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前略 おふくろ様

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前略おふくろ様(前略おふくろ様(1))

ゴールデンアロー賞受賞作品。第15回は1976年日本民間放送連盟賞優秀賞受賞作品。本作と「うちのホンカン」により倉本聰は毎日芸術賞、芸術選奨文部大臣賞を受賞。海ちゃん(桃井かおり)がいて、トビの半妻さん(室田日出男)がいて、利夫さん(川谷拓三)がいて、かすみちゃん(坂口良子)もいた深川。おふくろ様には倉本氏のお母さんのイメージが…(テレパル85/05/18)。かすみ役を演じた坂口良子は語る。「かすみ役は(原作・脚本の)倉本(聰)さんが指名してくださったみたいですね。ご本人からそうお聞きしたわけではないので確かなことは分からないんですけど、私はそう聞いています。最初は全く何も考えないで現場に行っていたので、プレッシャーとかはありませんでした。当時の私はデビューしてまだ二年そこそこで、怖いもの知らずで……一生女優の仕事を続けていこうという欲もなかった時代ですから、物事に動じることもなかったですし。むしろ現場が楽しくて仕様がなかったんですね。出演者の中で年齢的にも一番若かったような気がしますし。でも、現場に行くとみなさんものすごい緊張してるんですよ。ショーケン(注:萩原健一)は緊張というよりピリピリしていましたけど。当時のテレビドラマは、リハーサル二日で本番二日なんですよ。あとはロケといってもカメラが大きいので、生田スタジオの裏側でロケをするぐらいですけど。それで大体1時間分を撮るわけです。でも、最初の1週はその1時間分の中の8分しか撮れなかったんです。それも二日間、朝一番から4~6時ぐらいまで撮影してのことです。それで結局、一本撮るのに多分3週間ぐらい掛かったと記憶してます。初日から3週目ぐらいまでだったと思うんですけど、倉本さんもズッと現場にいらしていてご意見される。ショーケンも言う、演出家も言う、話がまとまらない(笑)……そんな状態で、8分しか撮れなかったんですよ(笑)。でもオンエアされると視聴率がよくて、『前略おふくろ様』というものが世の中に浸透してきてからみなさんの頑張りようがさらにすごくなりましたね。特にショーケンの奮闘ぶりは並み大抵ではありませんでした。それが段々見えてきたときに、「なんとなく恐い」……もちろん恐ろしいということではなく、「私はすごくめぐまれた現場で仕事をしているんだ」という自覚が生まれました。そこで初めてプロ意識に目覚めたのかもしれません。そう思い始めた頃から緊張するようになりました。【この項、坂口良子・談(「日テレドラマ半世紀」(2005年、日本テレビ刊)より引用)】」書籍「日テレドラマ半世紀」(2005年、日本テレビ刊)では脚本の金子成人氏を金子成と記載しているが誤りと思われる。協力:江戸消防記念会(1)、第二区親声会有志(1)、生田スタジオ(17)(19)。【役名(演技者)】片島三郎[サブ](萩原健一)、村井秀次(梅宮辰夫)、浅田ミツ子(丘みつ子)、渡辺かすみ(坂口良子)、つる子(姫ゆり子)。【出典:ドラマ本体のクレジット表示より採録(採録:古崎康成)】 キー局 NTV 放送曜日 金 放送期間 1975/10/17~1976/04/09 放送時間 21:00-21:55 放送回数 26 回 連続/単発 連続 番組名 金曜劇場 主な出演 萩原 健一(1)-(6)(15)(17)-(19)、丘 みつ子(1)-(6)(15)(17)-(19)、梅宮 辰夫(1)-(6)(15)(17)-(19)、北林 谷栄(北林 谷榮)(1)-(5)(15)(18)(19)、桃井かおり(1)-(6)(15)、坂口 良子(1)-(6)(15)(17)-(19)、名古屋 章(1)、小松 方正(1)、田中 絹代(特別出演)(1)(6)(18)、小松 政夫(1)-(6)(15)(17)-(19)、小原 秀明(1)-(6)(15)(17)-(19)、室田日出男(1)(3)-(6)(15)(17)(19)、川谷 拓三(1)(3)-(6)(15)(17)-(19)、姫 