TV/渡る世間は鬼ばかり

渡る世間は鬼ばかり(2)

渡る世間は鬼ばかり(渡る世間は鬼ばかり(2)、渡る世間は鬼ばかり(第2シリーズ))

橋田壽賀子脚本による国民的人気ホームドラマ「渡る世間は鬼ばかり」の第2シリーズ。前作から2年、藤岡琢也と山岡久乃が演じる岡倉夫婦と嫁いでいった5人の娘たちを中心に、それぞれの家庭や周囲の人々の暮らしを描く。このシリーズより植草克秀、岡本信人ら新たなメンバーが加わり、物語は一層厚みを増した。【以上、TBSチャンネル番組広報資料より引用】次女の嫁いだ先のラーメン屋が5階建になり、義妹家族が2階に越してきて姑の苦労が増す。【その他のクレジット表示】衣裳協力:鈴乃屋、馬里邑、レ・アール、ジオン商事。協力:緑山スタジオ・シティ、人形の秀月。【放送日時補足】第25回は「秋の2時間スペシャル」で別データとして収録。また最終回も21:00より2時間のスペシャル構成。
【役名(演技者)】
岡倉大吉(藤岡琢也)
岡倉節子(山岡久乃)
野田弥生(長山藍子)
野田 良(前田吟)
小島五月(泉ピン子)
小島 勇(角野卓造)
小島キミ(赤木春恵)
高橋文子(中田喜子)
高橋 亨(三田村邦彦)
竹原葉子(野村真美)
遠山長子(藤田朋子)
山下久子(沢田雅美)
山下健治(岸田智史)
小川邦子(東てる美)
小島 愛(吉村涼)
小島 眞(えなりかずき)
高橋年子(河内桃子)
高橋 望(冨田真之介)
野田ハナ(杉山とく子)
野田ゆかり(山辺有紀)
野田武志(岩渕健)
遠山 遊(山辺江梨)
山下加奈(米沢由香)
山下 登(伊藤淳史)
【出典:ドラマ本体のクレジット表示より採録(採録:古崎康成(1))】

あらすじ

第2シリーズ

岡倉夫婦(シリーズテーマ「おかくら開店」)

大吉は調理師試験を受けて、将来は自分の店を出したいと考えている。しかし、妻の節子は事業の失敗を心配して賛成しない。試験に不合格になったことを内心喜ぶ。大吉の勤める「おたふく」が借金のため閉店し、大吉は失業する。しかし、調理師試験に合格後、山口政子の援助を受けて念願の小料理屋「おかくら」を開店する。最初は絶対に協力しないと言った節子だが、開店すると甲斐甲斐しく女将として振る舞うようになる。

野田家(シリーズテーマ「夫の単身赴任」)

弥生の夫、良が突然いわきへ転勤になる。身体の不自由な姑をかかえ、子供たちの学校の問題もあるため、弥生は良に単身赴任を要求する。今まで専業主婦の弥生に全てを頼っていた良は不安を隠せない。弥生はこれをきっかけに夫との新しい関係を築けるのではないかと期待する。また娘のあかりは、弥生のような平凡な主婦になるのは嫌、女優になりたいと言い、家を出て行く。

小島家(シリーズテーマ「姑との同居、小姑との同居」)

幸楽の店舗が古い木造から鉄筋のビルに変わる。2階は3世代2世帯が住める広い住居になる。五月は姑・キミと完全同居し、小姑の久子家族とも同居することになる。幸楽の前に邦子が化粧品店を開く。キミは何かと久子や邦子の子供たちを可愛がる。そして愛や眞には孫は平等であるべきだと辛くあたる。五月は子供たちの将来を守るため、キミに逆らうようになる。

高橋家(シリーズテーマ「夫の脱サラ、親との同居」)

夫の亨が会社の処遇に不満を持ち、脱サラを図る。そのためにマンションを売り、母親の年子と同居すると言い出す。同居当初は、年子が息子の望を過保護に扱ったりなど問題が発生したが、文子が亨に関する不満や自分の考えを年子にぶつけたことが逆に年子に好感を持たれ「親は親の生活を、子供は子供の生活」との希望に協力してもらえる。当初、亨が始めた自然食品販売店経営に反対していた文子だったが、ひょんなことから亨の店を手伝うことになり、その甲斐あって軌道に乗り始める。

葉子(シリーズテーマ「仕事か結婚か」)

ハワイで暮らしていた葉子は洋次に捨てられ、失意のうちに帰国し岡倉家へ戻る。葉子との結婚を諦め一度は結婚した山口太郎も、やはり離婚していた。政子は二人を別れさせたことを後悔し、葉子を太郎の嫁にと望む。太郎も葉子が結婚後も仕事をすることに理解を示すが、葉子は結婚よりも仕事に打ち込む生活を選ぶ。

長子(シリーズテーマ「バツイチの結婚」)

長子の夫遠山昌之が、連れ子の遊を残して突然死ぬ。昌之の兄から遺産相続放棄をさせられ、遠山家を追い出されてしまう。路頭に迷った長子は岡倉家に戻り、夫の主治医であった本間英作の口利きで病院の医院長秘書に就職。英作は長子に惹かれるが、母の常子は強引に病院長の娘との縁談を進める。長子は、引き取られた福島県の昌之の兄の家から家出し岡倉家を訪ねて来た遊を保護。冷遇の末、施設に送られそうになった遊を引き取り育てる決意をしていた。英作は結婚式の当日、式場から逃げ出して長子に結婚を申し込む。遊は長崎県雲仙で女将として温泉旅館を切盛りする、裕福で心優しい伯母(昌之の先妻の姉)に引き取られる。

秋のスペシャル

大吉の店は、節子の手伝いもあり軌道に乗り出した。長子と英作の結婚式が近づき、葉子もニューヨークから帰国した。しかし、当の長子の表情は冴えない。聞けば「英作との結婚を考え直したい」という。英作の母・常子が長子のことをお手伝い代わりと見ているというのだ。娘のわがままに呆れた節子は、嫁としての自覚を促すが、その気持ちは長子には伝わらない。一方、五月は店を休み、勇と式に出席するのを楽しみにしていた。しかし勇は「店は休めない」と言うし、キミも式の当日に、大量の弁当を受注してしまっている。なんとか夫を説得した五月だが、キミは店を休むことに大反対し、ついに仙台に住む娘・邦子の元へ家出してしまう。

年末スペシャル

大吉と節子は小料理屋を営みながら夫婦水入らずの生活を送っていた。二人の41回目の結婚記念日を祝うため、久しぶりに五人の娘が集まることになった。五女の長子は臨月の体での里帰りで、姑と折り合いが合わずにお産が済むまで滞在すると告げる。一方、幸楽へ嫁いだ次女・五月も小姑の邦子が仙台から上京し一緒に住むと言い出したため悩んでいた。5人の娘たちはそれぞれに悩みを抱えてはいたが、自分たちの家族の大切さを再確認し、新しい生活の一歩を踏み出していく。

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Last-modified: 2024-04-23 (火) 20:53:14