回、譲渡先候補との交渉がまとまったことから8月30日(金)開催の取締役会において譲渡することが決議された。

売却先は、フィリピンの船会社「アティエンザ・インターアイランド・フェリーズ」。譲渡価額は72万米ドル、日本円で約7,667万2千円で、譲渡益は約2,650万2千円。佐渡汽船は、2019年12月期の決算において、連結・個別ともに固定資産売却益として譲渡益額を特別利益に計上する予定。

なお、「あいびす」の引き渡しは2019年9月17日(火)から10月17日(木)までの間に実施される予定。

導入した船が小型で軽量であるにもかかわらず、スタビライザーなど横揺れを防止する装置が設けられていないため、少々の高波でも激しく横揺れを起こして乗り心地が著しく低下するという問題があったことによる。このため佐渡汽船では、2006年1月18日から1ヶ月掛けて実施した「あいびす」の定期検査の際に横揺れ防止システム「ARG」を船内に8台追加設置し、2月15日から運航を再開した。その後ARGの設置効果を反映した上で運航体制を再構築したものの、冬場など悪天候時の欠航率は改善できず、2008年1月期の1便当たりの平均乗客数も1人にとどまるなど収支が悪化し、航路単体で年間約2億円の赤字を計上していた。こうした背景から佐渡汽船は2009年1月から、寺泊航路を冬季間(12月から2月)全面運休することになった。これにより5000万円の赤字額を削減できる見通し

 

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Last-modified: 2020-12-15 (火) 00:24:00