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遠山の金さん捕物帳

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キャスト

第36話を境に、一部レギュラーキャストに変更

遠山金四郎 - 中村梅之助

普段は念仏長屋をねぐらにし(ただし、最初から念仏長屋にいたわけでもなく、当初はねぐらを定めていなかった様子が窺える)、飲み屋の「平八」にいることが多い。「金太」「金次」などの名を適宜名乗りながら、様々な事件に首を突っ込んでいく(最初のうちは「よろず揉め事を引き受ける」商売をしていると自称していた)。起きた事件の現場に居合わせたり、文三らに先んじて到着しており、捜査の際も一人で行動することが多いが、お光をはじめとする「平八」の常連たち、破戒僧・春海やその子分・安三、元お庭番の飴屋の虎吉、元盗人「鼠小僧」の金貸し・日向屋、長屋に住む敬太少年と姉の千恵の姉弟(いずれも後述)らの助力を仰ぐこともある。

「平八」の常連たちや虎吉らからは「金さん」と呼ばれ、文三や半次からは「金の字」「金公」などと呼ばれ、与力の高崎や内藤ら奉行所内の下役からは「殿」(まれに「遠山様」など)と呼ばれる。なお、第97話での与力・大宮の台詞から、遠山が遊び人の金さんであることを、少なくとも高崎・内藤以外の奉行所の部下も知っていると思われる。最終話の白洲で、一部の人物には正体を明かした。

裁きに決着がついた際は「これにて一件落着」が決まり文句。この文句は概ね白洲で発言されるが、まれに白洲以外の場所で口にされることもある。回が進むにつれて、この台詞の後に即エンディングとなることが多く、後日談が語られることは少なくなっていく。なお、第3話ではこの台詞自体が無かった。更に虎吉登場後に、白洲ではこの台詞を言わず、促されて口にしたこともある。また、桜吹雪はほとんどの場合、金さんとして悪人と対決する場面と遠山として登場する白洲で披露されるが、第1話冒頭や第4・8話終盤のような例外もある。

奉行としては江戸っ子を標榜し、また自身もかつて放蕩無頼の身であったこと、知己を得た人物等の影響などから、一貫して弱者の味方であり、ことに故あって罪を犯してしまわざるを得なかった者(そのような者に対しては、主たる罪人と比べて格段に温情のある裁決を下すことがほとんどである)・キリシタン・故あって海外に渡ってしまい帰国した者・大塩平八郎の乱の残党などに、一定の理解を示す姿勢を見せる。また、そのような姿勢が原因で、老中の土井と対立したこともある。

お光 - 水原麻記

奥州南部の百姓家の出である元スリ。幼い頃に年貢の払えなくなった父親を牢で殺されている。その後スリの足を洗っているが、時としてその癖が出てしまい、金さんに見とがめられることも。逆に第1話では、その腕前を金さんに頼まれて使ってもいる。正体は知らないまま金さんに強く思いを寄せており、金さん目当てに「平八」に入り浸り、時折事件にも首を突っ込んでは、金さんを困らせることがある。第4話を筆頭に、時折、瓜二つの人物が登場することがある。後述のおしげが登場しなくなってからは、「平八」を手伝っている風でもある。初期は文三に惚れられていたが、お光自身は文三を毛嫌いしていた。

クレジットは金さんの次であることがほとんどで、単独であったり、敬太や虎吉などと一緒にクレジットされたりしていた。

敬太 - 蔵忠義

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虎吉(「虎さん」とクレジットされることもある) - 今村民路(第83話から)

本名は「若杉段平(わかすぎ・だんぺい)」という元お庭番。組織内で起きた不正を許せず逐電し独自に調査しようとして、追われて負傷したところを金さんに助けられる。翌日、文三に問い詰められ、飴屋の虎吉を名乗り金さんと共に事件を探索。その際の白洲で金さんの正体を知り、以後は与力の高崎とも協力しつつ飴屋の虎吉として金さんの手助けをする。第93話では、第83話で決着したはずの事件の残党に命を狙われた。前述のように普段は飴屋の格好をしていて、実際に子供たち相手に飴売りもしている(風車を武器にすることもある)が、次第に金さん同様の遊び人の格好をすることの方が多くなっていく。元お庭番らしく身軽なため潜入が得意で、必要に応じて変装などもする。また、事件の発端になっている地に出向いて聞き込みなどの捜査もする。遠山の協力者である以上、高崎を交えて遠山の話を聞いたりすることも多い。この際に回によっては武士の姿で応じることがあった(この時には奉行姿の遠山も「段平」と本名で呼んでいる)。次第に本業の飴屋、やがて先述のような遊び人姿で相対するようになる。このように諸事万能だが、船に潜入して飯炊きをするように言われた時は(飯炊きの)経験がないと渋面をした。第149話では瓜二つの男の替え玉を演じた。

