春の女優シリーズ(1) 朝まで待てない 東京脱出をはかる若い二人を阻む殺人の謎 岩手県出身の女性タレントと電気修理工が、成功の夢破れ、故郷で共に過ごすことになった。その前に、修理工が盗んだ300万円を返したい。ところが、被害者は殺されていた…。スターを目指して岩手県から出てきた多田和代(岸本加世子)は、5年もたつのにチョイ役ばかり。ある夜、アルバイト先のクラブに現れた客の真五(三浦洋一)と知り合い、事件に巻きこまれた。この真五も出世を夢見て岩手から出て来ていたのだが、仕事に恵まれていない。電気工事の仕事中に、仕事先の松岡(チャーリー湯谷)の家から300万円を盗んでいた。加代は似たような境遇の真五と、午前6時のバスで故郷に帰ろう、と即座に決めた。その前に、真五がつかった4万円を埋め合わせて、盗んだ金を返済するつもりだ。ところが、2人で金を返しに行ってみると、松岡は胸から血を流して死体となっていた。【以上、「ザテレビジョン」(角川書店刊)1983/05/06号より引用】衣裳協力:VIVAYOU。ロケ協力:浄土ヶ浜パークホテル。【データ協力:デイリーザキヤマ】
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初動捜査が早いと犯人逮捕は早い
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