YUMA実験農場

YUMA実験農場/糠あり

納豆菌

納豆菌とは、枯草菌(こそうきん)という細菌の一種で、納豆をつくるのに欠かせないもの。納豆菌は身近な田んぼや畑、枯れ草に存在し、とりわけ稲わらに多く生息しています。煮大豆に納豆菌を加えると、発酵の過程でたんぱく質を分解しておいしさの成分アミノ酸を生成し、納豆ができます。加える納豆菌の種類によって、ネバネバ具合や味、においなど仕上がる納豆の特性が変わります。

納豆菌は胃酸に負けることなく、生きたまま腸内にたどり着き、もともといる善玉菌を活性化させ、悪玉菌を抑制して腸内環境を改善してくれます。また、大豆に納豆菌を加えて発酵させる過程で「ナットウキナーゼ」というたんぱく質分解酵素を生成しますが、ナットウキナーゼは血栓を溶かして、血液をサラサラにするはたらきがあります。さらに納豆菌は骨の形成促進に深く関わる「ビタミンK2」を多く生み出します。

納豆菌(なっとうきん、学名: Bacillus subtilis var. natto)は、枯草菌の一種である。稲の藁に多く生息し、日本産の稲の藁1本に、ほぼ1000万個の納豆菌が芽胞の状態で付着している


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Last-modified: 2021-08-20 (金) 15:13:00