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大阪・茨木市元職員、収賄容疑で逮捕…生活保護受給者らを特定の不動産業者に紹介し６０万円を受け取った疑い 2023/10/31(火) 13:34配信
読売新聞オンライン 大阪・茨木市元職員、収賄容疑で逮捕…生活保護受給者らを特定の不動産業者に紹介し６０万円を受け取った疑い 元職員が逮捕された大阪府茨木市役所 住宅を探す生活保護受給者らに特定の不動産仲介業者ら２業者を優先的に紹介する見返りに、計約６０万円を受け取ったとして、大阪府警は３１日、同府茨木市の元職員の男（３８）（大阪市東淀川区）を収賄容疑で逮捕した。捜査関係者への取材でわかった。 また、府警は不動産仲介会社「ｍｏｖｅ」（大阪府箕面市）の代表取締役の男（４３）（同府豊中市）を贈賄容疑で逮捕。別の業者は、贈賄罪の公訴時効（３年）が成立している。 捜査関係者によると、元職員は生活保護者の住居確保の助言などを担当していた２０１９年７月～２１年５月、住居を探している生活保護受給者らに対し、代表取締役らの業者を優先して紹介した見返りに、４回にわたり、計約６０万円を受け取った疑い。 生活保護法では、受給者に「住宅扶助」として、アパートやマンションの家賃が支給される。原則、受給者自身が住む部屋を探すが、身体障害や判断力の低下などで探すことが困難な場合、自治体の職員が不動産仲介業者を紹介することもある。 元職員は、生活保護受給者らの住宅を探す業務の中で、代表取締役と知り合ったという。２２年２月に自己都合で退職している。