オープニングでは「虎さん」または「虎吉」とクレジットされ、次回予告ナレーションでもそのように呼ばれる。初登場以降毎回出演するわけではなく、出演しない回もあり、反対に第112話のようにクレジットがないながらも出演している(予告では出演が告知されていた)回もある。多くの場合、お光などと一緒にクレジットされる。

要町の文三 - 柳沢真一(第3話から)

第3話で初登場した南町奉行所配下の岡っ引き。「平八」の常連たちからは名前をもじって「かなぶん」と呼ばれている(第3話で金さんと初対面した時、既にそのように呼ばれていたのみならず、自分から「カナ文」を名乗ったことすらある)。「平八」での態度は概ね居丈高で、常連や店の者たちからは煙たがられている。初期はお光に惚れている描写もあり、お光そっくりの水死体を見て大いに悲しんだり、お光の護衛を買って出たこともある。

金さんの正体はもちろん知らない。このため、本人の目の前で遠山や北町奉行所の内藤らについて否定的なことを言ったり(内藤のことは本人のいないところで「へなちょこ」と呼んだこともある)、自身の見立てなどにやんわり反論する金さんを目の敵にし、犯人として疑ったり捕えたこともあるが、反面、時折協力的・友好的な態度をとることもある。虎吉の登場以降は、虎吉のことも怪しんだり、金さん同様に目の敵にするような描写が見られた。

岡っ引きとしては有能とは言い難く、凶悪犯を前にしり込みしたり(第94話のように三十六計を決め込んで半次一人残して旅に出てしまったこともある)、先輩の岡っ引きから見当違いを指摘されたり、果ては十手を飲み屋で落として紛失する(第97話)などの失敗も多く、それらが高じてか、第110話のように取り返しのつかない失態をすることもある(この時は遠山に救ってもらった)。一方で褒賞歴も数度あり、第33話にて盗賊の捕縛に一役買ったことで遠山から褒賞の金一封をもらっているほか、第100話で尾張藩から騒動解決に貢献したとして褌を送られた事があり、第105話では遠山からも事件解決に寄与したとして褒美をもらっているが、この時にもらったものはびっくり箱だった。この他、第154話でも遠山より褒美をもらっている。遠山=金さんも彼を捜査上(主に囮のような形で)利用することがある。

登場する際は概ね半次と二人だが、時折文三を配下とする南町奉行所の同心が登場することもある。また、第3話で初登場してから、ほぼ毎回登場するようになったが、序盤の2話も含め、初期は何回か出演がなかった。オープニングに於けるクレジットは、固定的に出演するようになって以降はレギュラー陣の最後に単独でなされることが多い[7]。ただし、初登場時の第3話ではノンクレジット出演であり、クレジットされるようになったのは第4話以降。

半次 - 島米八(第3話) → 樋口史和(第4話~第22話まで)→ 島米八(第23話から)

文三の下っ引きだが、金屋町の平助と共に登場することもある。第94話のように文三が不在の時には主導的に捜査も行うがどうにも頼りない。一言多い性格でつい本音を漏らして文三に怒られることがある。第167話で20年前に生き別れた母親が見つかっている(播州赤穂の出の出合い茶屋の飯炊き女)。なお、柳沢真一同様に島米八のクレジットも初登場の第3話時点ではなかった。更に当初は「子分 半次」とクレジットされることがあった。第4話からは樋口史和が演じた。演者が再び島米八に交代した第23・24話では珍しく文三を伴わずに出演している(どちらも一緒に出演したのは伊立平助。特に第23話では文三は腹痛でいないことになっていた)。また、第29話では「丑松」という役名にて出演しており、その際に島米八が演じたのは半次の時同様に金屋町の平助の下っ引きであるが、第19話での樋口史和は半次という名で金屋町の平助の子分として出演している。

お里 - 浅川美智子(第36話から)

