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生活保護取り消し

生活保護取り消しは違法 市川市の「裁量権逸脱」認める 千葉地裁 2021/9/11(土) 20:18配信

千葉日報オンライン 千葉地裁

 生活保護受給を取り消した市川市の決定は違法として、受給男性(73)が市を相手取り決定の取り消しを求めた行政訴訟の判決が10日、千葉地裁であり、内野俊夫裁判長は「市に裁量権の範囲の逸脱か乱用があった」と認め、決定の取り消しを命じた。

 判決などによると、市は2016年2月、男性の生活保護の開始を決定。しかし、男性が別の保護制度を利用していることを理由に同年4月、生活保護の取り消しを決定し、男性に支給済み保護費の返還を求めてきた。

 内野裁判長は、別の保護制度だけでは男性の必要な生活需要を満たせず、生活保護の必要があったと判示。さらに、男性は生活保護受給中、別の保護制度からの支給を実質的に受け取っていないことから、併用状態を解消するため「生活保護決定を変更したことは合理性を欠く」と結論付けた。

 判決後、男性は「勝訴できて非常にうれしい」と話した。男性の代理人の及川智志弁護士は「生活保護は人の命と生活を守る最後のセーフティーネット。必要とする人には(支給を)認めなければならない」と判決を評価した。

 市生活支援課は「判決文を見て、控訴するか判断する」と述べた。

生活保護法指定辞退届書

生活保護を再申請する方法 生活保護は、廃止や打ち切りとなったときでも再申請をすることができます。

その方法としては、まず最寄りの福祉事務所にて受給の相談を行います。

そして、その結果やはり生活保護が必要だということになれば、福祉事務所を通して役所に申請書を持って生活保護の申請をすることとなります。


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Last-modified: 2022-03-04 (金) 05:20:00