TV

どてらい男

16454217470004.jpg
 

どてらい男 (「男」にルビ「ヤツ」が付く)(どてらい男(1)(立志編)、どてらい男(丁稚・独立篇、戦争篇(戦争編)、戦乱編))

関西テレビ開局15周年記念番組。「1928年(昭和3年)、金物の町・大阪立売堀の機械工具販売・前戸商店に丁稚見習いとして採用された福井県三方村出身の青年、"モーやん"こと山下猛造(西郷輝彦)。立派な商人になるという大望を抱いて意気揚々と働き始めたが、持って生まれたド根性と型破りな行動から郷里で"どてらい男"と呼ばれた猛造の新米丁稚らしからぬ言動は、旧弊な商店の人間たちをとまどわせ、生意気だと先輩店員たちの反感を買う。中でも番頭の竹田(高田次郎)は猛造を忌み嫌い、店から追い出そうと執拗にいやがらせをする。しかし、猛造は同郷で同僚の親友・尾坂(田村亮)や先代社長の娘・弥生(由美かおる)、岡田支配人(大村崑)といった理解者に助けられながら、持ち前の機転とがむしゃらな行動力で困難をひとつずつ乗り越えていく。【この項、AMAZON広報資料より引用】」昭和初期の大阪で、商店の下働きとなった「もーやん」こと山下猛造(西郷輝彦)が、破天荒な行動力とアイディアで出世していく。タイトルに使用されている「どてらい」は「すごい」という意味の和歌山・紀州地方北部の方言。好評で続編が次々と作られて全181回の長きにわたり制作された。演出の内海佑治は回顧する。「私の経験では高視聴率の番組は難産が多かった。ゴールデンタイムで常時20%以上、時には30%を超えた『どてらい男』は、はじめ予定していた番組がフジの企画に似ているとかで制作直前につぶれ、慌てて新しくつくりかえたのに、今度はスポンサーの逆鱗にふれて半年以上もオクラ入り。がフタをあけてみると3年6ヵ月181回の超ロングランとなった。【この項、文:内海佑治氏(「民放くらぶ」第83号(日本民放クラブ、2006/09発行)より引用)】」タイトルバックは第十四回、第二十七回、第五十三回でそれぞれ新しいものに変更された。日本軍内での描写が入った回では番組冒頭(第七十一回のみオープニング表記の直後)にフィクションであるとのことわりが挿入、表示された。各回の「ことわり」の文は以下のとおり。第六十六回「このドラマはフィクションであり事実に基づいたものではありません」、第六十七回・第七十回・第七十一回・第七十四回「このドラマはフィクションであり、劇中に登場する人物、団体などはすべて事実に基づいたものではありません」。この第1シリーズにあたる本作はタイトルは『どてらい男』のままで「○○編」などが付されることはなかったが、最終回にあたる第77回の末尾には「戦乱編 おわり(「戦乱編」は四角囲み)」と表示された。【サブタイトル】第一回・第二回(サブタイトルなし)、第三回「にぎりめし」、第四回「みち潮ひき潮」、第五回「見たぞ!秘密を」、第六回「やられたら、やりかえせ!」、第七回「酒と女と学校」、第八回「朝がえり」、第九回「対決!番頭対丁稚」、第十回「食うか 食われるか」、第十一回「渦の中の弥生」(1973/12/11放送)、第十二回「売ったるで!」(1973/12/18放送)、第十三回「走れ!コッテ牛」(1973/12/25放送)、第十四回「人を使う方法」(1974/01/01放送)、第十五回「虫けらの意地」(1974/01/08放送)、第十六回「毒には毒を!」(1974/01/15放送)、第十七回「竹田敗れたり!」(1974/01/22放送)、第十八回「目を開け!モーやん」(1974/01/29放送)、第十九回「恋ごころ」(1974/02/05放送)、第二十回「嬢さんさいなら(誤り…嫁さんさいなら)」(1974/02/12放送)、第二十一回「男が先か女が先か」(1974/02/19放送)、第二十二回「恋と親友」(1974/02/26放送)、第二十三回「東京進出」(1974/03/05放送)、第二十四回「二つの再会」(1974/03/12放送)、第二十五回「陸軍が味方だ!」