ゆり子(1)-(4)(6)(15)(17)(18)、石井 富子(石井トミ子)(1)-(6)(15)(17)-(19)、岡野 三穂(1)-(6)(15)(17)-(19)、大口 広司(1)(2)(4)(15)(17)(19)、浅野 亜子(1)-(6)(15)(17)-(19)、ジャンボ久世(1)、芳賀まり子(1)、桜井センリ(2)(4)(5)(15)、沼田  爆(2)(4)、和沢 昌治(2)、宝  京子(浅草ロック座)(2)、山吹まゆみ(3)、泉 よし子(3)、大前田 武(3)、叶  杏子(3)、田中 秀子(3)、殿岡美恵子(3)、北島 和男(3)(5)、生井 健夫(4)、岡島 艶子(岡嶋 艶子)(4)、赤座美代子(5)、新田 昌玄(5)、三条 泰子(5)、平 凡太郎(5)、横山あきお(5)、坂井すみ江(坂井寿美江、坂井すみゑ)(5)、花柳美樹之丞(5)、笠井うらら(5)、加藤  嘉(6)(19)、小山 嘉文(6)、杵渕 正美(6)、高木 修平(6)、森  蔵人(6)、岡崎 夏子(6)、山川 弘子(6)、喜多  操(6)、諏訪 和文(6)、森塚  敏(10)、三遊亭小円馬(15)、芹  明香(15)、小鹿  番(15)(17)(19)、木根渕正美(15)、火野 正平(16)、寺田  農(17)、中台 祥浩(18)、久保 幸一(18)、小池  栄(18)、木の実ナナ(19)、夏海千佳子(19)、草野 大悟(19)、高月  忠(19)、山田 博幸(19)、丘 さとみ(25)、下元  勉、大滝 秀治、菊地剣友会(1)-(6)(15)(17)-(19)、劇団いろは(1)-(6)(15)(17)-(19)、ヤマプロ(1)-(6)(15)(17)-(19)、安川剣友会(3)、劇団若草(17)(18)、(板前指導:清水 高廣(銀座鶴の家)(1)-(3)(6)(18)(19))(振付:花柳 衛樹(5))(三味線:藤本 秀音(5)) 主な脚本 倉本  聰(倉本  聡)(1)-(4)(6)-(8)(11)(12)(14)-(18)(21)(23)-(26)、市川 森一(5)(10)、高階 有吉(9)(20)、金子 成人(13)(17)(19)(20)(22) 主なプロデューサ (チーフプロデューサー:梅谷  茂)(プロデューサー:清水 欣也(NTV)(1)-(26)、工藤 英博(渡辺企画)(1)-(26)、武井 英彦(NTV)(1)、平島 定夫(渡辺企画)(1)) 主な演出 田中 知己(1)(5)(6)(10)(13)、吉野  洋(2)-(4)(7)-(9)(12)(14)(17)(18)(20)(22)(24)(26)、高井 牧人(11)(15)(16)(19)(21)(23)(25) 原作 (原案:倉本  聰(特定回のみ)) 局系列 NNN 制作会社 (製作:NTV、渡辺企画) 音楽 井上 堯之(井上 尭之)、速水 清司、(音楽効果:小川 彦一) 主題歌 (挿入歌・萩原 健一「前略おふくろ」) 撮影技術 (技術:中江川 博)(照明:関  真久) 美術 田原 英二、篠崎 安雄、(タイトル画:滝田 ゆう)(衣裳((15)(17)(18)は「衣裳協力」):ニットファッション ワールド、呉服まるやま)

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前略おふくろ様(前略おふくろ様(2)、前略おふくろ様II)

もと深川の芸者で、いまは料亭のおかみとなっている女主人を中心に、下町の人情劇を展開する。さぶ(萩原健一)が母親・益代の葬儀に赴く場面が放送された日の4日前に母親・益代役の田中絹代が世を去ったという。協力:錦屋(1)-(3)(6)-(21)(23)(24)、キング商事(1)-(3)(6)-(21)(23)(24)、サンヨーコイン式全自動洗たく機(1)(3)(9)、山形放送(23)、山形市観光協会(23)、上山市観光協会(23)。