TV/渡る世間は鬼ばかり

 

渡る世間は鬼ばかり(4)

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渡る世間は鬼ばかり(渡る世間は鬼ばかり(4))

脚本家・橋田壽賀子が、誰でも一度は経験のある嫁姑の確執、夫婦・家族・親子の絆、結婚・離婚、子育て、教育、女性と仕事などの“心の事件”を様々な角度から取り上げ、家族にとって何が一番幸せなのかを問いかける人気ドラマシリーズ。平均視聴率26.6%という異的な数字を記録した第3シリーズに引き続き、第4シリーズでは、岡倉大吉と5人の娘たちに、母節子の急死という突然の不幸が襲う。いきなり家族のバランスを失った家族が、悲しみをどう乗り越えていくのか?が焦点となっている。一方幸楽では、小姑の子供・加津や、姑のキミに取り入る聖子の出現で、壮絶な嫁姑のバトルが展開する。自宅を改装して始めた小料理屋「おかくら」もなんとか軌道に乗り、岡倉家の大黒柱・大吉はほっと一息。五人の娘たちは様々な問題を抱きながらも、それぞれが精一杯の生活を送っていた。そんなある日、大吉と5人の娘たちに突然の不幸が襲う。娘たちに海外旅行をプレゼントされ、ニューヨークへ旅立っていた母の節子が、心筋梗塞で急死してしまったのだ。いきなり家族のバランスを失った大吉と娘たち。娘たちは、それぞれの問題を抱えながら悲しみを乗り越えていく。【以上、TBSチャンネル広報資料より引用】この第4シリーズから中華「幸楽」の2階住居部分のキッチンを対面キッチンにリフォームした。「キッチンに立つ人のお尻ばかり見たくないだろう」という配慮が理由だという。そのあおりで、ダイニングキッチンが90センチ横に広がったという。
第1回目は「1998年秋のスタートスペシャル」
第2回目は「1998年秋のスペシャル」
第13回目は「年末スペシャル」
第25回も拡大版、第50回は「二時間スペシャル」
最終回(第51回)は「最終回スペシャル」
と題してそれぞれ拡大版(いずれも木曜21:00-22:54)。 大吉(藤岡琢也)の小料理店も軌道に乗り、娘たちから海外旅行をプレゼントされた節子(山岡久乃)はニューヨークへ旅立った。ある日、国際電話をかけてきた節子に、三女の文子(中田喜子)は享(三田村邦彦)との協議離婚が成立したと報告。協力:緑山スタジオ・シティ。【出典:ドラマ本体のクレジット表示より採録(採録:古崎康成(17)-(19)(32)-(37))】

あらすじ

第4シリーズ

岡倉夫婦(シリーズテーマ「節子の死」)

ニューヨーク旅行中の節子が現地で急死する。半年前に知り合った近所に住む節子の親友タキがおかくらを手伝うことになる。一人になった大吉は深夜急に気分が悪くなり救急車で病院に運ばれる。5人の子供たちはそれぞれ心配する。ハワイから珠子が大吉の70歳の古稀を祝うため帰国する。珠子はニューヨークから宛てた節子のメールを披露する。初期の頃はタキの図々しい態度に煙たがる五姉妹だったが次第に打ち解けて行く。

野田家(シリーズテーマ「息子の結婚相手」)

武志は進学せず静岡県の自動車整備工場に就職する。そして既に妊娠している佐枝と結婚する。弥生夫婦は自分たちの孫でない子供が生まれることに失望する。しかし、佐枝の気だての良さに気付き二人の子供の出産を祝福する。一方、あかりは秋葉家で過酷な農作業に従事していた。夫の和夫は水耕栽培に農家としての夢を賭ける。その資金をタキが出資するという。

小島家(シリーズテーマ「小姑の再婚」)

眞はインターネットにのめりこみ、高校進学をしないと言い出す。久子家族が去った後には離婚した邦子家族が住んでいた。ところが、健治が久子と離婚して帰ってくる。邦子は生活のためクレーン車の免許を取得し働き始める。そこで離婚して一人暮らしの野々下と知り合い結婚する。母親に捨てられた野々下の娘の加津が現れる。野々下が引き取ることを邦子が拒否したため、五月夫婦が面倒を見ることになる。

高橋家(シリーズテーマ「復縁」)

亨は自然食品の店をやめてハワイでホテル経営を始める。夫婦で協力し介護してきた年子は死去し、文子は亨と協議離婚する。しかし、望が起こす問題を文子一人では解決できない。そこへ亨の友人宗方が現れる。宗方は離婚した二人の仲を元に戻そうと画策する。望が別れた夫の亨と隠れて会っていることに文子は愕然とする。望の問題を話し合っていくうちに文子は亨ともう一度やりなおす気持ちになる。

葉子(シリーズテーマ「元婚約者との関係」)