(1974/03/19放送)、第二十六回「独立戦争」(1974/03/26放送)、第二十七回「旦那の作戦」(1974/04/02放送)、第二十八回「のるかそるか」(1974/04/09放送)、第二十九回「敵か味方か」(1974/04/16放送)、第三十回「どてらい店発進!!(誤り…どてらい店発進!)」(1974/04/23放送)、第三十一回「妨害」(1974/04/30放送)、第三十二回「商人の道」(1974/05/07放送)、第三十三回「お目見得泥棒」(1974/05/14放送)、第三十四回「赤紙きたる」(1974/05/21放送)、第三十五回「嫁というほうび」(1974/05/28放送)、第三十六回「すれちがい」(1974/06/04放送)、第三十七回「かえらぬ花婿」(1974/06/11放送)、第三十八回「さらば立売堀」(1974/06/18放送)、第三十九回「まぼろしの花嫁」(1974/06/25放送)、第四十回「出征前夜」(1974/07/02放送)、第四十一回「一夜妻」(1974/07/09放送)、第四十二回「契約結婚」(1974/07/16放送)、第四十三回「男と女の賭け」(1974/07/23放送)、第四十四回「猛やん危機一髪」(1974/07/30放送)、第四十五回「茂子に迫る魔手」(1974/08/06放送)、第四十六回「アシのある幽霊」(1974/08/13放送)、第四十七回「愛の巣づくり」(1974/08/20放送)、第四十八回「オケラ大作戦」(1974/08/27放送)、第四十九回「見せ金」(1974/09/03放送)、第五十回「執念」(1974/09/10放送)、第五十一回「罠(ルビ「ワナ」が付く)」(1974/09/17放送)、第五十二回「密告」(1974/09/24放送)、第五十三回「捨て身の一策」(1974/10/01放送)、第五十四回「一か八か」(1974/10/08放送)、第五十五回「三枚の召集令状」(1974/10/15放送)、第五十六回「商人の基本」(1974/10/22放送)、第五十七回「最後の新婚旅行」(1974/10/29放送)、第五十八回「東京無宿」(1974/11/05放送)、第五十九回「江戸っ子」(1974/11/12放送)、第六十回「将軍の死」(1974/11/19放送)、第六十一回「猛やん故郷に帰る」(1974/11/26放送)、第六十二回「死んだらいやや」(1974/12/03放送)、第六十三回「あゝ兵隊」(1974/12/10放送)、第六十四回「しごき地獄」(1974/12/17放送)、第六十五回「地獄の沙汰も」(1974/12/24放送)、第六十六回「兵隊商人(「商人」にルビ「あきんど」が付く)」(1975/01/07放送)、第六十七回「地獄で仏」(1975/01/14放送)、第六十八回「殺意の銃口」(1975/01/21放送)、第六十九回「どいつだ?!裏切者は」(1975/01/28放送)、第七十回「裏のまた裏」(1975/02/04放送)、第七十一回「弱味をさがせ(誤り…弱みをさがせ)」(1975/02/11放送)、第七十二回「あゝ面会」(1975/02/18放送)、第七十三回「軍人の世界」(1975/02/25放送)、第七十四回「脱走」(1975/03/04放送)、第七十五回「あゝ輸送船」(1975/03/11放送)、第七十六回「“自爆”分隊」(1975/03/18放送)、第七十七回(最終回)「日本負けた…」(1975/03/25放送)。【出典:ドラマ本体のクレジット表示より採録(採録:古崎康成)】【データ協力:大津市立図書館花登筐記念文庫】【参考文献:WEBサイト「AMAZONプライム」】


添付ファイル: file16454217470004.jpg 3件 [詳細]

トップ   編集 凍結 差分 履歴 添付 複製 名前変更 リロード   新規 一覧 検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS
Last-modified: 2022-02-22 (火) 20:10:00