【役名(演技者)】片島三郎(萩原健一)、岡野 海(桃井かおり)、渡辺かすみ(坂口良子)、竹内冬子(木之内みどり)、半妻(室田日出男)、利夫(川谷拓三)、村井秀次(梅宮辰夫)、竹内かや(八千草薫)、板前・政吉(小松政夫)、板前・修(志賀勝)、仲居・さき(緋多景子)、仲居・ふさ子(今井和子)、栄次(小鹿番)、ヒロシ(大口広司)、木下 明(小野武彦)、仲居・光子(藤田淑子)、仲居・しのぶ(新井春美)、手伝いのおばさん(牧よし子)、岡野次郎兵衛(大滝秀治)、光夫(高月忠)、渡辺甚吉(加藤嘉)、大山ユミ(田中えりか)、木村好江(中村亜子)、ミツ子(丘みつ子)、組頭(瀬良朗)僧侶(今村原平、三橋洋一、丹羽忠太)、やえ(石井富子)、ちょう子(岡野三穂)、木下の母(伊東あつ子)、木下の妹(谷口久美子)、木下の伯母(飯田テル子、山川弘乃)、片島修(寺田農)、松井アイ子(高沢順子)、片島益代(田中絹代)、三村大三郎(安藤昇)、鈴木春子(風吹ジュン)、宮川力(渡瀬恒彦)、内藤(三浦洋一)、羽谷医師(垂水悟郎)、羽谷夫人(中村たつ)、内藤きよ(三好久子)、内藤タケシ(三浦洋一)、病院の男(島田敬一)、ラーメン屋の主人(石黒正男)、浅田ぎん(北林谷栄)。 キー局 NTV 放送曜日 金 放送期間 1976/10/15~1977/04/01 放送時間 21:00-21:54 放送回数 24 回 連続/単発 連続 番組名 金曜劇場 主な出演 萩原 健一(1)-(3)(6)-(21)(23)(24)、桃井かおり(1)-(3)(6)-(16)(19)-(21)(23)(24)、八千草 薫(1)-(3)(6)-(15)(17)-(21)(24)、梅宮 辰夫(1)-(3)(6)-(15)(17)-(21)(23)(24)、坂口 良子(1)-(3)(6)-(8)(14)(15)(17)-(21)(23)(24)、木之内みどり(1)-(3)(6)-(21)(24)、室田日出男(1)-(3)(6)-(17)(19)-(21)(24)、川谷 拓三(1)-(3)(6)-(9)(11)(14)-(16)(19)-(21)(24)、小松 政夫(1)-(3)(6)-(15)(17)-(21)(24)、志賀  勝(1)-(3)(6)-(15)(17)-(21)(24)、緋多 景子(樋田 慶子)(1)-(3)(6)-(15)(17)-(21)(24)、今井 和子(1)-(3)(6)-(15)(17)-(21)(24)、小鹿  番(1)-(3)(7)-(9)(11)-(15)(17)(19)-(21)(24)、大口 広司(1)-(3)(7)(11)(12)(15)-(17)(19)(20)(24)、戸浦 六宏(1)、河原崎健三(河原崎建三)(1)、藤田 淑子(1)-(3)(6)-(15)(17)-(21)(24)、新井 春美(新井 晴み)(1)-(3)(6)-(15)(17)-(21)(24)、牧 よし子(1)-(3)(6)-(14)、中島  元(1)、岸本  功(1)、下元  勉(2)(23)、生井 健夫(2)(11)(23)、小野 武彦(黒木  進)(2)(7)(8)、泉 よし子(2)(23)、相原 巨典(2)、竹内  靖(2)、大滝 秀治(3)(7)(12)(13)(21)、高月  忠(3)(7)(11)-(13)(15)(16)(19)-(21)(24)、北美 マヤ(3)、岸田今日子(4)(12)、中村 武巳(5)、加藤  嘉(6)、田中えりか(6)(8)(9)(16)、中村 亜子(中村 亜湖、亜湖)(6)、丘 みつ子(7)、瀬良  朗(7)(12)、今村 原平(7)、三橋 洋一(7)(18)、丹羽 忠太(7)、石井 富子(石井トミコ)(7)、岡野 三穂(7)、伊東あつ子(7)、谷口久美子(7)、飯田テル子(7)、山川 弘乃(7)、寺田  農(9)(23)、高沢 順子(9)(11)、山根真由美(9)、日笠 潤一(9)、田中 絹代(特別出演)(10)(13)(23)、大木  実(10)、清水まゆみ(10)-(15)(17)-(21)(24)、名和  宏(10)、木田三千雄(10)(16)(20)、佳島 由季(10)、吉本 選江(10)、畠山 善之(10)、平田  守(10)、名取 幸政(10)、山野 史人(10)、岡本 敏明(10)、下之坊正道(10)、大塚  崇(10)、長  克己(10)、江原 正士(10)、土山登士幸(10)、高峰 レイ(11)、染谷美代子(11)、新藤 