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ご存じ金さん捕物帳(橋幸夫)

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ご存じ金さん捕物帳

粋なたんかが投げ花札が身上の金さん(橋幸夫)の活躍を描く下町長屋捕物時代劇。「江戸の町に通じる遊び人、金さんの目を通して、庶民に慕われる血の通った名裁きの数々を見せる。もちろんシラを切り通す悪人には、啖呵を切って片肌脱ぐと目にも鮮やかな遠山桜が現れる。2代目鼠小僧気取りの太吉(山田太郎)、発明好きの老人・風山(柳沢真一)など、同じなめくじ長屋に住む個性的な面々と、江戸の悪事を暴く金さんの、今日も花札手裏剣が悪人に突き刺さる。3代目・金さんを、元祖・御三家アイドル橋幸夫が演じる。【時代劇専門チャンネル広報資料より引用】」陣出達朗・原作との表示はない。一部資料には1974/12/29放送開始とある。4代目金さんに橋幸夫が扮した。一部資料では菊池俊輔音楽と記載されているが実際のクレジットでは小川寛興となっており誤りと思われる。
【サブタイトル】
第1回「桜吹雪八百八町」
第2回「恋ごころ出世纏」(まとい)
第3回「あらくれ一代」
第5回「汚れた千両箱」
第6回「八百八町を逃げる男」
第7回「花嫁姿を冥途で見た」
第8回「殺しが結んだ夫婦医者」
第9回「胡弓が呼ぶ必殺拳」
第11回「河童が泣いてる日本橋」
第13回「一網打尽(ルビ「いちもうだじん」が付く)」
第15回「罪と情けの重ね底」
第16回「芝居のいのち火」
第17回「愛憎からくり屋敷」
第18回「謎の煙提灯」
第19回「辻斬り地獄唄」
第20回「北町奉行所を砲撃せよ」
第22回「仇討ち変化若衆」
第23回「大火に消えた女盗賊」
第24回「騙された悪女」
第26回「上方から来た男」
最終回(第27回)「桜吹雪が春を呼ぶ」
【役名(演技者)】
金さん(橋幸夫)
枯杉風山(柳沢真一)
太吉(山田太郎)
おさよ(佐野厚子)
お雪(中川三穂子)
権三(南道郎)
おみち(紅景子)
筒井和泉守(山村聰)
水野(武藤英司)

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キャスト

金さん:橋幸夫・・・江戸北町奉行。「遊び人の金さん」として市中を徘徊しながら、事件の捜査・解決を目指す。屋敷住まいだが、滅多にいないことが多いばかりか、第1話で夜中にこっそりとなめくじ長屋に引っ越してきて居着いてしまう。立ち回りの際には、相手の浪人等から刀を奪い、峰打ちで応戦する他、花札(アイキャッチにも登場する)を相手目掛けて投げつけると言う小技も披露する。第1話での石山の台詞から、年齢は26~7歳。自称するように普段は無職の体を装っており、たまに風山の仕事を手伝ったりすることもある。最終回に於けるお白州でのお裁きを最後に惜しまれつつ北町奉行の職を辞するも、遠山自身は相変わらず遊び人の金さんとして、居酒屋の「ふうしゃ」で風山らと語らっていた。なお、演じる橋幸夫は最終回(第27話)で、金さんの他に彼に瓜二つの渡世人・野分けの伊平の二役を演じていた。

太吉:山田太郎・・・昼は大工をやっている盗人で、自称「二代目鼠小僧」。なめくじ長屋に住んでいる。第1話で金さんと知り合って、祭り太鼓の櫓の上で喧嘩の末に仲良くなる。金さんの正体は知らないどころか、同業者(盗人)だと思っている。何かというと金さんと張り合おうとする。最終回に於いて北町奉行所の手の者に捕らえられ、お白州の席で金さんの正体を知る事になるが、その金さん=遠山から関八州所払いの沙汰を受ける形で、大工修業の為に上方へ旅立った[2]。なお、山田太郎は前作「ご存知遠山の金さん」第35話に、全く同じ役名で登場しており、金さん(市川段四郎)との出会いで同じように金さんと大喧嘩をしているが、盗人でなかったり、妻帯者であったり、金さん同様に桜吹雪の彫り物を入れているなど設定等は異なっていた。

枯杉風山(こすぎ・ふうざん):柳沢真一・・・なめくじ長屋に住む「風車の先生」と呼ばれる発明家・学者であり、普段は風車作りをするが、日常の暮らしを立てるべく木の細工ものを拵えている。学者であるだけに博識であり、金さんを知識の面から助けることがある。朝、起きぬけに体操のようなことをするのが日課の模様で、暴れるように行うため太吉が迷惑がる描写もある。第15話からは居酒屋「ふうしゃ」を開店し、髭を落とし白髪を染めて太吉たちを驚かせた。なお、髪型は総髪のザンバラである。演じる柳沢真一は、前々作『遠山の金さん捕物帳』で南町配下の岡っ引き・要町の文三を演じていた。

おみち:紅景子・・・風山の娘。15話からは父の店を手伝うようになる。

おさよ:佐野厚子・・・惚れた金さんにまとわりつく娘スリ。金さんを巡っておみちとやり合うことも多い。

お雪:中川三穂子・・・なめくじ長屋に住まう娘。気が多い。レギュラー陣の溜り場が、居酒屋「ふうしゃ」となった第15話以降は登場しない。

権三:南道郎・・・岡っ引き。第2話で下っ引きを連れていたが、その名は不明。もちろん金さんの正体は知らない。金さんや太吉に目をつけている模様。

石山直之進:大友柳太朗(第1・2・9・11・14・20・22・27話)・・・遠山家に仕える家臣(用人)。ちょっと目を離すとすぐ金さんとなり行方をくらます遠山を躍起になって探し、見つからないと部下に当たり散らす。これまでの部下同様に遠山を「殿」と呼ぶが、この人物は奉行所勤務ではなく、あくまでも遠山家の家臣である。

筒井和泉守:山村聰(第1・2・16・17話)・・・西丸留守居役で、遠山の上司に当たる人物。前の南町奉行で、後に大目付などを歴任。

次回予告ナレーターも存在するがノンクレジット

サブタイトルリスト

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Last-modified: 2022-05-06 (金) 18:07:00