葉子は太郎の妻・美智と会う。美智は二人の交際を非難するどころか、自分が山口家の嫁として不出来なことを詫びる。葉子は美智に自分の仕事を手伝うことで視野を広げることを提案する。 本間家(シリーズテーマ「姑の交際、跡継ぎ問題」) 長子は一人暮らしになった大吉を心配して一緒に暮らし始める。しかし、常子は英作を婿に取られたようで気持ちが納まらない。常子は神林と交際を始める。英作は母親が父親以外の男と付き合うことが許せずに悩む。常子は本間病院の跡継ぎとなるよう英作に何度なく強要していたが、妹の由紀が失恋を機に病院勤めをやめて本間病院に戻る。

年末二時間特別企画

周平が聖子にプロポーズした。今まで聖子にお金を貢ぎ続けた周平はいい返事を期待したが、聖子は結婚を断る。何とか二人を結婚させようとしていたキミはそのことを知ってショックを受ける。どうしても心の整理がつかない周平は不注意からボヤ騒ぎを起こす。周平をかばう五月と聖子の肩を持つキミが徹底的に対立し始める。一方、英作の母・常子が、英作の妹・由紀のフィアンセ・伸彦を紹介するため上京、岡倉へやって来た。英作は2人が結婚すれば、自分の居場所がなくなってしまうと複雑な心境になる。

春の二時間スペシャル

五月の長女・愛が大学に進学することになった。キミは4年間も高い学費を払うことに不快感を示し、嫌味を言い出した。五月は愛の夢を叶えるため、お金のことでキミに迷惑をかけないと宣言し必死に戦った。一方、新婚の周平と聖子は部屋探しをしていたが、このことを聞いたキミは、以前邦子が使っていて現在は加津が使っている部屋に住むように提案する。一方、岡倉では、長子の長女・日向子の教育問題で家族がもめていた。近所の幼稚園に通わせるという長子と英作に対し、有名私立幼稚園に入れて英才教育を受けさせると張り切る常子。大吉は、長子と常子の言い争いにほとほとうんざりしていた。

ゲスト

加津(かづ) 演 - 宇野なおみ

第4シリーズ第38話から登場。第5シリーズ‐第8シリーズでは岡倉姉妹同様にメインのエピソードが多い。長太とみのりの長女。両親の離婚に際し、母に引き取られる。しかし、母にも捨てられて父を頼って戻ってくる。父の再婚相手の邦子と折り合いが悪く引き取ることを拒否したため、五月のもとに引き取られる。以来五月と勇を両親、愛を姉、眞を兄のように慕うが、小島家の人間ではない理由でキミ・久子・聖子からは邪魔者扱いされる(ただし3人とも人柄は認めているふしがある。そのため久子はのちに自分の洗濯代行業の店を手伝わせるなど、加津に接する態度にもかなり変化が生じる)。その境遇からとても気が強く子供のころから邦子を言い負かしたり「私には父も母もいない、一人で自由に生きていく」と口癖のように言う。 学芸会の芝居がきっかけで子役タレントとしてスカウトされるが、怪我のためデビューには至らず、その後はインターネットにはまり、ホームページを作成し、随筆風自叙伝を公開する。それが出版社に注目され、単行本化してベストセラーになり、世間の話題となったため、母が連絡をとってきて再会する。父の家族と母の家族のあいだで、どちらにも行き場のない境遇となる。初恋相手は森山だったが、徐々に眞に恋心を抱くようになる。眞に彼女がいることがわかり、吉野杏子にヤキモチを焼き、吉野に会いに行く。その後、高校を休学しペットシッターを志しペットショップでアルバイトをするが、父親の説得により断念し復学。好きな食べ物はあんみつである。第8シリーズでは「杏仁 MY LOVE」、第9シリーズでは「チコの日記」というタイトルのブログを書く。 登場当時からいじめなどにも負けず周囲の登場人物の考えも読み通せる勘の鋭い賢しい子供だったが、成長後の第9シリーズ最終回で進学塾に通わずに独学で東大に現役合格し入学するものの、父の仕事を手伝うようになる。最終シリーズ第2話で「幸楽」を出て、父の長太と暮らしそれ以降はインターネットCMの仕事を始め、東大にはほとんど行けていない様子でおやじバンドのCMソングCDの件で勇達に相談を持ち掛け最終回の眞と貴子の結婚式にも出席している。 最終シリーズ後のスペシャルからは出番はほとんどなくなり音沙汰なしである。 誠は眞の結婚相手は加津しかいないと語っていた。

Add

岡倉の母親死亡

相続問題

タキさん問題

墓問題

実家を頼るバカ娘五人組の物語

登場人物の性格、行動に一貫性なし

話を強引につくっていく脚本

 


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Last-modified: 2024-04-23 (火) 20:56:02