飲み屋の「平八」で働く看板娘。上方出身のためか、関西弁で話す。後述のおしげが登場しなくなってからは一人で(もしくはお光の助けを借りて)店を切り盛りしているようである。第162話で、元々お仙のところに転がり込んできた泣き虫の女中を雇ったが、この人物のそれ以降の登場はない。

八五郎(クレジットは「八公」) - 瀬川新蔵

熊五郎(クレジットは「熊公」) - 津田伸

ともに念仏長屋に住まう大工。どちらも「平八」の常連であり、しばしば事件を持ちこんでくることがある。また、何度か金さんに頼まれて探索の真似事もしている。八五郎がひょろっとした痩せ型、熊五郎が小太り。双方独り身だが、第154話で熊五郎の元には子連れの押しかけ女房が来た。しかし、実は盗人で最終的には1年間の江戸所払いとなった。最終話では駕籠かきをした。

千恵 - 新井麻夕美(第35話まで)

敬太 - 蔵忠芳(第34話まで。第37話にも登場)

千恵と敬太は姉弟。念仏長屋に住んでいる。下総の出。千恵は金さんに思いを寄せていると見られる描写もなされたことがあり、敬太は少々ませたところもあるが、金さんを「親分」「兄貴」などと呼び懐いている。第11話では瓜二つの殿様の世継ぎも登場した。ただし、敬太の最後の登場になった第37話では、金さんを「おじさん」と呼んだ。千恵は第35話を最後に、敬太も第37話を最後に、何ら説明なく姿を消している。

土井大炊頭利位 (初期エピソードでは「土井利和」と表記されたこともある)- 河上一夫西山嘉孝(第100話)→ 永野達雄(第138・159話)

遠山の直接の上司にあたる老中。遠山の市中に於ける捜査を黙認している。その見返りというわけでもないが、難しい頼みごとを遠山にすることもある。なお、回によっては悪役として鳥居耀蔵や田沼意次[8]、河内山宗春も登場することがある。第5話では娘・妙姫(演:姿美千子)が登場している。

永野達雄が演じていた後期は、ゲスト扱いの上、役名もクレジットされていなかった。

内藤与十郎 - 邦保(第2話~第35話。第3話は嵐圭史が代演)

高崎靖之進 - 中村靖之介(第36話から)

ともに北町奉行所の与力。内藤が第2話で初登場後、第35話まで登場し、第36話からは高崎が登場している。いずれも遠山の懐刀として、陰に日向に協力を惜しまない。高崎はお堅い性格で独身であり、かつて面倒を見ていた幼少の頃に知り合った薄幸の女性がいたが、この女性が罪人だったことから、遠山より「早く嫁をもらえ」と言われてしまっている。内藤は第6話で遠山に化けて、遠山を暗殺しようとする一味の捕縛に一役買った。内藤を演じた邦保は、第123話にて別の役でゲスト出演している。

高崎や内藤ら与力は「平八」に来店することはほとんどなく、奉行所内、茶店、番屋などで遠山と会い、事件のあらましや捜査の進捗状況などについて話したり捜査指示を仰いだりする。虎吉の登場以降、その場に虎吉がいることも多い。ただし、内藤だけは一度だけ「平八」を訪れたことがあった。また、捕り方の先頭には彼らが立つ。

なお、中村靖之介は第6話で別の役での出演経験がある(名義は中村靖之助)。また、中村靖之介がしばらく出演しない時期があり、その際は以下の代役(大宮・北川)が立てられた。

大宮 - 中村公三郎(第97~99話)

北川 - 水戸部隆(第101・104・106・112話)

共に高崎が不在の際に、遠山の懐刀を務めた北町奉行所与力。いずれも「遠山=金さん」であることを承知している。高崎や内藤と違い、下の名前はクレジットされないため不明。遠山も彼らについては名字でのみ呼ぶ。この両名のどちらかが出演する場合の犯人を捕らえるシーンでは、出演した方が捕り方の先頭に立っている。大宮や北川が虎吉と同席したことはほとんどない(北川は一度ある)。大宮の初登場時は、高崎が遠山の代理で長崎まで出張に出かけるという設定であり、高崎から遠山の補佐を受け継ぐ場面がある。

なお、中村公三郎・水戸部隆とも、大宮・北川として登場する以前にゲスト出演の経験があり、共に別の役を演じたことがある。

おその - 水谷旺子(第4話~第35話まで)

「平八」で働く看板娘。お里と入れ替わる形で姿を消した。演じた水谷は第3話では別の役名(お圭)で登場しているが、役回りはおそのと同様であった。

おしげ - 山田桂子(第36~80話)

