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Rの法則

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『Rの法則』(アールのほうそく)

2011年3月30日から2018年4月24日まで

NHK Eテレ

教養バラエティ番組

毎週月曜日 18時55分 - 19時45分、毎週火曜日 - 木曜日の18時55分 - 19時25分

司会 山口達也(TOKIO、2011年3月30日 - 2018年4月24日)

R'sメンバー(アールズ)

第9期

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山口達也の不祥事と番組の打ち切り

放送8年目に突入した2018年4月、司会の山口達也が2018年2月に引き起こした不祥事により、2018年4月25日から当面放送休止となる。その後、5月7日に番組の打ち切りを正式に発表[1]。番組を打ち切らざるを得なくなったことについて、NHKは関係先への損害賠償請求を検討している。この影響で、5月8日に放送予定だった蒼井翔太がゲスト出演した回をはじめ、収録済みの物は全てお蔵入りとなった。当番組終了後はつなぎ番組を挟み、月曜 - 水曜は2018年10月1日より後継番組『沼にハマってきいてみた』が放送開始し、木曜はアニメ『クラシカロイド』の再放送が行われた.

2020年9月23日 掲載 事件のあったについて語ってくれるのは、さる捜査関係者である。

「朝の番組を終えた山口は日中から、まずはビールから酒をスタート。それであるタレント事務所に所属する被害女性に自分から連絡し、”部屋に来い”と誘っています。彼女はそもそも山口のことが好きではなかったんですが、仕方なくそれに従わざるを得なかった」

 ただ、

「“1人で行ったら絶対にレイプされる”と危険な空気を察知して、知人の少女に頼み込み、何とか付いてきてもらうことにしたんです」

 山口と被害女性、そして彼女の知人の共通点は、山口が司会を務めるNHK Eテレ『Rの法則』。

 そのことと被害女性が誘いに応じざるを得なかったのは繋がっているのだが、それは最後に触れるとして、

「2人の少女は夜の8時前に港区の山口のマンションに到着しました。お香のような匂いが充満するその部屋で山口は、”どうして1人で来なかったのか?”と被害女性に詰め寄った」

 そして山口は彼女らに、甘い味の缶酎ハイなどを勧めている。

 未成年の2人はこれに乗らず、アルコールを飲むフリをしつつ、やり過ごしていた。

隙を見てトイレに駆け込んで母親に連絡した 私生活では2016年に離婚していた山口達也

 山口は異様なハイテンションで、変なクスリでもキメているかという状況だったという。そしてそんな中、

「山口が自分の唇を被害女性に近づけていった。彼女は顔を背けたけれど、その際、山口の唇が彼女の頬に触れました」

「それをきっかけに山口は彼女の顔面を舐めまわした」

「ソファに彼女を押し倒そうとしたり、時折、卑猥な言葉を投げかけたり……。彼女は隙を見てトイレに駆け込んで母親に連絡しました」

「それで山口も“彼女を自分の自由にできない”と悟ったのか、2人は解放されたのです」

「到着した母親と共に警視庁麻布署に向かった。被害を報告し、舐められた顔面から山口の唾液を採取。DNA鑑定に回しました。その後の捜査で、これが客観的な事実として効果を上げることになります」

「2月12日の出来事」は 時間にしてわずか40~50分の出来事だった。しかし、麻布署にいる間もずっと、被害女性の身体はガタガタ震え続けていたほど長く恐ろしい時間だった。

「山口に気に入られなければ出演も覚つかない」という支配構造  山口と被害女性らが出会った『Rの法則』とは、2011年3月末にNHKのEテレで始まった番組だ(2018年4月に終了)。

「10代女子の気になるトレンド」などについて、司会の山口とゲスト、高校生のタレントやタレントの卵十数名であれこれコメントし合うものだ。

「教養バラエティ」を謳ってはいるが、中身自体は「水着の選び方」、「猫背を伸ばしてバストアップ」など‥…。そして、この「高校生のタレント」のなかに、今回の被害女性らも含まれていたのだ。

 週4回放送のこの番組に出演経験のある女子は、

「男子と女子の間での連絡先の交換もダメだよって局側から言われているんですけど、(ジャニーズ)ジュニアの男の子とかがよく出演していて、やっぱりカッコいいから、近づこうとする女子はいました」

 問題はそればかりではなく、

「限られた出演枠を狙って、タレントが『イス取りゲーム』をしているのを想像してください。で、出演者を実質的に差配しているのは、山口側と制作会社側なんです」

 裏返せば、山口に気に入られなければ出演も覚つかない。実際、被害女性が山口の誘いを断りきれなかったのも、「断れば出演できない」と言うプレッシャーがあったことは想像にかたくない。

 いびつな支配構造を生み出してしまったことも問題だが、それを自覚せず、ただ胡座をかいていた山口には「クビ」という厳しい処分が下ったのだった。

週刊新潮WEB取材班

 

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Last-modified: 2020-12-02 (水) 14:51:00