クミ(11)、楠  由美(11)、吉野(六本木)(11)、はるみ(六本木)(11)、よしみ(ドンファン)(11)、ミミ(ドンファン)(11)、スピッツ(11)、山中 康司(11)、小池 幸次(11)、山内  明(12)、東 恵美子(12)、瀬良  明(12)、高田ひとみ(高田  瞳)(12)、小沢 弘治(13)、岡嶋 艶子(岡島 艶子)(13)(15)(17)-(21)(24)、河原 裕昌(13)(15)(16)(18)、長  慶子(13)、山吹まゆみ(13)、小寺 大介(13)、吉田 真梨(13)、ラビット関根(関根  勤)(13)、安藤  昇(特別出演)(14)、奥野  匡(14)、神山  寬(14)、久松 夕子(14)、藤岡 恵子(14)、針ヶ谷雄平(14)、平野  元(14)、島田 芳子(14)、塚田 国男(14)、渡辺 権一(14)、風吹ジュン(15)(16)(18)-(21)(24)、成瀬 昌彦(15)、三川 雄三(15)、渡瀬 恒彦(16)、鶴間 エリ(16)、三浦 洋一(16)、牧村  襄(16)、田村 元治(16)、神田 正夫(16)、山口 純平(16)、高松 豊治(16)、大野富久代(16)、河本 秀樹(16)、小原 秀明(17)-(19)、長谷川 弘(17)-(19)、岸井あや子(17)、垂水 悟郎(18)、中村 たつ(18)、三好 久子(18)、島田 敬一(18)、石黒 正男(18)、村北 宏二(18)、平岡 但望(18)、坂本 由英(18)、下坂 康男(18)、東村 元行(18)、山本 一人(18)、北林 谷栄(北林 谷榮)(19)(21)、清水 良英(19)、北島 和男(19)、大原 麗子(特別出演)(20)、樋浦  勉(20)、九重ひろ子(20)、丸岡 奨詞(20)、大友龍三郎(20)、中村 正人(20)、河内喜一郎(20)、吉村  庸(20)、野口 貴史(21)、加藤 和夫(21)、永井 玄哉(21)、若松 雅子(21)、松田 茂樹(21)、殿山 泰司(23)、北浦 昭義(23)、富田 祐一(23)、植田 敏生(23)、立沢 雅人(23)、中村美代子(23)、山田 芳一(23)、日野 道夫(23)、福原 秀雄(23)、長澤 龍禅(23)、小栗由里子(23)、小竹外登美(23)、三由  茂(23)、峰田 智代(23)、谷口  厳(23)、山田 博幸(23)、三浦 伸六(23)、岩城 滉一(24)、金井  大(24)、汐路  章(潮路  章)、森田 京子、菊池剣友会(2)(3)(6)(7)(10)(14)、ヤマプロ(1)-(3)(6)-(21)(23)(24)、劇団若草(3)(6)-(21)(23)(24)、クリエイティブ575(8)、劇団いろは(11)、上山市小倉の有志(23)、(板前指導:清水 高廣(1)-(3)(6)-(21)(23)(24)) 主な脚本 倉本  聰(倉本  聡)(1)-(3)(6)-(21)(23) 主なプロデューサ 清水 欣也(NTV)(1)-(3)(6)-(21)(23)(24)、工藤 英博(渡辺企画)(1)-(3)(6)-(21)(23)(24)、武井 英彦(NTV)(2)(3)(6)-(21)(23)(24)、平島 定夫(渡辺企画)(2)(3)(6)-(21)(23)(24) 主な演出 高井 牧人(1)(2)(7)(9)(17)(18)(21)(23)(24)、吉野  洋(3)(6)(8)(10)-(16)(19)(20)、田中 知巳(田中 知己) 局系列 NNN 制作会社 (製作:NTV、渡辺企画) 制作協力 生田スタジオ 制作 梅谷  茂 音楽 井上 堯之(井上 尭之)、速水 清司、(選曲:鈴木 清司)(効果:宮田音響) 撮影技術 (技術:原田 伸夫)(撮像:福原 啓祐(2)(3)(6)-(21)(23)(24))(音声:島  孝之(2)(3)(6)-(21)(23)(24))(照明:関  真久) 美術 田原 英二、篠崎 安雄、(タイトル画:滝田 ゆう)

 

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Last-modified: 2020-11-30 (月) 23:44:00