幸兵衛の次の「平八」の女主人。幸兵衛から店を継いだ経緯と80話を最後に姿を消した経緯は不明。

幸兵衛 - 長島隆一(第1話のみ) → 坂東調右衛門(第4話・11話・18話)

「平八」の初代主人で、おそのの父親。店をおしげに譲った経緯は不明。演じた長島は第31話、坂東は第47話にて別の役でゲスト出演している。

伊立平助(いだて・へいすけ) - 玉川良一(第23・24・35話)

南町奉行所の同心。酒と女に弱い典型的なダメ同心。「平八」にいた連中に「いたちの平助」と呼ばれて怒り、「いだてのへいすけ・みなもとのさかもり」を名乗った。第23・24話には文三がいなかったが、再登場した第35話に於いては文三とも共演している。第107話で登場した「いたちの平助」(演:殿山泰司)とは別人。

金屋町の平助 - 曾我廼家一二三(第19話) → 人見きよし(第29話・32話)

文三と同じように南町の岡っ引。文三が不在の際に文三の代役のような形で登場。共に登場する下っ引は半次(第29話のみ丑松)である。

なお、クレジットはないがナレーター(山口幸生)がおり、次回予告を担当するほか、劇中でもナレーションを入れることがある。第69話においては、女性ナレーターが劇中ナレーションを行った。

以下3名はゲスト扱いだが、登場頻度と主人公になる話が多い。

日向屋 - 山形勲(第3・26話)

金貸しを営んでいるが、実はかつて武家屋敷専門の盗人としてならした「鼠小僧」である。第3話で忍び込んだ商家の屋敷で金さんと出会い、正体を見破っている。その後、第26話にも再登場。

春海 - 原聖四郎(第8話) → 中村翫右衛門(第75話から)

この役柄は演じた人物によって役回りが若干異なっており、第8話で原が演じた方の春海は、時の将軍・家慶の御落胤・菊千代を巡って登場する人物で、回向院裏の投げ込み寺には住んでいない。同話で殺害されてしまうが、第75話以降は同じ第8話で別の役(その御落胤の介添えをする武士)を演じた中村翫右衛門が設定を変えて演じている。

一方、第75話から登場する方の春海は、本所・回向院裏の投げ込み寺に住み着いている破戒僧。ある事件で金さんと関わって以来、時折事件を持ち込んできては協力するが、その際に同じ名前であることを利して回向院大僧正を名乗って登場することもある。第92話の前半時点までは金さんの正体を知らなかった模様。また、第92話から、こちらの春海の子分として安三(演:佐藤蛾次郎)が登場する。安三は遊び人の風体をしていたり、小坊主の風体をしたりしており、尼僧に化けたこともある。この安三は春海とともに登場するのが通常だが、第127話のように春海を伴わず彼単独で登場することもある。なお、安三を演じた佐藤蛾次郎は、次作「ご存知遠山の金さん」でもインチキ坊主の役で数度のゲスト出演がある。

桜小僧お仙 → 緋桜お仙 - 水上竜子(第26・50・125・162話。第104話のみ八並映子が代演)

金さん同様に背中に桜吹雪の入れ墨をした(図柄は全く異なる)女盗人。遠山の慈悲のある裁きを受けて江戸所払を命じられた(この処分は第104話にて解除された)。その後、奉公先の主人の要請で江戸行きに同行せざるを得なくなる。第50話で「おまさ」と名乗っていたが、第104話で再び「お仙」を名乗った。その後は「緋桜」という飲み屋を開いて、そこの女主人として「緋桜お仙」を名乗っている。第162話で結婚話が持ち上がるが・・・。

 

サブタイトル

タイトルのフォーマットがあり、末尾に必ず「男」または「女」が付く。

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水原 まき(みずはら まき)1950年8月5日(73)

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女優 本名:星野 宣子 旧芸名:萩原 宣子→水原真記→水原 麻記。 東京都世田谷区出身 東映児童研究所所属、1963年に萩原宣子名義で子役デビュー 東横学園高等学校(現・東京都市大学等々力高等学校)卒業 後に芸名を水原麻記に変え、1970年代から、テレビドラマや時代劇に多数出演 1990年代後半以降の芸能活動なし

プレイガール(12ch / 東映)

 

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Last-modified: 2022-09-04 (日) 20:28:00